育児をしながら英会話を教えてます

「英語を教えることは私の生きがい!」と思っていた私に子どもが舞い降りてきてくれた。英語と育児生活を綴ります。

出産の思い出 5

2020-03-02 20:00:00 | 育児日記
出産後、病院には1週間入院しました。

体は動かないけど話し相手もいないので暇でした(笑)
入院中の人ってこんな気持ちなのかなぁと感じていました。

私がお世話になった病院は、母親の体の回復を優先させてくれるため
自由に赤ちゃんを看護師さんに預けることができました。

でも我が子がかわいくてずっと見ていたくて結構一緒にいました。
それでも夜中は見ていただけたのでありがたかったです。


出産すると自然と母乳がでてくるようなのですが、私は出が悪かった。

雀の涙ぐらいしか出てこなくて
でも胸はパンパンに張っている。
それがめちゃくちゃ痛くて熱も持ちはじめて、いよいよ胸が激痛。

『出産してもまだ痛みは続くの(;_;)』
と思っていました(笑)

がんばって絞り出すのですが
全然出てきてくれなくて
(母乳が出る穴が少ない)
それでも出さなくちゃいけないから
看護師さんが絞るのを手伝ってくれました。

おそらく雑巾を力強く絞るくらいの強さでやってくれていたので、胸も悲鳴をあげていたと思います(笑)

新米ママは本当に何もわからないから、看護師さんはいろんなことを教えなくちゃいけないから大変だなぁとかんじました。

順調に授乳ができるようになるまで2ヶ月ぐらいかかったと思います。
それまで毎回吸われるのが痛かったり、吸い口が悪くて赤ちゃんが泣いたり、乳首が腫れて泣きながらクリームを塗ったりと激痛の日々が続きました。

子育てって命がけですね…。


入院中は、隣の病室にいる外国人のお母さんとお友だちになったり
食事を提供してくださる方と仲良くなったり素敵な出会いもありました(*^^*)


病院はとてもアットホームで私にはすごく合った環境でした✨

出産の思い出 4

2020-03-01 20:00:00 | 育児日記


手術から約2時間後、無事に終わり、手術室から出ると
夫や親戚たちが集まっていました。

夫は号泣。
『よくがんばったね』
と言ってくれました。

『私は何もしてない。先生たちが頑張ってくれただけで。私はただ寝てただけなんだよ…』
と思いながらも、まだ震えが止まらず疲れきっていて何も話せませんでした。


みんなは保育器に入れられた赤ちゃんを見て『かわいい〜』と感動していました。
こんなに近くにいるのに私は動けないし見れない…ちょっと切なかった(笑)

病室には他の人は泊まることができず、一人で夜を過ごしました。


しかし、体中が痛くて眠れず、ひたすら痛みとの戦いでした。
助産師さんが『痛かったり不安になったらいつでもナースコールしてね』
と言ってくださったのが救いでした。
初めて手術をしましたが、お腹を切られるって相当痛い。

そして次の日の朝、手術をして1日もたたないうちに歩くことになりました。 
(歩かないといけないらしい)


少しでも動くと傷が痛くて拷問でしたが、寝たきりの体勢もキツく…
スローモーションのような動きで歩くことになりました。


まずはトイレ。
トイレに行くだけで一苦労。
トイレに入ったら入ったで出血はしてるし、看護師さんのサポートは受けるし
「出産後ってこんなにボロボロなんだ…」と改めておもいました。

点滴をしていたこともあり、点滴の台を押しながら移動するのも大変。

トイレをするのも大変で
『こんなに痛いならトイレ行きたくない…涙』
と思っていました(笑)


昨日のお昼から何も食べていないのでお腹はペコペコ。
でも手術後は食べられないんですって。


しばらくしてきたごはんは『重湯』
帝王切開って本当に大変なんだな…としみじみ感じました。


そして毎日2〜3回の注射。

生まれてこのかた入院や大きな病気にもかかったことがなかったので
入院もすごく新鮮だし、毎日の注射は毎回ビビってました(笑)

それだけ健康をいただいていたんだな、と感謝。


そして『世のお母さんたちはこんなに大変な思いをしながら出産をされてきたんだな』
と思うと、知り合いのお母さんから
実の母に対しても尊敬の思いでいっぱいになりました。


つづく