日々の暮らしとYogaと

 
夫とふたり暮らし。心地よい楽しい日常を綴ります。アメリカとカナダの海外生活の記事もあります。YOGA教室を開催中。

夏のサンフランシスコ旅行:ナパ

2009-08-10 | Dallasからの旅


今回の旅行の最終目的地はナパです! 私達がナパに来るのはこれで3度目。今回は、ぶどう畑の緑がとても美しい季節でした。でもこんな風に何度もナパに来るとは思わなかったな~(苦笑)。

ヨセミテから延々とドライブし、宿泊先のカリストガ(ナパの北にある町)に着いたのは夕方5時過ぎでした。ほとんどのワイナリーは、その時間には閉まってしまうため、ワイナリーめぐりは翌日にすることにしました。

その日の夕食は、カリストガのレストランJoLeで。タパスのお店で、お料理全てが小皿に美しく盛り付けられて出てきました。その手の込んだ繊細なお味に感動~。さすがナパのレストラン、味も盛り付けも量も全くアメリカらしくありません



私達は、カリストガでもB&B(Bed&Breakfast)に泊まりました。宿のオーナーはお料理が得意で、手作りとベジ料理にこだわった朝食を出すのが評判です。私達が行った時は、マフィン、スコーン、グラノーラ、ヨーグルト、数種類のフルーツ・コンポートはぜんぶ手作りでした。他にも、ボリューム満点のお豆の煮物やソーセー、卵料理など、朝から心暖まる美味しいお料理でお腹いっぱいになりました。B&Bの名前はWine Way Innです。

ゆっくり朝食をとった後は、ワイナリーめぐりの開始です。訪れるワイナリーは、いつも主人がセレクトします。主人はどうやら自分の気に入るワインを見つけるのが楽しくて楽しくて仕方のない様子。そんな彼のために、その日は一日私が運転手を勤めました。訪れたワイナリーは、、、

Sterling Vinyards

ゴンドラに乗って山の上にあるワイナリーに行きます。旅行気分が高まります。


ワイナリーからの景色がきれいでした。シンボルの鐘も。気に入ったものが見つかって、一本お買い上げ。


Louis.M.Martini

カベルネが有名なワイナリー


Hess Collection

エントランスがかっこいい。美術館も併設されています。


ここのワインはスーパーでもよく見かけますが、飲みやすくて美味しいと思います。ティスティングルームの雰囲気もよかったです。ここでまた1本お買い上げ。

Clos Du Val

飲みやすいワインが多く、ラベルがかわいくて気に入っています。テラスも素敵でした。ここでも1本お買い上げ。



Alpha Omega

2006年にオープンしたばかりのまだ新しいワイナリー。今回のワイナリーめぐりでは、ここが一番よかったです。上質で気品があるワインはたまりません。ここでは2本もお買い上げ。

モダンなお庭も印象的です。


ちなみに今回は、ランチにナパの有名レストラン、Mustards Grillに行きました。



ランチ時も混んでいて、30分程待ちました。見た目はなんてことないサンドイッチなのに、なぜか美味しい。どうしてだろう?

Grilled Ahi, basil aioli, housemade pickled ginger、Double Trouble Chicken, 2 cheeses, 2 sauces

Double Trouble Chicken, 2 cheeses, 2 sauces

ナパには数多くのワイナリーがあるので、毎回違うワイナリーを訪れるようにしています。3度来ても、ほんの一握りのワイナリーにしか行けていないので、もしかしたら、また行くかも? 以下は今回の戦利品です。空けるのが楽しみ♪


以上、盛りだくさんの夏休み旅行でした。

夏のサンフランシスコ旅行:ヨセミテ(2)

2009-08-09 | Dallasからの旅
ヨセミテ旅行記の続き。2日目は、はじめに絶景ポイントのひとつ、トンネル・ビュー(Tunnel View)で、氷河が削り取った景色を楽しみました。左の岩は前日に間近で見たエル・キャピタン、中央に小さく突き出ているのがハーフドーム、右はカテドラル・ロックです。



その後、トレイルを歩いてミラーレイクへ。夏は水が干上がってしまうようで、水量が随分少なかった。期待した景色が見られずに残念です。



次は、ヨセミテ・バレーから離れ、北側のタイオガロード(Tioga Road)に行きました。所々に雪が残る、三千メートル級の山々を眺めながらしばらくドライブすると、オルムステッド・ポイント(Olmsted Point)に着きます。大きな花崗岩の岩山の上から見る景色は最高☆ ハーフドームも見えます。



さらに進むと、道沿いにテナヤレイク(Tenaya Lake)という氷河湖が見えてきます。この湖はとてもとても美しかった。湖を取り囲む山々もきれい。氷河湖なので水がキンと冷たいのですが、湖に入って水遊びしてる人がたくさんいました。やっぱりアメリカ。



途中で引き返し、帰りにセコイアの森、トゥオルム・グローブ(Tuolumne Grove)に寄りました。ジャイアント・セコイアは大きすぎて写真に収まらず、松ぼっくりも巨大でした。右の写真は、枯れていますがトンネル・ツリーです。セコイアの森は他にもあり、マリポサ・グローブが一番規模が大きいそうですが、今回は行く時間がありませんでした。私にはこれで十分です。



2日目はここまでにして、3日目の朝にグレーシャーポイント(Glacier Point)に行きました。主人も私もここが一番のお気に入り。ヨテミテの見所を、一気に上から見下ろしている感じです。

設置された望遠鏡でハーフドームを見てみたら、ハーフドームに登っている人が何人も見えて驚きました。調べたところ、頂上まではワイヤーケーブルがはってあり、それをたぐりながら急斜面を登っていくのだそう。想像するだけで足がすくみます…。

右の写真のつきでた岩はオーバーハンギング・ロック(Overhanging Rock)です。今は立ち入り禁止になっていますが、昔はこの岩の上にも登れたのだそうです。ここも足がすくむスポットですね。



ヨセミテで大自然を満喫した後は、ナパに向かい、ワイナリーめぐりをしました。

夏のサンフランシスコ旅行:ヨセミテ(1)

2009-08-08 | Dallasからの旅
サンフランシスコの街を観光した後は、アメリカの大自然に触れようとヨセミテに移動しました。サンフランシスコからは、車で約5時間の距離です。

ヨセミテは、手軽に観光できるポイントの多くがヨセミテ・バレーに集まっていて、車やシャトルバスで周ることができます。私達は空港で借りたレンタカーを使いましたが、山道はカーブが多く、私にとって運転はちょっと大変でした。

滞在中はずっとお天気に恵まれて、美しいヨテミテの風景を楽しむことができました。滝や山の写真ばかりですが、しばらくおつきあいくださいませ。

最初に行ったのは、ブライダルベール滝(Bridalveil Fall) 夏は雪解け水が少なくなり、滝の水量も少なくなると言われていますが、それでもきれいです。水しぶきが風になびいていますが、花嫁のベールのように見えるでしょうか?



この大きな断崖絶壁はエル・キャピタン(El Capitan)。谷底からの高さは1095mで、世界一高い一枚岩なのだそうです。ロッククライマーの聖地としても有名なのだそうですが、私達は見かけませんでした。



これは、上がノースドームで下がロイヤルアーチ(Royal Arches)。ロイヤルアーチは、虹のようなアーチ状の形をしている花崗岩です。



そしてこちらはヨセミテ滝(Yosemite Falls)。上中下の三段に分かれていますが、これは下段を写した物です。この下の滝までの短いトレイルは、駐車場から20-30分くらいで、人気がありました。



この日はサンフランシスコからの移動もあったため、ここまでざっと観光し、宿に行きました。

ヨセミテで宿泊したのは、森の中にあるB&B (Bed and Breakfast)、Highland Houseです。ヨセミテ公園内ではありませんが、とても静かで居心地のよい宿でした。周辺の道路は舗装されておらず、まさに山奥に来た~という感じ。



このB&Bでは、ハミングバードの餌付けをしていました。朝食時には、お庭にたくさんのハミングバードがやってくるのを見られます。ちなみに、この赤い液体は砂糖水。赤く染めてあるのだそうです。



参考: Yosemite National Park (http://www.nps.gov/yose/)

夏のサンフランシスコ旅行:坂道と霧のサンフランシスコ

2009-08-07 | Dallasからの旅
今さらですが、先月行った夏休み旅行のお話をアップします。今年の夏休みは、私達夫婦とお義母さんとでサンフランシスコを旅行しました。

初日はサンフランシスコ市内に宿泊し、街を散策。私達はサンフランシスコに来るのは3度目ですが、いつも着くと同時にワイナリー地区に直行していたため、市内はあまり観光していませんでした。

今回は、まずユニオン・スクエアに行き、その後、街の名物であるケーブルカーに乗ってフィッシャーマンズ・ワーフに行きました。

こちらが街のシンボル、ケーブルカー。どの車両にも、人がてんこ盛りに乗っていました。満員の時は、写真のようにステップに立ち乗りする人もいて、それも楽しそうです。(私は自分自身が振り落とされてしまうかもと思い、やめておきましたが、ポールにちゃんとつかまっていれば大丈夫だと思います。) ケーブルカーは、ベルを鳴らしながら、坂道を登ったり降りたりして進みます。



フィッシャーマンズ・ワーフに到着し、まずは名物のクラムチャウダーを食べました。BOUDIMという老舗のパン屋さんに入り、出てきたのがこちら。大きなパン(サワードゥ)をくりぬき、その中にクラムチャウダーが入っています。隣にあるのはパンのフタで、それを少しずつちぎり、スープに浸しながら頂きます。サワードウはちょっと酸っぱいので、実は私はあまり得意ではありません。でも、スープは美味しかったです。



フィッシャーマンズ・ワーフは、観光客で賑わっていました。そして、真夏なのに海辺は風が冷たく、上着が必要でした。

食事の後は、ピア39に行き、野生のアシカを見学。たくさんのアシカがごろごろと甲羅干しをしていました~



夕食までは、市内をお散歩。坂の街サンフランシスコというだけあって、本当に坂道が多いです。というか、坂道ばかり。そのおかげで、眺望がいいです。



お散歩中に、有名スポットを通りました。この急勾配の斜面のくねくね道は、Lombard Street、別名The Crookedest Street in the world(世界一曲がりくねった道)と呼ばれています。下りの一方通行で、車が次々と降りてきていましたが、(少なくとも私には)運転が大変そう…。色とりどりのお花が美しかったです。



その翌朝、サンフランシスコの絶景を楽しもうとツインピークスにも行ってみましたが、残念ながら、霧で真っ白。何も見えませんでした(涙)。霧のサンフランシスコとは聞いていましたが、こんなに濃い霧だとは…。

でも今回はサンフランシスコの町並みを楽しむことができてよかったです。同じアメリカでも、平らなダラスとは景色が異なり、面白いです。

夏のカレッジの英語クラス

2009-08-06 | Dallasの暮らし
先日ようやくカレッジのクラスが終わり、ブログを再開しました。

今回も約1ヶ月のクラスでしたが、前回よりもずっとハードでした。
夏季クラスは、普段は3ヶ月ほどかける内容を1ヵ月に凝縮しているものが多く、私のとったクラスもそうでした。
秋や春などの学期にとる場合は、多分そこまでハードではないと思います。

毎日100ページくらいの量のテキストを読み、毎週ペーパー(エッセイや論文)を提出する宿題があり、週末もずっと勉強です。
こんなに勉強したのは久しぶり、脳細胞が活性化されたことを期待しています。

クラスでは、書き物はもいろんな種類やテクニックがあることを学び、当たり前といえば当たり前ですが、どんな文章も作者がエネルギーを注いだ大切な創造物なのだから、使う場合は必ず引用をつけるように(盗用しないように)という点を強調していました。

今回のクラスでは、英語が母国語でない生徒は私一人でした。
先生は心温かい72歳のおじいちゃんで、Aya、分かったか? Aya、こんなこと知ってるか?と、いつも私のことを気にかけてくれてました。

クラスメートも良くしてくれ、ノートを貸してくれたり、一緒に勉強してくれたり、本当にいろいろ助けてもらいました。
クラスメートの約8割は高校を卒業したばかりの子で、夏休みは地元のカレッジで単位を稼ぎ、秋から別の4年制大学に入学する子達が多かったです。

すごいなぁと思ったのは、冷房がキンキンに入ってる教室で、タンクトップとホットパンツ、ビーチサンダル姿の女子が多かったこと。
そんな恰好でもみんな真面目で態度もよく、宿題はきちんとするし、授業もちゃんと聞いてました。
一方の長ズボン、靴下、スニーカーは必須、時々フリースをはおっていました(笑)。

クラスでは、エッセイや論文を4本書きました。
日本のお盆について紹介したり、2つの映画を見て比較したりと、課題はいろいろ。どれも時間がかかリ大変でした。
最後のペーパーは自分でテーマを選べたので、私はYogaのポーズのひとつ、Savasana (無空のポーズ、死体のポーズ) について書きました。このお陰でYogaに対する理解も深まったと思います。

先生から、"You are a good student!"との言葉を頂き、クラス最終日には、また遊びにおいでと言われ、別れました。
しんどかったけど、とても充実したクラスでした。