暖かくなりました、春ももうすぐ。
庭のクリスマスローズ、赤いのは満開でしたが、
ピンクに続いて白いのも咲き始めました。
色の濃い花から順番に咲く様子を見ていると、
人間も個性の濃い人からガンガン前へ出てゆくなぁ・・・
なんて思ってしまう。
でもこの白くうつむきかげんに咲く様子の美しいこと!
さて、先日の藤村実穂子さんのリサイタルでドイツリートに目覚めた私。
もちろん藤村さんの歌も素晴らしかったのですが、
他の歌も聴いてみたいと思って探したのがこのお方。
ドイツのバリトン歌手。
あのフィッシャー=ディスカウの最後の弟子だそうです。
なかなかのイケメンですが、もちろん歌声も素晴らしい。
今までよく聞いていたイタリアやフランスのオペラなどとは違う、
力強くも深く優しい歌声。
ハイネの詩、シューマンやシューベルト、そしてベートーヴェンの曲。
壮大な交響曲から繊細な歌曲まで、
やっぱりベートーヴェンって深い、海のように。
そして宇宙のように広い・・・!