Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

一抹の寂しさ…

2009-06-23 19:27:04 | その他(外出/日記等)
名カラーフィルム、製造中止へ=デジタル化に勝てず-米コダック(時事通信) - goo ニュース

もう見えても、私は結構多趣味。

「写真撮影」もそうである(結婚してからは、「ご無沙汰」だけど)…。

大学生時代に本屋でバイトして貯めたお金で、やっとの思いで、一眼レフカメラと3倍ズームレンズ(暗いので、安物だけど…)を買った時の嬉しさは、今でも鮮明に覚えている

山口で独身時代、大型借金をして買ったミドルクラスセダンの新車を、徐に走らせて、いいロケーションが見つかったら車を止めて仕留めるのが、珠玉の休日の過ごし方だった
特に、桜が満開の時期の錦帯橋は、見ているだけで惚れ惚れで、「日本人に生まれて良かった…」と思わず呟いてしまうほどの絶景である。

拙ブログの読者の皆さんならとっくにご存知だと思うが、私は競馬も大好きで、独身時代は、給料は皆「自分への投資」に回すことができたから、山口から阪神競馬場や京都競馬場へ足を運んでは、GI馬が「トライアル」的に使うGⅡレースや、GIを幾つも勝った馬の引退式に1人で出かけては、有力なサラブレッドばっかり撮っていた。
(マヤノトップガン号が圧勝した阪神大賞典や、ライスシャワー号が2着に負けちゃったけど、3頭の壮絶な叩き合いとなった日経賞や、テイエムオペラオー号の引退式の写真は、今でも宝物だね。)

こうした写真を撮る時には、私なりの実はこだわりがある。

それは…「フィルムは、必ずポジフィルムを使う」こと。

ポジフィルムは、写真の「撮り手」の「技量」のごまかしが利かないので、下手に撮ったら、本当に「へたくそ」に仕上がってくるし、そこそこ満足できたら「そこそこ」になって返ってくるから、実に面白かった。

しかし、時代は流れ、一眼レフも、今や「デジタル」の時代…
失敗しても、「撮り直し」が何度でも利く。
良い言い方をすれば、「満足できるまで、何度でも失敗ができる」訳で、技量アップには良いのかもしれない。

でもね…。

デジタルでは「決して出ない色」が、ポジフィルムでは出るんだよね、見事に
そこがポジの良いところで、時代が「デジタル」に移行しても、決して廃れないと信じていた。

ところが、ポジの「王道」のコダクロームが、リンク先の記事の通り、すでに国内では姿を消し、国外でも完全撤退することに…。

もう、二度とコダクロームのポジフィルムを手にすることはないと思うと…写真撮りの私にとっては、寂しいね…。

一抹の寂しさ…凄く感じるよ…。
Comments (4)
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