スペシャライズドからの契約解除
それは突然、と言うにふさわしく1通の封書でやってきました。
それ以前にZOOMというオンラインの会議形式で
会社側の方針という形で 200件あるリテーラーを130件に削減する旨を
通達する形で告げられ、弊店にその通知が本当に来てしまいました。
そのZOOMの場で、一部の気概の有るリテーラーのかたが、(皆さん
こんなこと黙ってていんですか?)と 呼びかけがあったのですが、
自分としては、唖然としてはいましたがこの会社の一方的な
小さいリテーラーなど歯牙にもかけない態度は ある程度いつものことですで
憤慨はしていますが、すぐにリアクションできずにいました。
また、いつも温厚でい人柄のよさがにじみ出るリーテーラーの方から
(いままで共にスペシャライズド製品を全面に取扱いしてきたじゃありませんか)
という旨の発言に、自らを代表と呼んでいるかたが(それは過去のことです。)と
一言で片づけけてしまったのには 唖然を通り越して凍り付くような思いに駆られました。
この代表は、我々の会社のライバルはGoogleやてTeslaといって憚りない男で
そのうえでこの日本という国は三流の国だからとわざわざ念を入れて繰り返す人です。
その国で、この年度38億円を売り上げ、数年後にはこれを数倍にするとうそぶくのです。
まあ、あちらの方がクレバーでいわゆる社会的勝者かもしれませんが、
ほとんどのこの契約解除にあった方々は店の主な商材として長い間取り組んできたものを
一方的に契約解除ですから、言わば飯の糧となるものを取り上げられてしまったわけです。
黙っているわけにはいかない気持ちです。
実は先日のZOOM会議の少し前、やはりZOOM会議が開かれその時も
来季の販売条件の提示が有りました。毎年変わる販売条件に右往左往するのですが、
その時の条件には今年度より少し厳しいものの、なんとか乗り切れるもので、
少し安堵したものです。
ところが2か月も経たないのに、前回の提示案はまるで反故になり、
前回のことには全く触れもせず信じがたい条件で押し通し、急変したのです。
代表曰く、アメリカにいってきたそうです。 そこでドヤサレタ?のか
なんといってもアメリカの会社ですから、昨今話題になるように
行き過ぎた資本主義の弊害でしょうか? あの会社にとって必要なのは
過去に捕らわれることのない、”今”が大切、”売り上げ(金)”が大切の会社
の象徴でしょうか?顧客のことなど念頭にないように思います。
代表曰く、顧客サービスの向上が得られるそうです。リチュールでフィッティング
メールにより行き届いた情報とか言ってますが、本当にそれだけで済む問題でしょうか?
あるリテーラーの方の動画に依れば新潟には全くショップがなくなるそうです。
弊店の近隣の千葉はどうでしょう。 大きく展開てしていたお店は違う理由ですが
あつかえなくなるようですし、ともかくスペシャライズド欲しいという方には
近隣に店舗がないという状態があちらこちらで発生するのではないでしょうか?
200軒のリテーラーを130軒にするとすれば、これから売り上げを上げようというのに
70軒分の失われた人員のままでどう顧客の対応にあたるというのでしょう?
130軒の方がフルにその分労働出来るんでしょうか?雇用を増やすのでしょうか?
そんなことが可能なんでしょうか?
思えば、この会社が立ち上がる時に営業の方(その方は選手時代、日本代表になったほどの人ですが
そんなことをおくびにも出さず、いつも小売りのメンタリティーに寄り添ってくれる
営業の鑑のよう方でした)に誘っていただいてから、いろいろな地方のリテーラーの方との
交遊も出来、大切で貴重な時間も過ごさせてもらいましたが、その営業さんが
いや~私もいつ首なるかもわかりませんよと言ってました。(まさか?)
私はあんたが首になるんだったら、俺もスペシャライズドやめるよと
返したのですが、とうとう昨年辞めてしまったようで、図らずも弊店も
今回やめることになってしまいました。
理不尽なパワハラにあったようで、このまま黙って受け入れるしかないのでは
気が済まないので、こんな小学生の作文がごとくの長文になりましたが、
スペシャライズドという会社がどんな会社なの知ってほしい一心でした。
自転車はいいのにね。
あーあ、これから折角、弊店に予約を入れて頂いたお客様にお断りとお詫びの
連絡を入れなくてはいけません、これほど辛いお仕事は有りません。
概ね、金額ベースで120万ほどの売り上げが飛んでなくなります。