Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

なでしこジャパン、優勝候補筆頭のドイツに勝って、準決勝進出決定!。

2011-07-12 23:59:59 | 速報(携帯)/つぶやき(Twitter)


日本、初の準決勝へ=延長戦1―0、ドイツから初勝利―サッカー女子W杯(時事通信) - goo ニュース

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サッカー女子のワールドカップ(W杯)は9日、当地で準々決勝の日本―ドイツが行われ、日本は30分間の延長戦の末に1―0で勝ち、初の4強入りを決めた。13日にフランクフルトで行われる準決勝では、スウェーデン―オーストラリアの勝者と対戦する。

 日本は高さと展開力のあるドイツに苦戦したが、好守で耐え抜いて90分間を0―0でしのいだ。30分間の延長戦では後半3分、途中出場の丸山(千葉)が沢(INAC)のパスを受けて均衡を破るゴールを決め、そのまま逃げ切った。大会開催国のドイツは無得点に終わり、W杯3連覇を逃した。国際試合で日本がドイツに勝ったのは初めて。

 この日行われたもう1試合では、フランスがイングランドに勝利。1―1で終えた延長戦後のPK戦を制し、準決勝に進んだ。 

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更新の日付は、7月12日としていますが、只今、7月11日、12時20分頃です。

これ、日曜日(10日)の昼に、BS1の再放送で見ました。

実況の、野地 俊二 アナウンサー…素晴らしいです。
この試合の「凄み」を、感情のメリハリをつけることで、より深い「味」を付けて伝えていたような気がしています。
現時点で、サッカーの試合の実況をさせると、日本ではナンバーワンではないでしょうか。大好きです。

さて、試合。

前半は、華麗なパス回しから再三チャンスを作っていた気がしますが、後半に入り、「女王」のドイツも、フィジカルの強さを前面に出した、パワープレーで反撃。
後半以降は、ドイツが完全に押していた試合だったと思います。ポゼッションも、圧倒的にドイツが高かったと、勝手に分析しています。

しかし、なでしこジャパンのディフェンス陣が、凄く集中していたと思います。
この試合の「重み」を、モチベーションを高める材料として、怯むことなくドイツに向かっていったことが、結果的に無失点で120分を戦えたのだと思います。
GKの海堀 あゆみ 選手のファインセーブ連発もそうだし、近賀 ゆかり-石清水 梓-熊谷 紗希-鮫島 彩の各選手の「最終ライン」は、コミュニケーションも良く取れていたように思います。
特に、鮫島選手は、東日本大震災の被災地所縁の選手。
この大会に期する思いは、並みのものではないはずで、そのプレーぶりは、被災地のみならず、日本を元気にしていると思います。

結果的にベスト4進出の決定打となった、丸山 桂里奈 選手のゴールは、途中交代してピッチに入った、ドリブル力に定評がある岩淵 真奈 選手が、なでしこジャパンの「カリスマ」・澤 穂希 選手に「ゆるく」落とし、丸山選手の前に空いたスペースに、的確に放った澤選手のキラーパスを、丸山選手が、角度がないところから迷わずシュートを打ったことによってもたらされたものです。「前を向いて、ゴールが見えたら、シュートで終わる」という基本に徹した結果です。
延長前後半通して、チャンスらしいチャンスは、この1度だけでしたから、「御馳走様」をちゃんと言えた丸山選手の決定力を褒めるべきでしょう。もちろん、アシストした澤選手も見事です。
男子A代表にも、これ位の「決定力」があれば…という「サンプル」の様な試合で、この1勝は、サッカー史上、永世に語り継がれるものになるのではないでしょうか。

「ワールドカップ」という大舞台で、2連覇中で、ホスト国でもあるドイツを、「完全アウェー」でこういう接戦をものにしたのは、単なる1勝よりも重みがあると思います。

これを良い意味で「自信」につなげて、こうなったら一番良い色のメダルを取って、日本に帰ってきて欲しいですね。

どちらにしても、あと2試合、戦えます。

しっかり準備をすれば、結果は自ずとついてくると思います。

次は、スウェーデンが対戦相手に決まりました。
もう、失うものなど、何もありません。
北京の「借り」を、倍にして返すチャンスです。

頑張れ、なでしこジャパン!。

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