慌ただしく過ぎていった3月。
11日に行ってきたのは「大垣市守屋多々志美術館」
大垣市で生まれ育った私。
この美術館、以前は百貨店だったのです。
デパート、というよりは百貨店、私が二十歳くらいまでは営業していたかな。
ちょっとクラシカルでステキな建物。
営業当時も少し高級感があって、庶民の私には縁遠いお店でした。
美術館に生まれ変わって、いつか行きたいと思っていてもなかなか・・・
コロナで公共交通機関で遠くの美術館に行くのがためらわれ、
最近はなるべく自家用車で行ける所を選んででかけています。
(昨年のゴッホは特別)
世間ではずいぶんコロナ対策も緩和されてますが、
まだまだ油断はできません。
今回はパンフレットのこの
「ウィーンに六段の調(ブラームスと戸田伯爵極子夫人)」に惹かれて。
いつか観たいと思いつつ、近いのでいつでも行けるから、
となかなか行けなかった。
やはり実物は素晴らしい!
ほぼ等身大の人物画、ドレスの美しさや、香炉から立ち上る煙、
そして私の敬愛するブラームスのしかめっ面!
(たくさんの名曲を作った人、私は特に合唱曲の数々が好きです)
その他にも、守屋多々志が留学したイタリアの様子など、
素晴らしい作品の数々、
近いのに今まで行かなくて、人生損してた。
シルクロードを渡るお姫様や、若き日の岡倉天心のいる教会など、
それはそれは美しい絵ばかり。
次の展示は源氏物語など王朝絵巻ですって!
また行かなくちゃ‼
帰り道、懐かしい商店街をぶらぶら。
大垣銘菓「金蝶饅頭」、似たようなのが色々あるけど、
久しぶりに本物を食べた!
多分5つくらいはいけちゃいそうな気がして、
家族の人数分しか買わなかった。
次回の王朝絵巻を観た後は5ついっちゃう⁉
お店のすぐ近くには水の都・大垣らしく湧き水が。
汲んで帰る人がたくさんいました。
おいしいのよ、大垣の水は。
そして薬局の看板娘の黒猫ちゃん。
真理子さんのコンサートと、美術館と。
近くて遠い故郷を堪能。
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