来月はまた富有柿の収穫があるので
今のうちにリフレッシュ。
・・・というわけでちょっとお出かけ。
沙羅双樹の館といわれる三甲美術館。
「魚を描く」という展覧会で加藤栄三・東一、
前田青邨など岐阜ゆかりの画家の描いた魚。
鮎や鯉、鵜飼の情景が描かれていました。
鵜飼の時期に合わせ・・・とのことでしたが
最終日の昨日、ギリギリセーフでした
こういった私立(ですかね)の美術館はたいてい貸切。
昨日も静かに・・・自分の世界にこもって観ることができました。
土地柄か川魚にはなじみ深いものがあります。
食べるのはニジマスが好きなのですが、
絵的にはやはり鮎、鯉はすてきですね。
あ、鯉のお刺身は大好物ですが。
大きな美術館の常設展示というのは
あんまり興味をひくものがないのですが、
こちらは常設展も大変素晴らしかった
ルノワールシャガール、フジタまでありましたが
ユトリロにもお目にかかれました。
ユトリロの白が好きなのですが、白が素敵な絵でした。
茶器もたくさんあって、初めて茶杓を見て感動しました。
(初めて茶杓を見た、という意味ではないです)
銘が「鐘聲」というものでしたが、いろいろイメージが広がります。
月ごとの草花のお茶碗が各ふたつ、計12個。
月ごとに季節を感じながらお抹茶をいただく・・・なんて
そんな風雅な生活を想像してしまいました。
二階の常設展示室で非常に興味深いものを拝見しました。
和紙彫塑なるもので私は初めて見ましたが
それはそれは美しいものでした。
和紙で作った人形・・・と一言で表現してはいけないような・・・
岐阜ゆかりの織田信長の生涯が創られていました。
お座敷からは金華山がよく見えました。
とっても贅沢な一日でした。
美術館は丘の上にあるのですが、途中見晴らしがよく、
鵜飼大橋がよく見えました。
沙羅双樹の館、というだけあって中庭にもエントランスにも
たくさんの木がありましたが花の見ごろは6月とのこと。
また花の時季に合わせて訪れてみたいです。
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