南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

宵桜完売御礼

2007-02-15 02:08:26 | ・海カフェにて

 ライブのタイトルは!ずばり  ♪波の音 風の音ライブ「宵桜」
はどうだ。とかいってる間に満席になってしまった。す、すごい。

客席に限りあるため、まずはお店のお客様に聴いていただきたい 。
これがボクとアヤコレットの100%の希望。店内のPOPとブログだけで完売した。
どなたにも案内は差し上げなかった。ごめんなさい。

時は待ってくれない。ライブの翌日彼女は二度目の旅立ちです。

昨秋お母様が亡くなられる2日前ここからエフエムラヂバリの生放送に向った。
そのときのパーソナリティのUSAさんはブログを見つけて駆けつけて下さる。
ママに捧げるテネシーワルツはきっとまた歌ってくれるはずだ。

先週お父様が亡くなられる2日前にここを訪れて、アヤコレットがいつも口にしてくれていた「ここでギターを聴きたい」話をして即断即決していただいた。
お父様とはお店で偶然出合ったとき、ご自宅に伺ったとき、キャメリアホールの楽屋を訪ねていただいたときいつも命を懸けてお礼を言って下さっていたのだ。
その眼差しが忘れられない。

娘としてご両親に献身して孝行し、一方で歌手兼ピアニストとして鮮烈に故郷に錦を飾ったアヤコレットはいまご主人と東京に向かっている。

ライブの日には、きっとこういう話はしないだろう。
もろもろ人生の思いもこめて一言で 海に捧げる ひとときをつくりたい。
絶景を眺めておいしいコーヒーをいただく。やがてフラメンコギターが流れ、
茜色の歌声とともにゆったりと流れるときに身をおく・・・・・
しかも頃は春、桜の花が咲いていれば尚よい。よよいのよい