Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

たからもの

2015年10月02日 | 音楽

7月にウクライナのランチを食べてから

好んで聴いていたチャイコフスキーの交響曲第2番、

「小ロシア」とか「ウクライナ」と呼ばれる曲です。

ロシア民謡をモチーフにした曲なので

どこかで聴いたことのあるような曲がちらほら・・・

今年の夏は寒い国に想いを馳せて酷暑を乗り切りました。

なんとなく流れで読書もロシアのもの、プーシキンの「ベールキン物語」。

吹雪の中、トロイカを走らせる・・・そのフレーズだけで体感温度が下がります。

想像力豊かだとお金がかからなくていい・・・

 

9月に入り、早生柿の収穫のお供にウォークマンを買いました。

いつも音楽を聴きながら柿を収穫するのですが、スマホは重くて。

4GBのお値打ちなやつです。

赤いポーチは付録のカメラケース、クッション機能内蔵です。

ウォークマンといえば、昔々・・・大昔、私が高校生の頃、

カセットテープを聴くためのウォークマンが出た記憶が・・・

もう何十年も前で私にはとっても高価で手の届かないものだった・・・

いまのように誰もが豊かな時代ではなく、

学生だとお金持ちのお子様しか買ってもらえなかった・・・

そう思うと今の子は幸せだな~と思いますが、

長男にそんな話をしたらきっと「江戸時代の話?」とバカにするかも。

育て方を間違ったなぁ・・・

 

そのウォークマン、パソコンにつないでCDを取り込むのですが

すでに私のPCに入っている曲が勝手に取り込まれ・・・

私にはなんだかよくわからないまま (^_^;)でも順調に楽しんでいます。

携帯のリスモに入れるためにPCに取り込んだ曲も、勝手にたくさん入りました。

上松美香さんの「テソリ—ト」、スペイン語で「宝物」。

アルパで演奏されたたくさんの映画音楽が納められています。

もう十年以上前のCDですが、改めてじっくり聴くと、

暖かで穏やかで優しく懐かしい音色・・・

しかも「サウンド・オブ・ミュージック」なんてメドレーで名曲の数々が。

懐かしくて「サウンド~」のDVD借りてきて観ましたよ。

なんだかね・・・想いも寄らないところで涙が出てきてしまう・・・

トシかしらね・・・

母が若い頃、映画をたくさん観ていて(ていうか映画くらいしか娯楽がなかった)、

母の口から聞いたことがない映画でも、同じような時代の映画というだけで、

映画そのものや、母に対して、そしてアルパの音色の、

すべてにノスタルジーを感じてしまいます。

私にとっても本当に「TESORITO」。

 

 


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