行ってきました、ハプスブルク展。
ずいぶん前にニュースで見て、家族みんなで行く?なんて言ってました。
でも東京へ行ってまでは・・・とヒートダウン。
年が明けて長男が「12、13日なら空いてるよ?」とメールが。
そこまで言われては、と二人で行ってきました。
次男は新幹線で日帰りするよりは、夜行バスでゆっくり行きたいみたい、
しかもハプスブルク家にはそこまで興味ないみたい・・・
私たち親子は宝塚の「エリザベート」を観て以来、興味を持ちましたが、
そういった人も多かったみたいで・・・
宝塚以外でも「エリザベート」やってますし、最近はちょっとミュージカルブーム?
だからか若い女の子も多かった・・・(・・・に色々な思いが含まれてます、煩いとか)
私たち親子は入り口で解散、出口集合。
入口付近では目が合い、少し話もしましたが、後は混んでいてバラバラに・・・。
いや~すごい人でしたよ。チケット買う列が1時間待ちくらいかな?
豊田で懲りたので、事前にチケットはGET、なので入場は待ち時間ナシでしたが。
息子も「チケットなかったら大変だった」 さすが母ちゃん、とは言われなかったけど。
宝塚宙組の「エリザベート」を観て以来、彼女に関する本はたくさん読んでいました。
その後は中野京子さんの本でハプスブルク家650年の歴史も予習しましたが、
いや~なかなか、650年の歴史は重い。
私に理解できるのはこのお三方くらい。
息子はナント、このフランツ・ヨーゼフさんのファンらしく、感動していました。
あのストイックさをお手本にしたいらしい。
まぁそこそこ頑張ってるんじゃないかな(親ばか)
スペイン・ハプスブルク家の絵画は、ベラスケスなどたいそうな作品群でしたが、
エリザベートの肖像は有名なヴィンターハルターの方じゃなしいなぁ~
というのが東京までいってまでは・・・と思った理由でしたが、
やはりこの目で実物を拝むと、感慨深いものがありました。
マリーアントワネットの肖像はサイズもかなりのものでしたし、
あのヴィジェ=ルブランの目を通してアントワネットを見た気がする・・・
というと大げさでしょうか・・・
もちろんシシーの肖像も一番人気で、最後の展示場所でしたが、
なかなか彼女の前からは去りがたい人が多く・・・
実物の彼女の輝く瞳や肌もこんな風であっただろうなぁ・・・
やはりなんでも機会があれば実物を見るべき、と思いました。
誘ってくれた息子に感謝
ヴィジェ=ルブランといえば、名古屋の美術館で彼女が描いた肖像画をみた記憶が。
フランス革命から逃れたロシアで描いたロシアの皇女の肖像画。
長いこと美術館巡りしていると、こんな再会(?)もあるのね・・・
そんなこんな考えたり思い出したり、一人でのんびり観て回り、
観終わっても息子とははぐれたきり、
「外でロダン観てます」とラインして、美術館の外へ。
勉強不足で恥ずかしいのですが、
国立西洋美術館にもロダンの作品があるのを知らなくて。
前から観たかった「カレーの市民」
そして「地獄の門」
あ~これで静岡まで行かなくてもいいわ~
(次は静岡の美術館に行きたいと、行きの新幹線で思っていた)
ところで、隣の美術館ではゴッホ展やってるけど、
最終日の前日だから混んでるからハシゴは無理だよね~
なんて思っていましたが・・・想像以上でした。
無事息子と再会して、パンダ観覧は拒否され(シャンシャン帰っちゃうのに)、
ご飯でも食べようかと歩いていたら、ゴッホ展の長蛇の列。
「最後尾」の看板をみて「40分待ちなら並ぶ?」とゴッホ好きの息子。
よく見て、140分よ、2時間以上だよ。(今日のニュースで会期中45万人だと)
以前に名古屋で見た「ゴッホとゴーギャン展」
あれも素晴らしい展示だったので、140分待ってまでは・・・と帰路へ。
帰りの新幹線の中でふと思ったのが、
「ひょっとして二人で出かけたのって初めて? 最初で最後だね~」
楽しかったね、ありがとう。
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