アーノクグータラ

手芸 洋裁 庭いじり 子育て 器 美味しいもの ときどきお出かけ 

9日/夜~車中泊

2010-02-14 | 日常からの逃避行~旅行記
今回、ダーリンとヨーロッパの夜行列車にのるのを楽しみにしていました。
1泊宿代がうくこともあって一番移動距離をとれそうなベネチア~ドイツを寝台利用で予定を組んでいました。


先に列車に乗り込んだ私たちは
さっさと各自寝台にシーツをセットし楽しみに動くのを待っていました。

ベネチアからやっと列車が出るようです。
時刻どうり静かに動き出しました。


今回は寝台では一番安い6人のB寝台
防犯のためいちばん上の段を予約していました
東欧系夫婦1組もベネチアから乗ってきました。

夜中に各駅からばらばらと残りの人たちが乗り込んできました。
ビジネスマン風の中年イタリア男性2人

他も満席だったみたいで先に予約していて良かった。

ただ、この東欧系のご夫婦が難ものでして、、、



夜半を過ぎた頃からなんとももの凄い、鼾!

父親も鼾がひどいほうなのでまあまあ、慣れているかと思っていたのですが
比じゃない!!

さすがワールドワイド、、、上には上が、、なんて言っている場合じゃない。

地ひびきなみに凄まじい!

しかもいろんなバージョンがあり、、、
ガーガーから、グゴーガゴー、鼻穴が細く笛の様に鳴っているのか
きゅぴー~っていうのまで幅広い。

そしてたまに無呼吸っぽく止まったりして、こっちまでいつのまにか息が止まっている。

はあ~~しんどい。

車掌さんもたちかわり何度も「これ何の音?」
と見に来るくらいの鼾

全く寝られません!!!

とうとう隣の部屋からクレームもでたようで車掌さんに怒っている様子がカーテンを通して伝わってくる

しかし皆なす術無し。
まあ、悪気はないですしね。
(奥さんはわかっているのかだまって見て見ぬ振りで寝ちゃった。これで毎晩寝れているのか不思議だ)

もう一睡もできないくらいのひどさだったんです。
はあ、せっかくの夜行だったのに。。。
おすすめはやっぱり4人家族で4人の寝台ですねえ。


この列車は国境越えなので車掌さんがパスポートを預かる仕組みで朝到着駅の近くにきたら起こしてくれてパスを返してくれるのですが
さすがお心使いか、1時間前にこの方達を起こしにきてくれました。
私たちも同じ駅下車と伝えてあったのですが私たちは15分前にきてくれて。。。


なんとかドイツ入国です。

ミュンヘン中央駅早朝6時ごろ着。

今日は世界一美しいというノイッシュバンシュタイン城
別名:白鳥城へいくのです。


しかし眠い、、、ホテルは駅の東側すぐのところ。
フロントへ荷物を預けるだけ預け、また列車で眠い目をこすりながらFUSSENまでいきます。



9日目/イタリア~ベニス ムラーノ

2010-02-14 | 日常からの逃避行~旅行記
高いところから街を見下ろすとそのまちの概要がつかめる
という父の旅行格言を思い出し、まずは広場の橋にある塔に登ってみました。


エレベーターでのぼれます
上で偶然、12時の鐘がなり、そこここの教会からベネチア中に鳴り響く音が鳴り響きました。








このすばらしい景色、、、
なんて面白い街だろう。。。


そしてためいき橋は、、、工事中!っていうか絵やんこれ!

情緒なし!

散歩してまた水上バスに乗りムラーノ島へ


広場に巨大なガラスのオブジェ!

お昼はたまたま見つけたランチでしたがこれが正解!

ミラノ風カツレツもトマトパスタもフレッシュでおいしく値段も手頃
15ユーロでランチセット

大きなガラスのお皿にトマトパスタ、アマトリチャーナ

カツレツもさくっとおいしい。


運河そいで景色もいいし。


一見さんのところの味を雰囲気から見極めるのは得意なの私!(むんっ)
とダーリンにいつもいっている。

意外にもあまり
食べるところがないのでムラーノではおすすめです。


『AI VETRAI』にわとりマークがシンボル
ADD:Fondamenta Manin 29, Venice, Italy
TEL:041-739293




散策し、ガラス工場でひとしきり見学!




ぶらぶら水上バスや徒歩でまちを散策。
寒いのでところどころのバールで立ち飲みでお菓子と珈琲をつまむ。
(イタリアは立ち飲みと座ってとでは値段が違う)



しかし今日はまだ先が長かったのだ、、、
ここからが大変だった。


今日の夜は寝台列車。
夜行は11時すぎにサンタルチア駅を出る。

ということは、、、その時間迄寒いまちにいなくてはならない!
レストランでだらだらしているつもりが意外に早くきりあがり、、、
駅で待つ事に。

楽しかった気持ちがだんだん疲れて悲しくなってくる
喧嘩も勃発し、、、寒くて寒くて、大変でした。

列車が10時頃にホームに入ってきて、乗り込めたのでまだ助かった!!
と思ったらまだこれも悲劇な出来事への序曲だったのだ。

8日目/イタリア~水の都ベネチアへ

2010-02-14 | 日常からの逃避行~旅行記
今日は朝から移動。
早朝フィレンツエを出てベネチアへ。

水の都です
とうとうダーリンを連れてやってきました

列車でベネチアに入るのはとてもとても雰囲気があります
海の上の長い橋を渡り、サンタルチアに入ります。

待ちきれずコンパートメントから廊下に出る人々。

サンタルチアは終点の駅。
オリエンタル急行も乗り入れしています。


うわあ~いいなあ~
これにいつか乗ろうね!

と写真を撮って、、

私たちが明日の夜ここから出るのはドイツ行きのごく普通の6人部屋の夜行寝台Bです。いまはこれで十分!若いうちはね。

まずは駅でその翌日分の夜行を予約し差額料金を払ってと。

ホテルへ直行。
CASANPOLOホテルです


1日水上バスチケットを購入し乗車します。
ダーリン駅の前からの水上バスに歓喜。


大きな運河と細かく迷路の様に張り巡らされた水路に橋。
ここはまるでキリコの絵の中のようです。



リアルト橋をくぐってまだ先へ
ホテルは運河がら少し中にはいったところで探すのに少し苦労したけれど
ここがなかなか小さいけどとても良かった。
私たちのお部屋は天井が低かったのだけどそれはそれで船の中にいる様な気分

インテリアがイタリア風の赤いカーテンに金色の柄のジャガード
朝食のダイニングも心地よく、小さなキッチンも各階にあったり。

また行ったらここに泊まりたい

さあ、お昼!
ベネチアはまかせて!
とまずはずれのないアッラマドンナへ。

ここは昔両親に教えてもらった店。
おいしいからぜひいったらいいよ!と
そしてその後女友達と3人でいきました
そのとき何を頼んでもおいしかったのだなあ、、、
昔(15年前)の記憶をたよりにふらふらと路地へ


トマト味のニョッキとか
マルゲリータに、サラダとダーリンワインをがぶ飲み。

ついでに隣の人がたのんでいておいしそうだったゴルゴンゾーラのペンネまでたのんでお腹いっぱい!
(ダーリンはその後ワインで撃沈しホテルでふて寝)

夕方までひとりふらっとし、またダーリンをつれて夕刻の街へ。
リアルト橋を散歩して人にまぎれ、、、


夜はこちらのレストラン


素敵な夜です
寒いけど。
やっぱ夏は良いなあ、日も長いんだろうなあ。



ホテル
『Ca' SAN POLO』
Sestiere San Polo 2696, 30125  Venice, Italy




お昼のイタリアン
『Alla Madonna』
ADD:San Polo 594, Calle della Madonna, Venice, Italy
TEL:041 522 3824

7日目/イタリア フィレンツエ

2010-02-13 | 日常からの逃避行~旅行記
トスカーナの中心フィレンツエ。
イタリア語でFLORE=花、が語源で花の都の名を持つルネッサンス美術の中心となった都市です。
街のすみからすみまで3km、大型バスは入れない小さな街です。
本日の予定はドウオモ、クーポラ、シニョーリ広場、ウフィツイ美術館です。


朝からまず一番に開いていたクーポラへ登りました。


ドーモも登れますがこっちが開店が速かった。
丸いドーム状の建物は階段でえっちらおっちらと登ります。


そこから花の都が全体見渡せます。


寒さも昨日ほどではなく部屋では蚊がでていたほど。
気分はとても良い!
南に早くくるべきだったのねえ。


そして私のメインのフィレンツェでのご予定は~
ウフィツイ美術館
教科書で見たボッチチェリの「ヴィーナスの誕生」ダヴィンチの「受胎告知」!!と鼻息荒く、、
と思いきや!またも休館!

なんと!残念です。
先にきちんと調べねばなりません。。。


ドーモをみて、ジェラートをたべ、

バールで一息入れ、ポンテベッキオ橋へ。
世界でも最も有名な橋のひとつ。

イタリア語でPonteは橋、Vecchioは古いという意味だそうで、その名の通り、1345年に完成したフィレンツェで最も古い橋です。
街を代表する景観です。



そしてここは両側にずらりと金銀細工の店が並んでいるのです。
この名前と同じジュエリーブランドがあるくらいです。

なんとなく歩いていると、橋の上にいることに気が付かないくらいに店で橋から川が見えないくらい。

そして私の密かなる目的。

ここでずっとすとぼけられていた結婚指輪をかって頂こう!というもくろみだったので店を吟味し入店。

ですが、ダーリン店に入ったとたん黙りを決め込み、勝手にこずかいで買えば~的な雰囲気。またも!!

も~いいや。
と思い自分土産のピアスを探し出しました。

せっかくだしね、これをみるたび「ポンテ・ヴェッキオ」を思い出すなんて素敵なおまけつき買い物ではないでしょうか?
しかもタックスフリーだし。(空港で手続きしないといけないが)

で、金のシンプルなピアスを購入。


その後バールでカプチーノをのみ、またお昼へ。
お昼はダーリンのんだくれまして、、、、





その後捨て子養育院(実際に今も養育院として経営されている)の美術館へ


この町は毛織物産業や金融で繁栄した一方で、困窮する人々による捨て子も行われていた。富める人は、そうした捨て子に心痛め織物商人のギルドの出資で、捨て子養育院が創設された。建物はブルネレスキの傑作建築と言われる。


そしてまたジェラートの名店「PERCHE NO」ペルケーノへ


『Perche no!』
Via dei Tavolini 19/R Firenze
何店舗かあるみたい






夜は近くのおいしいと噂のピザやさんCIRO&SONSへ。

暗くって見えにくいですが、、、

クレメンテ8世を輩出したアルドブランディニ一族の居城だった建物を改装したというお店で高い天井には1700年代に描かれたというフレスコ画が残っていてクラッシックでステキな雰囲気。


そしてこちらはフィレンツェでただ1軒、ナポリの「真のナポリピザ認定店」
とても美味しかったのですが、、、
店員さんの日本語のジョークが下品でちょっと残念。
イタリア大統領も来店したという 有名店なのに。。。
日本の観光客が教えたのか、、、。

でもでも、味は満足!

大変美味しかったです

『CIRO&SONS』
ADD:Via del Giglio 28r
TEL:055-289694
http://www.ciroandsons.com/

そして食後のジェラート
ホテルの近くのジェラートやでテイクアウト!

6日目イタリア/ミラノ

2010-02-12 | 日常からの逃避行~旅行記
ルネッサンス最大の天才的巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチが1495~1498年にかけて完成させた
生涯で唯一の壁画『最後の晩餐』は街の中心から少し離れた
サンタマリア・デレ・グラツィエ教会付属の旧ドメニコ派修道院の食堂に描かれている。





えっちらバスを使っていった物の、予約が必要!と断られる。

これはパリで気がつくべきだった。。。それならまだ間に合ったのに。
悲しい、開館日だけチェックしていたのが。
こんなに人気とは。
ことごとく美に関してついていない旅である。


あきらめて、教会の中だけみる。
白くて美しい教会である。
外国人も日本のお寺でこんな気持ちになるのだろうか。

そしてスフォルツエスコ城へ。




この中にはいくつもの博物館、美術館があり、中にはミケランジェロの「ロンダニー二のピエタ」があります。


この作品は、ミケランジェロが亡くなる数日前までノミをふるったといわれ、いったんは完成したものを本人の手により壊され、結局彼の死によって未完の作品となってしまった。

途中で叩き折られたキリストの腕や、別の角度の顔が見えるマリア様の頭部など、最後の最後までミケランジェロが新たな表現を模索し、苦悩した様子が伝わってくる。
ミケランジェロはこの時すでに目が見えない状態で彫刻に取り組んでいたとも言われている。


お昼はドーモの裏近くでワインがおいしいと本にのっていたリストランテへ。
はずれなし!

夜は先に調べていたミラノカツレツのおいしいという店へ。




レモンをきゅっと搾ったカツレツとピザが最高に美味しかったです
なぜかフェーラーリの飾られる店内。

今回、最後の晩餐、ミラノに来た理由はこれだけという人もいるほどのこの絵をみられなかったのは残念です。
またくる理由も出来ました。。。

『DI GENNARO』
S.Radegonda通りぞい

5日目スイス~イタリアミラノ(移動日)

2010-02-12 | 日常からの逃避行~旅行記
昨日のおやどはチューリッヒ、NEUFELDという少し中心地から離れたところでした。


朝ご飯をホテル1階のcafeで食べ(どこももりだくさんでおいしかった)

さて、チューリッヒ旧市街地を散歩。
中心に大きな川が走っています。
リマト川沿いにぐるっと散歩。



旧市街はたのしいかわいらしい店がたくさん

文房具屋を覗いたり
街に迷い込むのは楽し。



そして中央駅からスイスを離れます




スイスからイタリアへはすばらしい車窓からの風景を見られる列車が沢山でていて、中でも珍しい線路が大きな螺旋を描く列車にのりたかったのです。

が、クック本をよくみるとそれは春~秋の事で冬期は営業していませんのマークがほとんど!!

していても一日1本とかで乗り次ぎもうまくいかない。

があん。

しょうがない。ごく普通ルートの国際列車です。




車窓からの景色は雪がすくなくなっていき緑が
山を越えたら急に暖かくなりました
イタリアの国際列車も快適です。

私はまいどのすやすや、ダーリンは地図と時刻表チェック。

本当は、、、
あまり昼まっから靴を脱いでコンパートメントでだらんとしているのは大人ではだらしがない、ということでたぶん良い顔はされません。
(夜の夜行ではみんなしているが)

特にヨーロッパは靴習慣の国なので人前で靴を脱ぐことは殆どありません。
なので、電車で靴を脱ぐのは「くだけ過ぎ」という感覚だそうな。

でもこちとらつわりで電車のゆれは大敵。
そうもいっていられないのです。かあちゃん強し!

車掌さんのパスチェックはすべてダーリンにおまかせ。
(ちなみにパスポートは必ず自分で持つ習慣にしている。そして人のは持たない。2人で盗まれたら元も子もない)

夕刻にはイタリアにつきました

まずはホテルにチェックイン
本日のお宿はイタリア/ミラノ駅から少し。
ドーモから地下鉄で3駅ほどのところ。

がなかなかみつからず近くの人に聞くことに。

こういう時、私はちょっと「む!」としたりする。

私は道がわからないとすぐさま人に聞く。
イタリア語でもドイツ語でも地図を見せてここに行きたい!といえばバンコク共通、だれでも教えてくれるもんだ。少なくとも方向は指し示してくれる。

がダーリンは人にはめったに聞かない。

言葉の問題ではないのだ。
聞かないで行った方が楽しいとか、記憶に残るとか、言っているけど
たぶん恥ずかしいのだ。人に聞くのが。

だけど大きなトランクをもって
身重の奥さんつれて、、だったらね、
普通はどんな距離でもタクシーだと思うのよ。
イタリアで治安も良いとはいけないし。

そういうときは絶対に人に聞いた方が早いです。
でも聞こうとはしないので、結局私が聞くのだけど
無性に腹立ったりするの。

お腹すいてたりすると。
なんでいつも私だけ!!となっちゃう。

英語は(ここはイタリアンだけど)ダーリンの方が絶対上手なはずなのに。。。
と思いながら。

英語が話せなくとも人に聞こうとしてくれる友人と旅行に行ったときは本当に喧嘩しなかったもんなあ。。。と思う。
旅行の道つれは本当に難しい。

でも良いとこもあるのよ!(フォロー)

お宿は殆ど日本からネットでダーリンが予約してくれました。
ダーリンはホテル予約上手なのです。

口コミやいろいろ他のサイト等の画像を見ながら探す。
おかげでいままでの国内外の旅行ではずれた~
と思った事はあまりありません。
どころかこの値段でここはなかなか!という掘り出しホテル多数。


反対に私がここがいい!と探したところははずれの事が多いです。。。

やっと到着し、夜ご飯を食べに、ドゥォーモ広場へ。

広場にはたくさんの人、若者たち。そして鳩。


夕日が白い石にあたってきれいです。

そしてドウォーモの隣にあるガッレリア(アーケード)へ
ここ、CMでみたことあるでしょ~海老ちゃんとかさあ、、とダーリンに説明。


お腹がすいたので夜ご飯を物色

ガレリアのはずれのイタリアンでピザにありつきました。
テーブルにおいてあった細長いクッキーみたいなのをかじったら
実は有料で怒るダーリン(怒るだけでお店に言ったりは出来ない。)


でもイタリアの赤ワインで満々の笑み



夜はホテル近くのジェラート
ここからジェラート三味が始まりました。


4日目/スイス インターラーケン

2010-02-12 | 日常からの逃避行~旅行記
今日はインターラーケンオストから3つの私鉄を乗り継いで、3000mを超える標高差、トップ・オブ・ヨーロッパとよばれるヨーロッパの鉄道最高地点、ユングフラウヨッホまで登ります。

ホテルで朝ご飯を頂き、チェックアウトをすませ、トランクをがらがらと引きながらまた20分ほど駅に向かいます。
まずはオスト駅で大きな荷物を預けて、さて山へ!

標高567mのインターラーケンオスト駅からベルナーオーバーラント鉄道に乗って、標高1000m余りの高原のリゾート地、グリンデルワルトへ向かいます。
とはいっても今は季節の中途半端さで人は少なく車内も満席とはいきません。



時たま絵本のような白いハイジの村が姿を現しては消え、、、、
でもスイスの冬を甘く見てはいけません。。。

景色はすぐに吹雪きに。なんやかやで真っ白。


車内はあったかくて外は真っ白
眠くなっちゃいます。。。


グリンデルワルトは、日本でもその名を知られた高原のリゾート地。
ホテルもたくさんあり、夏の駅前は観光客で賑わっているとのことですが
いまは雪でなんにも見えない
すぐ目の前に立ちはだかるアイガーの北壁の町並みのはずなんだけど。。。

ユングラウヨッホを目指す観光客は、ここでヴェンゲルン・アルプ鉄道に乗り換えてクライネシャディックを目指します。



駅は真っ白!!

寒い寒い!みんな走って乗り換えます

標高2061mのクライネシャディックから、ヨーロッパの鉄道最高地点3454mのユングフラウヨッホに向かうユングフラウ鉄道は全長9.3kmで1400m近い高度差をかせぎます。
2つ目のアイガーグレッチャー駅を過ぎると程なく、アイガー・メンヒの中に掘られたトンネルに入り、車窓は闇の中になります。
トンネル内に2個所の中間駅があり、ユングフラウヨッホに登る電車だけ両駅で10分程度ずつ休憩をします。


観光客たちは急げとばかりに景色を見に岩の中を走ります
ホームの横に掘られたトンネルを歩いていくと、アイガーの絶壁の途中に開けられた窓がある展望台に出ます。

ここからすばらしいまぶしいほどの雪景色。




9.3kmを50分程かけて登ってきた終点のユングフラウヨッホの駅もトンネルの中。


エレベータで上ったトップ・オブ・ヨーロッパの展望台からは、眼下に広がるアルプスの峰々やヨーロッパ最大のアレッチ氷河の雄大な景色など、目を見張る世界一のスイスアルプスの大景観が楽しめました。

ですが寒くて寒くて、、
外を少し散歩し展望台で記念撮影。


売店の横でカップ紅茶を飲んだけど暖まらない!

それなら列車を1つおくらせて昼食食べちゃおう!ということに。
上の階のレストランであたたかいライスにホワイトチーズソースご飯とサラダでダーリンはビールとソーセージで。

すばらしい雪景色を見ながらの豊かな気持ちでの豪華ランチでした。
(ここおすすめ、2Fのレストラン。広くない方の)






さあ、帰りの列車の出発迄5分!
急いで山頂から自宅へハガキを出しました。
売店で切手も買えます。ここでだすと消印マークがユングフラウになるのです。
また帰りの景色が最高!
太陽がきらきら光って、、、




雲を抜けると
だんだん町もみえてきました。


今日はこれからまだホテルのあるチューリヒへ鉄道でいかねばなりません
明後日からのイタリアへむけて少し移動。

夜はホテル近くのカレー屋さんで
インド料理と中華は本当どこにいってもありますね。
しかもそれなりの物が食べられるのが嬉しい。

インド人と中国人は商魂逞しいのでしょうか。

日本人も海外で頑張ってほしいものです




3日目/パリ~スイス/ベルン~インターラーケン

2010-02-11 | 日常からの逃避行~旅行記
朝からTGVへ乗るため早朝のリヨン駅へ。
セバスチャンにいうと朝6時から食堂を開けてくれた


小さいながらも居心地の良いホテルだった。

さあ、リヨン駅へ
ここフランスの誇るスイスへの国際列車TGVがでています。
(行く方面により出発駅が違います)

リヨン駅と言えば映画ニキータで有名なCAFEル・トラン・ブルーがありますが朝早かったのでここはダーリンに黙ってスルー。
行かれる方はぜひ。
歴史的建造物にも指定されているというカフェの内装は、豪華絢爛そのもの。
シャンデリアが光り輝き、天井いっぱいにフレスコ画が飾られている。

列車の出発までの時間駅を見下ろしながら、お茶だけ飲むことも出来るし、本格的な食事をすることも出来る。この雰囲気を味わう為にリヨン駅にディナーに行くだけでも価値のある素敵なレストラン。

時刻表をチェックし


お水やなんやかやを買い込んで乗り込みます。



TGVは全席指定。
朝や夕方、混みそうな列車、絶対に乗りたい列車には
1.2日先に駅に行っての予約が安心。

私達はまずパリに到着した日に、座席予約&パスのバリデートをしていました。

行程が決まっているなら、おすすめは大きな駅に着いたとき
次にその駅から出発するときの分の予約をしてしまうのが駅に行く手間が少なくおすすめです。

さて今回は座席指定なので間違いはないはずですが
ヨーロッパで列車に乗る時必ずしなくてはいけないのは行き先のプレート確認です。

ヨーロッパの列車は車両ごとに
「どこからどこまで」というプレートがついています。
そこを確認してのりこまないと途中の駅で片方はスイスへ、片方ははたまたイタリアへ、なんてとんでもない分岐をしていたりするのです。
のほほん、と寝ていたら気がついた違う国へ、なんてことがあるのです。
地続きで他国があるヨーロッパの感覚はすごいですねえ。
アナウンスなんて聞き取れない!絶対に怠りなく。



国際列車です。楽しみの一つに食堂車がありました。
列車の中でご飯を食べる、(お弁当じゃなく)っていうのが
日本ではもう殆どなくなりましたね。
新幹線も2.5時間で東京大阪をつなぐのではゆうちょうにお昼を食べていられないのでしょうか?
これは本当に~残念だなと思います。


今日はお昼にtgvでフレンチを食べてみたい!と思ったのです。
それが間違いでした。。。

なんちゃらお昼ごろ席にもってきてくれる中から
美味しそうなメニューを発見

フレンチの有名シェフがTGVの特別メニューを考案っぽいことを書いてある

これは!間違いないかも!と奮発し期待で胸膨らませ頼んだ私たち
「昨日はぜんぜんフレンチっぽいの食べてないしね~よかったね~
」と。。。
値段はけっこうお高く@3-4000円くらい?

しっかし、来た物をみてがくぜん。
チーズにパンに、ちょこケーキ(といってもチョコクッキーの様な)、あとリゾット風前菜1品。

メインは1品だけあったかく、でも魚2切れ。

ほかは全部冷たいの。。。。

ん、いいたくないけど、まずい。これで4000円??

クロワッサンハムサンドの方が絶対にましでした。
確かに食べてる人が他にいなかった。。。

TGVでランチ食するべからず!
格言です。


その後車窓を楽しんで、ベルンBERNで下車。
次の列車迄の2.5時間ほど空き時間です
ここは素敵な時計台のあるまちです




トランクを駅のコインロッカーに預け、アーケードのようになっているアインシュタインの生家をみにいきました。


石畳のきれいな古き、よき、静かないい町です


CAFEでお茶休憩し
さて、駅に戻ります。


今日はこのまま宿泊予定のインターラーケン迄行かなくてはならずなかなか乗り換えが難しい急がしい日です。


インターラーケンが近くなると広々とした景色から
だんだん山々の険しい景色の中に湖の見える絶景になります。
(私は電車のなかは気分が悪くほぼコンパートメントを占領し、シートを引き出し横になっていた)


は、さすがアルプスの山々のお膝元、寒い寒い。
雪です。
ひい。そのなかホテルを探して歩く事30分。
貧乏旅行はこういうときタクシーでさっと行けないのがつらいです。。。

今日のお宿はアルプスの山小屋風の広々とした木のお部屋。

これは宿からの景色ですがこんなかんじの宿。
フロント横もアルプスっぽい



夜は宿のレストランで名物のチーズとポテトを目玉焼きの、、、名前忘れを食べました。

明日はとうとう登山列車でユングフラウヨッホへ!


2日目/フランス~ベルサイユ故郷へ~ルーブル

2010-02-11 | 日常からの逃避行~旅行記
朝こじんまりした食堂で
おいしいミルクたっぷりのカフェオレ
フランスにいる事の幸せをかみしめる。

満足な朝食後、ホテルの前の通りは市がたっていた


色とりどりの野菜にチーズにオリーブにハム!
ゆっくりみたい、味見したい!と気になってみているも、
「早くいこう!」とだーりんにせかされ、出発。

こういう時間の使い方、全く一緒の夫婦なんていないと母は言うが
そうなのだろうか。他の人はみんなショッピングが楽しそうに見える。。。。


今日はダーリン念願のベルサイユ宮殿です。

ベルサイユ、華々しい宮殿、、、ダーリンぽくないけど、、
と思いつつ。(笑)
歴史系の名所は絶対に外したくないらしい。

歴史マニア。。。たまに「ここであの有名な・・・が、、、感無量!」

とか言っているが私は歴史の時間はお昼ねタイムだったのでからきしダメ。
ふうん、と流されることになる。

ベルサイユはRER(フランス郊外へ行く国鉄)で郊外迄でなくてはなりません。

パリ市内はカルネ(10回の回数券、とはいっても10枚チケットをくれるので何人で分け分けしてもOK)でメトロに乗っております。

今回ユーレイルパス使用の私たちは、コントルマルクドパッサージュContremarque de Passageという通行切符を改札でもらえば、パリ郊外の国鉄(RER)はただで乗り降り自由なのです。


知らなかった、、、、今回初めて使います。

Gare d'Austerlitz(オーステルリッツ駅)から、Versailles Rive Gauche行きに乗り終点のヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅まで。
で1時間ほどでベルサイユ着。
そこから15-20分ほど歩きます。
見えてきました、玄関が。





なんか進化していたのは全てイヤホンガイド付き。(保険をかける)
(セットしかない)
みんな各国のイヤホン片手。


おかげでいろいろ初めてのネタもきけて良かった。
ぼ~ちゃんも記念撮影。
かわいい、、これ年賀状にいいかも。








美しい天井画


なにかコラボアート展示でマイケルがいた。


ここで喧嘩勃発。

お庭で、今日は私が朝食で盗んできたパンを鳥にやろうとしたのをみてダーリンが「そんな子供みたいなことすんなよ!」と怒って一言。

私「???」

なんで!?鳥に餌やったらダメっていう条例でもあるの?!
こんないっぱい白鳥までいて楽しいのになぜ?
子どもの頃からの家族旅行ではずっとしてきた
習慣と言っていいほどの趣味である。
「朝ご飯のパンをくすねてトリに餌やり。」
なぜダメと言われるのかわからない。
しかも子供っぽいって何!?

私はそれが楽しいと思えば子供っぽい事もいっぱいする。
周りに迷惑かけなければ良いじゃない、って思う。
なんで子供っぽいっていうのはいけない事なの?
それは私の自由の精神を否定する事でもある!と内心怒り爆発!


それから広い公園を黙々とだんまりで歩き、
そのまま一日の2/3を喧嘩したまま口をきかず。
(その後も少々ひっぱる)

トリアノン

黄色の間がかわいい。




マリーの隠れ家プチトリアノンもはじめて見た。けど記憶にあまり残らず


プチ・トリアノンは田舎の農家をモチーフにした建物で、アントワネットが農民の暮らしに憧れて過ごしたところだそうだ。
最近話題になった映画でもでてきたね。。。


あ~ほんとどうにかしたい旅行時の喧嘩。
観光の感動は全くないし、覚えてもいなくなる。

こんなんじゃヨーロッパ迄きた甲斐なし~!!と思う。

喧嘩するたびこの気持ちは もう味わいたくないといつも思う。

海外旅行は女友達といくに限る。。。
今回はこれを覚えて海外旅行はダーリンとしない。としたいくらい。

本当、ダーリンは好きだけどもう海外旅行は一緒にいかなくっていいや。
お金だけだしてもらえば子供か女子といきます。。。。
ごめんやけどさ。

と心に深く誓う。



帰りに駅の近くの広場で市場がたっていた。
野菜や小物などいろいろな。

中でもフランスの高級子供服のjacadiのB品セールをしているお店が!!
ダーリンは先さきに行くけどここははずせない!

と山の様な傷物の中からかわいい3点を選び出す。
Tシャツとフリースのダウンとつなぎ。
25ユーロくらいだからそう安くもない?とおもったら間違い!

定価かなり高いの~このブランド。
だいたい日本に正規輸入されていない。

でもこのお店かなりあやしめ。
工場の関係者がメーカに内緒でだしてるとみた。
だってブランドタグとか鋏入れてあったりする。

物も縫製途中のとか、ちょっと間違い縫製とか、かなりあやしめな。

でもぜんぜん着られるのも沢山!
安けりゃ結構なんでもどうにかなるんですよ~
もとの生地はいいんだし!

あ~こういう市場、近くに欲しいな。

そしてパリ市内に舞い戻った私たち
ルーブルへこんどこそ、と再度。




モナリザやダビデ、スフィンクスやミイラなど


なかよしこよし。




全体の1/10もみれていないと思うが、まあ、ダーリンはこういうのはあんまり興味ないのでさっさと。

エジプトのアクセサリコーナーはとてもかわいかったです


だんだん、つわりで気分が激しく悪くなり
吐き気。
ルーブルの中のCAFEでなんとかしのぐがさほどかわらず
エジプトミイラの中を倒れたり座ったりしながら出口を探しふらふら、、、

ミイラの呪いか??

こちらはダーリンおすすめのはりねずみ


こちらもダーリンおすすめの、、、、

こういった物にしか反応しないのだ、、、ダーリンは。



気がつくと外は真っ暗



夜はもったいないことに外へ行く元気がなく、クレープリーは断念。

近くのスーパーで買ってきた
お惣菜をホテルのベットでいろいろを並べて食べました。

明日は早朝からスイスへ向けて出発です



1日目/フランス到着!まずは喧嘩

2010-02-11 | 日常からの逃避行~旅行記
実は今回私のマイレッジ全使用で2人分の航空券がただ!
という快挙だったのです!

長年貯めたマイレッジをやっと使い切れる時がきた。

ということでエアーフランスです。

マイレッジには1便ヨーロッパ内の国内便を使用できるのが実は一番お得活用な手でもあるのですがここは直通に拘って、、、

行きはエアーフランスでフランス/シャルルドゴール、
帰りはオランダ/スキポール空港よりKLM提携便使用のルートで行く事にしました


まずはめざすはパリ。

なにしろ、、、朝はや~くPARIS/cdd空港についてしまいました。
だいたいパリに行くときは13時発くらいの(関空発)にのっていたので夕方paris着だった。

なので空港からの足に困る事なんて何もなかったので
ここについてはすっかり失念していたのです。

今回成田からでしかも夜の便。
ならパリは朝の4時半。
4時って何も動いてない!

RERも7時から。。。
リムジンバスも7時すぎ。

ここでまず第一弾けんかボッパツ。

1)私はこういうときはもうタクシーでいっちゃいたい!
もしくは一番速く動くなにか。
ホテルフロントは原則24時間営業のはずだし、チェックインできなくとも荷物だけは預かってもらえる!
それで町なかへ早朝散歩&カフェで暖まろう、とにかく寒いからじっとしていたくない。

という気持ち案。

2)しかしダーリンは安全第一。
もしホテルに行ったとしてもフロントがあいてない!という。。。
朝早いから街は危ない、ここは空港で2-3時間待とう、と。


ダーリンはさぁ、、、大学をアメリカ留学してたから外国基準が全てアメリカなんですよ。
危険な国アメリカ!銃を持っている国アメリカ!スラム!(差別?)
実際アメリカしか知らないのだ。←差別


でもね~寒いんですよ~
空港はCAFEさえあいてないしね~
機内ならあったのに、今はトランプさえないし!


こういうのどっちかが行程に関して無関心なら喧嘩なんてしなくて済むんだけどね。。。

私たちはそれぞれ考えが頑固にあって、喧嘩になっちゃう。

つくなり早々喧嘩かあ。へこむ。


、、、ってことで皆様。
PARISに早朝着の場合。
ブルジョアにタクシーでいく方以外は先にお足を確保しておきましょう。
いや、タクシーが一番良いと思う。ここは。さっさと。
(ホテルでみたところ空港リムジンサービス民間のちっさいワゴンみたいのが15ユーロくらいでお得なようです。ホテル前までいってくれるし。が先にTEL予約必要です)


結局エアフランスバスを待つが、寒い寒~いなか1時間遅れ!
(みんなぶ~ぶ~いっていた)
やっとで今回のお宿HOTEL AGATEへチェックイン。
アットホームなお宿です

うれしいことにすぐ部屋へ通してくれてまずはほっと一息。


今日はパリ市内観光です!
めじろおしなパリをダーリンに一日でまるっと案内せねばなりません!
街路樹のマロニエの大きな葉がおちている。
ああ、パリにきたんだわあ、、、2年ぶり?!
感無量。



バスティーユ広場からてくてくあるき、シテ島付近、ノートルダム寺院へ。





今日はミサをしていたので歌が聞こえてきて教会っていいね~
と思う。


ノートルダム寺院をでてから橋をわたりぽてぽてと反対側のサンジェルマンへ。
安い学生街。

このあたりのレストランは客引きがすごい。

おなかがすいて私もつわりがこわいので早速近くの小さいレストランへ。

私はサラダと甘いグラタンオニオンスープ
旅行のごはん、食が細くなるから絶対失敗したくないのよね~それでスープかサラダ。

それに今回調子悪くて、あんまり食べられないし。
いつもの半分か1/3くらいになってる。
でも3時間くらいごとに気分悪くなって食べないとえらいことになっちゃう、という困りもの。この先どうなるのかいつも心配だった。


ダーリンはなんかもりだくさんなお肉とポテト。
旅行でもよく食べるお人である。


その後チュルイリー公園をぬけてルーブル美術館へいったら



今日は休み!
とのこと!
ガが~ん!!

であきらめて凱旋門へ、これまた15分遅くて登れず。今日はなにかの記念日だったらしく早い目に終わった様子。




そしてシャンゼリゼ通りをお菓子(マカロン)をかじりながら、、、

私の一番おすすめのパリの風景
エッフェルが一番美しく見える風景はシャイヨー宮へ向かった。

塔は少し離れた方がきれい
16区は高台なのできれいに見わたせる。




そこからだんだんエッフェルへ近ずいていく。
このルートが一番感動が深まるのよね~とかいいつつ。

学生や各国の人々と列に並ぶこと30-40分。

エッフェル塔はエレベーターが上がるごとにどんどん傾く夕日。



夕方のパリのきれいなこと。
セーヌが夕日を移してうっすらピンク色になっている。


パリに来て良かった。


そして真っ青にイルミネーションされたエッフェル!!