花鳥蝶風月

一眼レフ使いこなせません。
間違い等ご指摘ください。

@さいたま

コウノトリの町豊岡市

2014年11月26日 | 日本野鳥日記
11月24日 兵庫県に住む従姉夫婦が、コウノトリの町に連れて行ってくれました。
お天気に恵まれ、気持ちの良い鳥見日和でした。
まずこの橋をめざして

町にはこんなベンチも

コウノトリは水田や湿地、河川 などを好む水辺の鳥です。
体長約1.1メートル、体重4.5kg~5.5kgで両翼を広げると2mにもなる大型
外見は、ツル(タンチョウ)に似 ているが、生態的にはかなり違いがあるそうです。
川で遊ぶコウノトリ

たくさんの巣塔がありました。
豊岡市の「コウノトリ育む農法」の無農薬田やビオトープ田が格好の餌場になるそうです。

田に水を一年中張ることでコウノトリの餌となるカエル、魚、トンボなどを増やし
水田生物の生態系を復活させて害虫や雑草を抑え、安全・安心な米作っているそうです。

いつの間にか、私よりもコウノトリ撮りに夢中な親戚

コウノトリが日本の空から消えて、30年以上が経ち、最後の生息地であった豊岡市では、
もう一度コウノトリを大空に羽ばたかせる事業が進んでいました。
S46年、日本国内の野生コウノトリは絶滅
S60年ロシア・ハバロフスク地方からコウノトリの幼鳥6羽をもらい、
大変な努力の末、繁殖に成功!
現在、平成17年から試験放鳥したコウノトリが豊岡の空に舞っています。

コウノトリは、近絶滅類に指定されている国際的に希少な鳥で
野生のコウノトリは現在、ロシアのアムール川中流域や中国の黒龍江省のなどに
2,500~4,000羽が生息するのみだそうです。
本来、コウノトリは渡り鳥で、繁殖地である極東地域(アムール川中流域)から
越冬地の中国東部(揚子江中流域)や韓国、台湾などの間を渡っているそうです。
従姉のカメラの先は

ペアーのコウノトリ

クラッタリング中

完全な肉食で、魚、カエル、バッタなどを食べ、かなりの大食漢で
成鳥1羽で1日500~600gの餌を食べるそうす。
豊岡市だけで繁殖させるには大変な事業だと感じました。
日本全土に分散して繁殖できれば良いですね~
そしていつか日本全土にコウノトリが舞う日が来ればと・・・

餌を待っていたのは、コウノトリのほかに

家族・・・野生のコウノトリ(エヒメちゃん)の子供夫婦とその子供

野生のコウノトリ、エヒメちゃんは 33年ぶりに大陸から愛媛県宇和町へ飛来、
約3カ月滞在した後、H14年8月、兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園へ飛来
以後、今日まで留まっているそうです。
ここでは、愛媛からきたコウノトリとして親しまれ、
「えひめちゃん」と呼ばれている。足環を付けていません。

もう一羽、足環を着けていない子が、付けるのを失敗したそうで、11番と呼ばれているそうです。

ここで繁殖した子には足環が付いています。

この足環を見ただけで、名前や番号の分かる人がたまたま隣にいて、
いろいろな事を教えてくれました。まるでコウノトリ博士です。
名前をお聞きすればよかったな~ありがとうございました。
次の子はふくちゃん
加古川市で3年過ごした福ちゃん、福田人工巣塔から巣立ったヒナ(2012.7.16)で
今は豊岡に戻っています。
この子の追っかけファンの方も加古川市から来ていました。


京都の紅葉狩り、兵庫のコウノトリ、従兄たちとの時間、楽しい3連休でした。
そして、人と自然が共生する地域づくりを進めながらコウノトリの野生復帰をめざしている
豊岡市の取り組み素敵です。


ソデグロヅルに会う

2014年11月25日 | 日本野鳥日記
11月24日・・・コウノトリに会いに兵庫県豊岡市に行きました。
なんとそこで、ソデグロヅルに出会いました。
シベリアから越冬??豊岡市に一羽、迷い込んで来たらしい。
ソデグロヅルは世界的に数が少なく、絶滅危惧種としてレッドリストにも指定されている
珍しい鳥さんのようです。
ロシア南東部やシベリア中北部などで繁殖し冬には中国南部やインド辺りに渡り
日本には稀にやってくる冬鳥です。この冬ここで越冬するつもりでしょうか?
一人じゃ淋しいでしょうね~これからどうするのでしょう??
川や田んぼで採餌しておりました。
地元の人によるとコウノトリと仲良くなろうと試みたようですが
コウノトリに無視され追いやられたようです。
この子は幼鳥の様です。元気に成長してほしいものですね。
円山川のソデグロヅル

六方田んぼのソデグロヅル

珍しい鳥さんに会えてラッキーでした。

イカルチドリに会う

2014年11月21日 | 日本野鳥日記
お天気いいのでちょっとだけ鳥見。
アカハラ、シロハラ、マシコ探し…空振り
いつもの元荒川をちょっと覗いてみました。
今日の鳥さん
ヨシガモは数が増えているような??

セグロセキレイ

カワラヒワ

カワセミ

イソシギ

最後に、(*^^)vお初さんのイカルチドリに会えました。
コチドリに似ているけどちょっと大きい。嘴も足も長いな~
3羽いました。

近くに行こうと、そ~と動いたら飛んでしまいました。
今度は近くで見てみたい。

岩槻城址公園のマガモ

2014年11月17日 | 日本野鳥日記
小さな池にマガモとカルガモさんがいる。
近くなのに逃げない?とても人馴れしているようす。
餌をやっている人も見かけないのだけど??
至近距離で見ることが出来て嬉しい・・・だけど複雑な気分!
人間が何もしないのを知っているかのようだね!
おかげで、きれいな姿をじっくりみせてもらいましたよ!

まあヒヨドリはどこに行ってもにぎやかですね~!

スズメさんも出ておいでよ!

キジバトさん

相変わらず、大人気のカワセミ、カメラマンのおじさんたちに囲まれていました。

シジュウカラ…落ち葉の中だといい雰囲気です。

なかなか姿を見せてくれないカケス。
今日はちょっとだけサービスしてくれました。いつか全身ゆっくり見せてね!

帰りに黒浜沼に寄ってみました。
いつものカイツブリの中に、カンムリカイツブリが一羽いました。
漁もしないで、のんびりゆったりでした。

今日はカケスが姿を見せてくれたので良しとしましょう。

ヨシガモに会う

2014年11月15日 | 日本野鳥日記
2014.11.14岩槻文化公園に行ってみました。
公園の横を流れる元荒川にヨシガモさんがいました。(*^^)v私はお初です。
気持ちよさそうに泳いでいます。

ヒドリガモ、コガモ、カルガモ、アオサギもいました。

対岸にはイソシギ

お初のシメも出てくれましたが、遠くて残念!

カワラヒワは木のてっぺん

アオジは急に近くに・・・慌てます。

帰りに、前回判定できなかった子がいるところに寄りました。
やはり鳥さんは一期一会なのかな~?会えませんでした。
その代わりにジョウビタキのメスに会えました。今季お初です。

しばらく動かずにいてくれて近くで見ることが出来ました。
美しいメスさんです。

キジバトさんもいました。

ヒヨドリ

ホオジロ

ツグミも今季お初。

晩秋です。

お初のヨシガモ、シメにあえて満足な一日でした。
カケスもちらりと姿を見せてくれましたが、やはり撮ることは出来ませんでした。

秋色の中の鳥さん

2014年11月11日 | 日本野鳥日記
2014.11.10 午前中はぽかぽか陽気でした。秋が深まりましたね~

子どもが通っていた幼稚園の近くの公園とその周辺を歩いてみました。
見沼代用水東縁が流れ、田んぼがひろがっています。
昔はセリ取りに来た田んぼは公園になってしまいました。
モズさん

ホオジロ…秋空に気持ちよさそうです。

メジロ・・・美味しそうに食べていました。

ハクセキレイ・・・今年は沢山会えました。

セグロセキレイ…昨日は暑かったものね?汗臭い?

ああ~さっぱり!

よく見るとあったかそう・・・

シジュウカラ・・・葉っぱが残り少なくなって鳥見にはいい季節です。

コサギ・・・ご馳走をゲット

コゲラも秋色の中に

コガモ…葦に囲まれた安全地帯に、ちょっと見えずらい。

キジバトさん・・・暑かったのでのどが渇きましたか?

アオサギ…高い木の上、そこが好きなのね。

アオジ・・・メスさん、草をついばんでいました。

この子は誰でしょう?コホオアカ?クロジのメス?ホウアカ?アオジ?悩み中です。

この子も悩み中、遠くて不鮮明で・・・

何やら覗き込んでいる人がいます。何がいるのかな~?
メダカでした。我が家のメダカに比べたら元気です。やっぱり自然の中にいる方がいいよね~
でも我が家のメダカは養殖魚、DNAが違うので自然に戻してはいけないのだそうです。
このメダカさんも日本の原種ではないらしい。
この子たちがいる隣の小さな沼?池?に熱帯魚のグッピー?を放した人がいてそれが沢山繁殖して
大変だったそうです。

気持ちのいい午前中でした。

ハジロカイツブリに会う

2014年11月09日 | 日本野鳥日記
2014.11.08 久しぶりに鳥友4名で鳥見です。
埼玉県の彩湖にハジロカイツブリが来ているというので案内してもらいました。
昨日はあいにくの曇り空、気温も低く寒い一日でした。
はたしてハジロカイツブリに会えるのか心配しました。
まず出会えたのがタゲリ、とても遠くて、近くで見ようと移動しようとしたところで
野良ネコちゃんが飛ばしてしまいました・・・残念!いつか近くで見れますように!

これまた遠いのですが、ホシハジロ

もっと遠くにいたスズガモ・・・証拠写真です。

ユリカモメさんは近くを飛んでくれましたが、写真には取れず、浮いているところをパチリ!

彩湖にはこんな子もいます。立派です。

浮きにはカワウさんとユリちゃんが・・・

いつものカイツブリさん・・可愛いです。

カンムリカイツブリは比較的、近くに来てくれました。
すっきり顔のカンムリさん

無精ひげのカンムリさん

可愛いカンムリさん

最後にやっと会えました。
ハジロカイツブリ・・・やった~!ルビーの目をしているんですね~
で、鳥友と別名ルビーと名前を付けました。

ジャンプして潜水するんですね~このシャッターチャンスは難しいです。
これは無欲の一枚、つまり偶然に撮れました。ボケボケですが・・・

会えてよかった、うれしかったです。
鳥友の皆様お疲れ様でした!

カラス軍団に会う。

2014年11月07日 | 日本野鳥日記
今日は台風の影響?なのか風が強かった。
久しぶりに明日は鳥友と鳥見の予定…風が止んでいいお天気になってくれないかな~!
今日、農道を車で走っていたらカラスが田んぼで群れていた。
ミヤマガラスが来ていると人のブログで見かけていたのでとりあえずカメラを向けて見た。
場所の情報はなかったので期待していなかったのだけど・・・・
あれ~~~っ!いますね~ハシブト、ハシボソ、に混じってミヤマガラスがいました。
お初ではありませんが、埼玉でも確認できました。冬ですね~!

睨まれてしまいました。

この子はハシボソガラスでしょうか

この子はハシブトかな

ハシブトは(アーアー)(カアカア)と澄んだ鳴き方
ハシボソは(ガーガー)(ガアァ ガアァ)と濁り
ミヤマガラスは(ガララ)(カララ)と鳴くそうです。
私はなかなか覚えられなくていつも迷います。
今日は合唱でしたのでなおさらわかりませんでした。
一つの群れで3種類のカラスでした。今の季節、冬鳥のミヤマガラスが混じっているのはそう珍しいことではないのかもしれませんね?ちょっとラッキーな気分!明日はお初さんを探しに行きます。