今年の夏も旅行やレジャーにはでかけませんでした。
コンサートは4月に行ったきり・・・
いえ、6月に岐阜交響楽団は聴きましたが。
でも・・・
「エルミタージュ展」はずっと楽しみにしていたので
始まってすぐに行ってきました。
正確には「大エルミタージュ美術館展」ですが。
これが外観、大きなパネルが展示されてました。
今年のバカンスはロシアへ行ってきたわ~、なんてね。
エカテリーナ2世陛下、この絵は撮影OKでした。
私はこの方、けっこう好きです。
ちょうど名古屋行の電車で読んでいた
中野京子さんの「恋の嵐」に出ていたので、
なんだかひょっこりお友達に会ったような感じ・・・
(勝手にお友達登録で恐縮ですが)
入ってすぐに「聖チェチーリア」 音楽の守護聖人、
色んな楽器と一緒に描かれています。
「聖家族」 今回一番お気に入りの絵。
可憐で美しいマリアさま。
「エウロパの略奪」 神話の一幕ですね。
こちらもお美しい・・・
こうしてみると私は洋の東西は関係なく美人画が好きですね。
歴史や神話、聖書のシーンを描いた絵画を見ていると、
きっと何百年も前のこの時は、まさにこの絵の通りだったのかも・・・
とタイムスリップしたような感覚に陥ってしまいます。
(歴史画は誇張されていますし、神話や聖書は・・・ですが)
最後にクラナッハの聖母子、一目でわかる彼独特の麗人ですが、
私的にこの幼いキリストはちょっと・・・
今回は図録は買わなかったので、絵葉書のみ。
絵葉書の画像をUPしましたが、唯一買った風景画。
「月明かりの川の風景」見たまんまのタイトル
でも実物はとても幻想的で神秘的な絵でした。
今回の目玉はこの「盗まれた接吻」らしいのですが、
新聞広告やポスター、そして看板にも大きく出ていましたが
拍子抜けするほど小さな作品でした。
このドレスのドレープや絹の光沢、そしてショールの透け感・・・
とっても素晴らしい絵画です。
お土産にはロシア、マイスキー社の紅茶。
プーシキンの絵本の挿絵が描かれた缶入り。
とってもおいしかったです。
プーシキンは好きで何冊か読んだことがありますが、
この黒猫ちゃんは「ルスランとリュドミラ」という童話に登場するらしい・・・
他にもリムスキー=コルサコフのオペラのニワトリや、
エフゲニー・オネーギンの一幕や・・・
ロシア雑貨って華やかで可愛いですよね。
いつか寒い冬にはサモワールで紅茶、ささやかな夢です。
大満足の絵画展でしたが、夏休み(私の夏休みって?)の最後に、
もう一度行ってきました。
前回は音声ガイド(又吉先生の解説でした)を聴いてじっくりと、
二回目は好きな絵だけさらっと観て参りました。
同じ展覧会を二度も観るのは初めてですが、せっかくロシアから来ていただいたから
お出迎えとお見送りをしなければ・・・(ロシアへは帰らず次は神戸らしいですが)。
楽しい夏の思い出でした。
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