五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

Please tell me something words to soothe.

2006年04月20日 | 雑記
こんにちは。

今日は多分に鬱っぽい内容ですから、読んで具合の悪くなる
おそれのある方は、お読みにならない方が無難かと思います。


今日はいつもの神経科クリニック。

しかし、ゆうべは全く眠ることが出来なかった。
寝る前にメールが来て・・・複雑な気持ちになった。

いや、別に苦情とかそういうものではない。
むしろ、私には「もう少し喜んでもいいんじゃないか?もう少し」と言いたい。
でも、喜んでなんかいられないのだ。
複雑なのだ。
手放しで喜ぶわけにはいかない。
ただひとつ言えることは、私が何ものにも動じず、どっしりと構えて
いなければならない、ということだ。
頼りなくて、ごめんなさい。

それはまあ、おいといて・・・。
自分が良かれと思って慎重に言葉を選んで書いたはずの文章が
他人には全く違う受け取り方をされていることがある・・・ということを
痛感したのだ。

そして、心の中では憎んで(?)いても、実際に話しているときなどは
そんな素振りさえ見えない・・・。
そんな「ありえない」ような事が、本当にあるらしいのだ。
私は、ショックだった。
そして、自分の素直さがバカらしく思えてきた。

それは、おまえの文章表現力がなっていないからだろう?
それはそうだ。
認めざるを得ない。
「ありえない」と思っているのはおまえだけで、それは世間一般では
常識かもしれないじゃないか。
それも、そうだな・・・。

私は、今までの自分でいいのだろうか・・・
クソ真面目なところは、欠点かもしれないが、長所かもしれない。
自分を変えるって、難しいことだ。


そんなことが、布団に入ってからも頭の中を駈け巡っていた。
何時間たっただろう。私は意を決してパソコンに向かった。

それで、夜が明けてしまった。
書いては消し、書いては消し、推敲を繰り返した。
最初に書いた事柄をも含めて、意味が正しく伝わるように、誤解されない
ように祈りつつ、書いた。
日本語の常識なんて、最低限知っていればいい。そういう知識と
うまく伝わる文章を書くこととは次元が違うのだ。

なまじ日本語を専攻したため、私の文章には「血」がかよっていないのかも
しれない。それが誤解を生んだとしたら、皮肉なことである。

フラフラになりながら、クリニックに行った。
いつも会う患者さんには「痩せたね。顔色も悪いし」などと言われた。
すぐに顔に出てしまう。情けない話だ。
主治医も、話をしなくても何かを感じ取ったようだった。
さすがプロ。

膝がガクガクする。
いつもは歩いて帰るのだが、ふと「バスに乗ろうかな」と思った。
しかし、弱気になってはいけない、という思いから
結局は徒歩で帰った。
酔っ払いのように、フラフラと。
今日は、開店休業だ。上司も家にいるし。
昼食もほとんど食べない私を、不審に思っているようだ。
心配かけてはいけない。

2時間ほど眠れたので、こんなわけのわからない記事を書いている。
つとめて明るく振舞う自分が、なにか空回りしてる。
大丈夫。どんなことでも時間がすべてを解決してくれるだろう。
きっと、明るい未来が待っていると信じていたい。