ちぇこ屋貿易 商い日記

チェコのかわいいものを集めた雑貨店です。
手作りチェコビーズアクセサリーの販売も始めました^^

カリグラフィー(書道)

2011-12-12 15:48:30 | Weblog
昨夜は今年第一回目の忘年会でした。もうそんな時期なんですねぇ…

で、その場で新年会も決定しました…

いつもながら連れたちの元気の素が謎だ!!







いきなりですが、トルコの書道たち。独特の書体が特別な
ペンで書かれるもので、何度も何度も何度も何度も書き
続けることにより、忍耐力を養ったそうです。
トルコは手織りのじゅうたんでも有名ですし、もちろん
手の込んだ手芸(編み物や刺繍)も素晴らしいですし、
もオリーブ摘みも綿花摘みも手作業…
学ぶことも働くことも戦うことも忍耐とは切り離せません。
そうやって、一人ひとりが忍耐強い精神を持つことで国も
また生き残ってきたのですね。

話がそれました…上の3点の文字?はただの書道ではなく、
それぞれ当時のスルタンやカリフたちのお印。花押なので
すって。
きっと強大な勢力を誇っていた+多額のご寄進をした+
信仰心も厚かったスルタンたちの花押なのでしょう。

1枚目はメヴラーナ博物館入り口のもの。
2枚目はアヤソフィアの内部。
3枚目は同じくアヤソフィアを二階から撮ったものです。

このアヤソフィアは現在博物館という名称になっていて
(だから現在は信者さんの礼拝はないのかも ブルーモスク
は現役礼拝所なので、今も一日五回のお祈りの時間は見学
できないそうです)お土産屋さんもありますが、その昔は

ギリシャ正教の大本山!!(だから”大聖堂”だった)

として建てられたもの。その後、時代は移り、イスラム教の
ジャーミィ(礼拝所、モスク)として使われるようになった
のだそうです。

なので、本来の内部装飾はキリストや聖母子、聖人たちの
モザイクで埋め尽くされていたのが、その上から漆喰を
塗られ、ジャーミィとしての内装に変えられてしまいました。
現在は漆喰がはがされ、元のモザイク画が見えるようになって
います。



大理石をぱかっと真っ二つに割って、左右に配置した壁。
こうすると対称画になるでしょう?
二つとない繊細な模様や、見方によっては悪魔の顔や
きのこ雲などに見えるものもあり、占いや信仰の対象と
なったそうです。



こちらはブルーモスクに敷き詰められているじゅうたん。
オリジナルのものは博物館に収められているそうですが、
これも素晴らしいもの。ここにもトルコの花、チューリップが
織り込まれていますね。
トルコでは家に上がるとき靴を脱ぐ習慣があるそうで、
ジャーミィでも脱いで靴下になって内部を見学します。
いつまでも綺麗な色合いでふかふかのじゅうたんが
保てることを祈っております!!

明日はもうちょっとブルーモスクの内部の写真を!

ちぇこ屋貿易商 ←クリスマス商品が掲載されました!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする