五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

おジャ魔女どれみ16 TURNING POINT (第3巻) 感想っぽいもの

2012年12月01日 | おジャ魔女どれみ
東堂いづみ・原作
栗山緑・著
馬越嘉彦・イラスト
講談社ラノベ文庫

「おジャ魔女どれみ 16」の第3巻が、本日到着。
早速読んでしまいました。

今回の副題は、「TURNING POINT」。

あ、ネタバレを書きますので、まだお読みでない方はここでUターンお願いします。

第1巻の記事はこちら

第2巻の記事はこちら





表紙は、妹尾あいこさん。なんだ…この素敵なイラスト。
モモリアン感涙です(えー

単に、順番に表紙に登場しているのかと思ったら、ちょっと違うような。。

このシリーズ、早くも3冊目です。
しばらく「おジャ魔女どれみ」から離れていたのですが、読み始めたら俄然、春風どれみペース。
もう、キャラクターの声が声優さんの声で再生されまくり。ぬお~。

イントロダクションは、第2巻の終わりにちょこっと出ていた、ハナちゃんをとっ捕まえるお話。
ハナちゃんは、「パリの歌姫」として、フランス各地に出没。
不味い、騒ぎになると危惧したおジャ魔女さん。

捕まえてみれば、「ずっとみんなと会いたかったクル!!(大意)」
そして、ハナちゃんの目的は、妹であるユメちゃんを捜すこと。
ハナちゃんに妹が!?という新設定

彼女だけではなく、歴代女王様にも妹がいたという。
現在の(「ゆき先生」こと)女王様にも、マジョアヴェニールという妹さんがいたという新設定

ネタバレしてしまえば、この巻ではユメちゃんは見つかりません。
本の最後の方で、テレビ本編にも登場した人物が「マジョアヴェニール」であったという
新設定が明らかになり、彼女がユメちゃんを育てているらしい…という事だけ。

ハナちゃんは魔力で16歳になり、人間界への留学ということで春風さんと同じ高校に編入され。。

 

ピンナップ↑…(裏面にもイラストあります)。
高校生になったのに、無防備すぎますハナちゃん…(*゜∀゜)=3 ホンホンッ

※挿絵は、「ハートキャッチプリキュア!」風です。「Ω」という話も?
馬越先生の最近の絵柄なのか…。

それ以外の章では、妹尾あいこと藤原はづきの、いや、春風さん以外の
魔女見習いの「将来の夢」が描かれていくという内容。
「TURNING POINT」というのは、主に妹尾さんの夢に若干修正があった…というところとか。
魔女見習いになることを躊躇っていた瀬川おんぷが、意を決して魔女見習いになるところとか。
詳しくは感想サイト様をご覧ください(ちょ!

魔女見習いとして活躍する場面はあまり無いのですが、その分高校2年生の少女として、
笑ったり泣いたり、濃いお話が展開されています。
こういうハートウオーミングな構成は、テレビ本編とあまり変わらないので、すんなり小説の世界に
入って行けるのが良いと思います。
テレビに登場したキャラクターのその後が描かれたりとか、そういうのも嬉しいです。

春風どれみその人には、これといった夢が無い状況なのですが、少しずつ成長していることが
窺える内容です。少なくとも第5巻あたりまでは刊行されると思うのですが、その中で
春風さんも自分の「夢」を見つけていくのだろうと思います。


前2巻同様、平易な文章です。
主に春風さんの言葉として語られているので読みやすく、一気に最後まで行ってしまいました。
うむ、これがライトノベルというヤツか。。

巻末インタビューは、松岡由貴さん。
「早く声を乗せたい」と仰っています。超盛り上がれば、OVAとかもアリかも?

なお、第4巻からは「おジャ魔女どれみ 17」になるそうです。