Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

近江路

2020年08月04日 | 美術館など

長~い梅雨が明けてもう8月。暑いです、猫もとろける暑さ・・・

7月は日記をさぼってしまいましたが、梅雨空の下、滋賀まで出かけました。

今日現在ではとても外出する気分にはなれない状況ですが、

その頃はまだ気をつければ大丈夫かな?という感じでした。

でもやはり電車に乗って名古屋まで行くのは怖いし、

自分で運転していける限界の所で興味深い美術館・・・

ということで行ってきました佐川美術館。

あいにくの曇り空、お天気だったらさぞきれいだろうと思います。

もう5年も前にも訪れた時は「キース・へリング展」だったような・・・

それはついでで、所蔵の平山郁夫作品がお目当てでした。

今回は私の大好きな広重です。

広重の浮世絵は四季折々の情景や、土地土地の風情、

ざわめく風や空気の冷たさや暖かさ、おまけに湿度まで感じられるような「画」が好きです。

(あくまでも主観ですが・・・)

中でも雪景色や雨に打たれる場面が特に好き。

そう、時代を超えて自分もしばし街道の旅をしているような・・・そんな気分になれます。

心は江戸の旅・・・

 

美術館の中庭にはガマの穂が・・・

子どもの頃、家の近くに小さな沼があって、そこにガマの穂がたくさん生えていた。

今では住宅地になっているので、なつかしくて見入ってしまった。

 

岐阜も緑がいっぱいの田園地帯ですが、滋賀は広大な田んぼが広がっていました。

雨が上がって琵琶湖の対岸がうっすらのぞいていました。

お天気だったら絶景ですが、この景色も趣深い。

あまり快晴だと暑いので、お出かけは梅雨が明ける前にと思って出かけたので正解でした。

しかも晴れ女の私、梅雨時にも拘わらず傘いらず。

昨年の京都でも、5年前の同じ佐川美術館でも、館内から外を見ると土砂降りでも、

外へでると雨は上がって傘いらず・・・、よくあることです。

出かけるまでは少々億劫でも、やはり出てしまうと楽しい道中。

寄り道して写真を撮ったり、おいしいものを買ったり・・・

今回は彦根の「たねや」さんで大好きな最中を買いました。

これも目的のひとつ、最中と一口にいってもたねやさんのは違います。

初めて食べて以来、私はたねやさんの最中しか食べません。

一生他の最中は食べません!!(なんの宣言だか・・・)

 

とても楽しかったので、また涼しくなってコロナも落ち着いたら、

今度は岐阜から向かうと彦根や美術館のある守山とは逆方向の

長浜にでもいってみたいな・・・ガラス館と焼きサバそうめんを目的に。

 


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