花鳥蝶風月

一眼レフ使いこなせません。
間違い等ご指摘ください。

@さいたま

ニューカレドニアで出会った鳥さん

2017年01月08日 | ニューカレドニアの鳥
お立ち寄りくださった皆様、あけましておめでとうございます。
今年は酉年ですね~たくさんの鳥さんに会えますように・・・・
2017.01.01~06
寒い日本を離れニューカレドニアへ
ただのお正月休みです…鳥旅ではありません…のつもりでしたが・・・
異国の地に行くと、どうしてもキョロキョロと鳥さんを探してしまう・・・
悲しい性癖^_^;ですね~
絶滅危惧種で国鳥のカグーを見たいな~とは思っていました。
運が良ければニューカレドニアガラスに会えないかな~とも
そして世界自然遺産のラグーンを見てのんびり過ごすお正月のつもりでしたが、
嬉しいことに、思ったよりも鳥さんに会えてしまったのです。

ニューカレドニアの国鳥、カグー
リビエル・ブルー州立公園(動植物森林公園)Parc Zoologique & Forestier
で飛べない鳥国鳥のカグーに会えました。
ニューカレドニア固有種で、飛ぶことが出来ず、
鳴き声が犬の声のように聞こえるとか?残念ながら聞けませんでしたが・・・
一時は絶滅の危機にあったもののこの公園で飼育されて
100羽以上の雛を孵化、一部公園に放鳥させたそうです。

ニューカレドニア・カラス
ナショナルジオグラフィックによると
道具を作ったり使ったりする鳥の中でも、このカラスは特にすぐれた技術をもつ。
小枝や葉っぱの軸を加工して、ヤシの木のてっぺんから差し込み、
中に潜む大きな虫を釣りあげるのだそうです。
なんと賢い…一度見ておかなくては・・・
ということで、カレドニアカラスを探しました。
う~ん??普通のカラス??ちょっと可愛いいかな?
約2時間の公園訪問でした。
ニューカレドニア固有種は他にもたくさん飼育されていましたが、
自然界で会いたいと思うのでした。
太古の昔の大陸移動で危険な動物がいなくなったことも、
ニューカレドニアに固有種が多い理由の一つだそうです。
忘れられない一日を...
とツアーのパンフレットが言っています。
ヌメアから24キロ南にあり45分ぐらいで行ける離島のツアーに参加することにしました。
世界自然遺産の限りなく青いラグーンとバリアリーフ、サンゴ、熱帯の魚、ウミガメ、灯台、
シュノーケル、ランチ、ダンス、ショウー、グラスボートといろいろ楽しめる
日帰りツアーですが、私たちは木陰でのんびりと過ごすことにしました。
この島が自然保護地域と認識しないまま参加したのです。
行って島を一周して、はじめて鳥の生息する島であることがわかり
急にわくわく鳥見の虫がムクムク、お天気よし景色よし!
この島で出会った鳥さんを載せます。同定に自信がありません。ご意見受け承ります。

ギンカモメ(Silver Gull)
L.novaehollandiae
カモメといえばこの子しかいなかったかも?この島にもホテル周辺にも・・・


ギンミミミツスイ(オリーブミツスイ属 Lichmera)
Grey-eared Honeyeater
Lichmera incana
ホテルの庭でも毎日見かけました。この島にもいました。
優しい歌声ではなかったけど、元気な声に元気が貰えます!


ナンヨウクイナ
Buff-banded Rail(Gallirallus Philippensis swindeiis)
小さな島でどうやって命をつないで来たのか不思議

島の一部が立ち入り禁止になっています。

ロープの先にはアジサシ類がいっぱい!双眼鏡を持ってこなかったので、何がいるのか分かりませんでしたので、とりあえず撮っておきました。そして後で後悔する羽目に・・・もっときっちり撮れば良かったと思うのでした(T_T)遠かったこともありますが、
ボケ写真ばかり・・・


エリグロアジサシ
Black-naped Tern 絶滅危惧種VU


エリグロアジサシとベニアジサシ、オオアジサシは冠羽だけちょっと見えています。

ベニアジサシ
Roseate Tern 絶滅危惧種VU


オオアジサシ
Greater Crested Tern 絶滅危惧種VU
写真の中央の大きめの嘴の黄色いのがオオアジサシかと・・・


ヒメアジサシ
学名 Sternula nereis 英名 Fairy Tern
チドリ目カモメ科アジサシ属に分類される鳥類
ヒメアジサシは、世界でも最も深刻な絶滅の危機に瀕している鳥です。
ニューカレドニアには100羽ほどしかいなくて、
この島にはそのうちの何十羽がいるそうです。
嘴の黄色い子がヒメアジサシ、その他はコアジサシかな?

ヒメアジサシとクロハラアジサシ?

キョウジョシギ?クロキョウジョシギ?フラグが付いています。ボケているのが悲しい!

後悔を残して島の日帰りツアーは終わりました。
もちろんグレートバリアリーフ、お魚、ウミガメ、ランチ等たっぷりと楽しめました。

最後の日に会えたのが、ニューカレドニア レインボーインコ
別名ゴシキセキガイインコとも言うのかな~?
体長25-30cm。体色は亜種によって様々で、とても綺麗なインコです。
泊まったホテル周辺の木々の間を、
飛び回っているのを毎日目撃していたのですが、
やっと帰国の日になって食事中の子に会えました。

ホテルの周辺では、他にシリアカヒヨドリ、ショウヨウバト、インドハッカ
イエスズメ、ハイバラメジロ、カノコバト、ドバトなどがいました。それと
アマツバメ科のツバメさんは誰だったのか?沢山飛んでいました。
というわけで思いがけず鳥旅になってしまいました。酉年にふさわしいお正月でした。
なかなか更新できませんが、今年もどうぞよろしくお願いします。では又~~~