読者の皆様、こんにちは。
管理人のDanchoです。
更新の日付は、５月１６日としていますが、只今、５月１５日、１５時０５分頃です。
この訃報…キャンディーズのスーちゃん程ではないにしても、結構驚きました。
未だに信じられないです。
タレントの上原美優さん、自殺か 自宅で見つかる(朝日新聞) - goo ニュース
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タレントの上原美優（みゆ）＝本名・藤崎睦美＝さん（２４）が、東京都目黒区内の自宅マンションで１２日未明、首をつった状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されたことが警視庁などへの取材でわかった。同庁は自殺の可能性が高いとみている。
目黒署によると、１２日午前２時すぎ、東京都目黒区中央町２丁目の上原さんの自宅マンションを訪れた知人が、部屋の中で首をつっている上原さんを発見し、１１９番通報したという。
上原さんは鹿児島県・種子島出身で、１０人きょうだいの末っ子という「大家族貧乏アイドル」としてバラエティー番組などに多数出演していた。
所属事務所は「遺書はなかったが、解読不明な殴り書きのようなものがあったと聞いている。このような状況に至った理由が見あたらず、驚いている」としている。
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上原 美優 さん…。自ら命を断つ１０日前に、２４歳になったばっかり…。
スーちゃんの訃報に驚いた時に触れましたが、「左大腿骨巨細胞腫」の術後のリハビリがほぼ終わり、３日後の退院に備えていたまさにその時に、この世に生を受けた…。
なのに、旅立ってしまった。
何故だ。
同じ芸能界の「仲間」が、こんなに悲しんでいるし、私も結構好意的に見ていました。
ブログにも、あまりに突然の訃報にショックを受けた皆様が、こんなにもたくさんコメントを付けている…存在感、とってもあったのに…。
私が、上原さんを知ったのは、『踊る!さんま御殿!!』に出演して、進行役の明石家 さんま さんに結構いじられ、種子島の大家族の中の末っ子として育った「環境」を、何の屈託もなく堂々と「セールスポイント」として話をしていた時です。
その時から、引用した記事にも紹介されている様に『大家族貧乏アイドル』という「看板」、いや、もう少し柔らかく言えば「キャッチフレーズ」が付く様になった…と認識しています。
そんな「半生」を著書として上梓する等、ある程度「順風満帆」な芸能活動だと、勝手に思っていました。
しかし、ウィキペディアに紹介されている様に、大家族であったがゆえに「苦労」も多く、それがメンタルにも影響していて、実は、とっても弱い…。
私の様な一般人はもちろんのこと、同じ芸能界で仕事をしている「仲間」も、上原さんのそんな「弱さ」を見落としてしまっていた…。
「大長考の必要性」と題した拙稿でも、「漢字一文字の手紙」として『聖』という漢字…取り上げました。
『聖』という漢字一文字には、こんな意味がある様です。今一度引用します。
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神様からの言葉を、一生懸命耳で聞いているその姿が、この字になったのです。
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自分が、仲間が、相手を思う時、「一生懸命耳で聞く」という事は、簡単な事ではない…そう改めて気付かされた気がします。
上原さんの「小さな声」を、誰かが「一生懸命に耳で聞く」事ができていたなら、失わなくて済んだ命だったかもしれません。それが残念でなりません。
上原さんがブレークしたきっかけとなったと、私が勝手に思っている『踊る!さんま御殿!!』の２０１１年５月１０日放送された内容…。
実は、本件と凄く「かぶっている」気がします。ちょっと紹介します。
この日の放送は、「コンプレックス」を抱えた芸能人が、そのコンプレックスを暴露するというのがテーマでした。
出演していた一人である、今、人気絶頂と言って良い、ＡＫＢ４８のメンバーである、「さしこ」こと、指原 莉乃 さんが、「踊る!ヒット賞!!」を獲得した、その発言です。
番組ＨＰ内では…
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【ＡＫＢ指原 涙×涙のアイドル事情！】
毎日のように、誰かが必ずテレビに出ているＡＫＢ４８！
個人個人では分からないけど、「エーケービー」なら知ってる、
そんな人も多いのではないでしょうか？
そこでお願いがあります！
…指原莉乃（さしはらりの）さん、
今日は名前だけでも覚えて帰ってください！
トップアイドルグループの中核にいるはずの
指原さんが語るのは、涙ながらのアイドル事情！
「顔」では、他のメンバーに叶わないという指原さん、
ならば「トーク」で勝負！と収録では芸人顔負けの
「使えるトーク」をするのですが…OAされるのは
やっぱりセンターメンバーばかりなんだそうです（泣）
それだけでも悲しいのに、彼女にはもう１つ、心配事が！
それは、いつまで続くかＡＫＢ旋風！という事
その為に資格をとって、◯◯アイドルという道を模索中
なのですが、果たして彼女なりの芸能界・生き残りの術とは！？
皆さん、指原莉乃、または、さしこ、応援してあげて下さいね！
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と紹介されています。
オンエアでは、指原さんは、こう発言していました。
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私は、今は１８歳。２０歳になる２年後に「ＡＫＢ」は終わっている予定なんですよ。
今は、「ＡＫＢ」という看板でこうして忙しく仕事もできるし、ゴールデンタイムに「冠番組」もあるけれど、それもいつかは終わってしまう。
（その時になっても困らない様に）そのために、「危険物処理」とかの資格が欲しいんですよ。
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「何故に、危険物処理なの？」と思いますし、現時点では、とりわけ「イケメン」の男性とは「怖い」から恋愛もできないそうで、それに対しても「そんな事はないんじゃない？」と、思わず首をかしげたくなりますが、いずれにしても暫くこの業界で仕事は続けたい…という心理が、この発言からは見えます。
「今の自分に、ＡＫＢ以外に何もない」ので、それが不安だから、『危険物処理アイドル』という「キャッチフレーズ」が欲しい…。
それが良い悪いは別として、この指原さんの発言から、『○○アイドル』という「キャッチフレーズ」が付く事は、芸能界で生き延びて行くためには、相当な「武器」にはなるようです。
そういう点を鑑みると、上原さんは、既にその「キャッチフレーズ」は手にしていたので、指原さんから見たら「羨ましい」となる…という事になります。
つまり、上原さんは、確かにとっても弱い部分は持っているけれど、芸能界では、それなりの「地位」を築いた「ビッグ」な存在だった…という事になります。
だから、これだけの皆様が悲しんでおられる…。
今も、契約上は続いていると思われる、「ＩＴＪ法律事務所」のテレビＣＭ。
多重債務に苦しむ方の「相談窓口」を宣伝するのが、その内容ですが、そこで上原さんは、私達に向かって、こう語りかけています…。
「どうしたの？。何か元気ないよ？。借りているお金の事？。大変なの？。悩んでいないで、弁護士に相談してみたら？。諦めないで、ね！。」
上原さんだから説得力ある…なんてコメントも、動画には付けられています。
なのに、何故…。
本当に、残念でなりません。
「東日本大震災で被災されて、避難生活をされている皆様に、私がトラックの運転手になって、救援物資を届けたい」と、生前に語っていたようです。
スーちゃんが、自らの命に限界がある事を悟った時に残したメッセージではないですが、犠牲になられた皆様のお役に立てることができれば、良いですね…。
ただただ、ご冥福をお祈りするばかりです。合掌。
