クロイドンノース

メルボルン郊外のクロイドンノースでの主婦の生活。
息子の言語発達遅滞のことやクロッシェの記録も。

"L"の発音

2014年08月23日 | 言語発達遅滞

息子LHのスピーチセラピー、順調に進んでいます。

2013年9月にセラピーが始まってから結構すぐに取り組み始め、ゆっくりですが改善の兆しを見せているのが「L」の発音。

舌の先を、上の前歯の後ろにある山につけて発音する「L」。

言語発達遅滞がなくても、この発音に苦労する子って多いんです。
どうしても赤ちゃんの頃の「w」の発音になってしまい、
I love you が I wuv you とか、LibraryがWibraryとか。

うまく発音できないまま成長すると、別に脳とかに異常があるわけじゃないけど、社会的によろしくない…。


まずは舌を動かす運動を教えてもらい、LHと二人で2週間毎日やりました。

Lの発音練習は先生が指の動作を交えて大げさにいつもやって見せてくれます。
この舌の動きを真似た指は、視覚優位の息子に分かりやすくするためです。


なんでもゲームにして子供が楽しみながらセラピーできる教材が結構あって関心するばかり。

モンスターが大好きなLHはこの絵が大変気に入りました。

Lだけの発音練習が終わると、Lと母音をくっつけたランダムな語を発音させてみました。
Lor、La、Layなど。

が、うまくいかないのでLと母音の間に一拍置いてL-orなど発音させるという練習を数ヶ月間しました。

今現在は一拍なしで続けて発音させていて1語として発音できるようになってきました。

アイスクリームとふくろうの絵を使ったゲームは今でも練習で生きています。

アイスクリームはLollypopでLから始まる言葉で、子供が大好きなもの。
ふくろうの鳴き声は"Hoo hoo"で、(人間が)唇をすぼめて発音します。
Lの発音では唇は丸めません。
なので、唇を丸めるwの発音をしたら「ふくろうがアイスクリームを取りに来るよ!気をつけて!」
というようなゲームをしました。


でも日常生活ではまだまだwの発音だし、Lから始まる言葉の練習だけ。
SlipとかLが子音や母音の間にある語の練習はまだまだ先になりそうだし、Lを含んだ語を文章中できちんと発音するのももっと先。

Lの発音の練習は9段階もあるとSPの先生が説明してくれました。

日常会話でLをきちんと発音できるようになるのは、それらをマスターしてからだそう。
じっくりやるしかないです。



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