ここ、杉並区では子供を出産するともれなく
子育て応援券というのがいただける
0-2歳までは6万円分/1年ごと
3-5歳は3万円分/1年ごと
と、結構な額なのだけど
これがまた、使えない!!
ほとんどは
子供を保育園などで単発で預ける際に使うか
母親が骨盤マッサージなどで使うか、
もしくは予防接種代に使うか、親子で鑑賞できる演劇、コンサート、、に限られ
それも1回の使用限度額が5000円まで(4月から3000円まで)
父親が使えるメニューは少ない。
最近引っ越し予定なので
区をでるまでに、とせっせと2人で使っているのだけどこれがまた使える店が少ない!!
これって
お母さんが働いているとすると、預けるのに使えるだろうけど
だいたい働いているなら預けるのは保育園を期間で契約しているはず。
で、休みの日にわざわざお金をかけて誰かに預けるか???
もし、お母さんが主婦でもマッサージにいくのに
子供をだれかに預けなきゃならない訳で、そこでまたお金もかかる。(倍かかるってわけだ。。。)
産後の骨盤矯正もなんちゃらベルトで騒がれている昨今だけど
私のかかった産科の先生曰く
「結局きちんと産後に運動、ストレッチをすればいい」らしい。
そしてもし自分のお金を出すなら骨盤矯正にいく人がどれだけいるのやら。
「自分のお金を使うなら行かない!と思うような物は無料券でもいらない」
と思うのだ。
でもうちの場合ダーリンは万年肩こりさんなので
お父さんが仕事の疲れを癒すのに使えたらいいじゃない!
と思うがこれまた父親が使える店は少ない!のだ。
しかも平日会社帰りにどれだけのひとがわざわざ家近くの区にかえってきてまで行けるっていうのか?(会社の近くならまだしも)
6万円も支給するなら、なぜこれで食材を買えるようにしないのか?
ドラッグストアでおむつを買えるようにしてくれないのだ?
西松屋で赤ちゃん用品を買えるようにしてくれないのだ?
答えはですね
杉並区によると
地域の子育て支援サービスの、「量と質の向上を目的としている」から
だそうです。う~んたしかにそういったものはこれで業種が広がるかもしれない。サービスも良くなるかもしれない。
でもなんだかそんなレベルではないのだ!
若い子育て世代の国民は。庶民は。
区長さんやそのあたりの世帯の人はそんなに生活に困っていないのがよく伺える。その奥さんがたはきっと
「そうね~たまに子供を預けて演奏会やランチに行けるといいわね~」と議員の旦那さんにアドバイスしたに違いない。
確かにお昼のマッサージ屋さんへいくとほとんどが応援券を使ってきている母親。
マッサージ屋としては平日の昼の閑散とした時間をお客様で埋められて、マッサージ業維持の助けにはなっているかもしれない。
でもそこまでして、「行ってもいかなくてもいいけど券があまってるから、使わないともったいないから」くらいで無理に使ってもらってまで、ぎりぎり生き残れるような業種をあえて政治で助ける必要はあるのだろうか?
私はないと思う。
つぶれるならそこまでの店だったのだと思う。
区民に必要とされていなかったのだと思う。
もしくはそんな店数はいらなかったのだ
自然淘汰されればいい。
あ~本当にもったいない。
コースも限られていてほぐしや整体ならあってもリフレクソロジーやフェイシャルは使えなかったりするのだ。
(セットにしたらokですよ、とないしょでしてくれている店はある)
だいたい4月から3000円/1回が上限でわざわざ30分のためにマッサージにいくの?バスに乗って?ばからしい。
3000円じゃ正規料金フェイシャルなんていまどき無理、
新宿のエステのお試し1000円ほっとペッパーチケット使用、の方がお得です。
杉並区は乳幼児医療費助成も今年の4月から対象が中学生まで拡大など
よい行政で有名なのだけど。
山田区長!!早く気がつくべきである。
子育て応援券はちょっとばらまきすぎだと。
子供のいる世帯は住民税を無税にしてくれる方が今はよっぽどありがたい。
もしくはこれはなしでいいから、お得意の「将来への貯金」でもいいくらいですよ。
ぶつぶつ。ぼやっきーです。