「巨人はロッテよりも弱い」 －日本シリーズ第1戦の雑感

いやぁ、とんだ水入りならぬ「霧」入りで
7回コールドでロッテ大勝(10-1）。
もうあと1点入っていれば、高校野球地区予選なら
本当にコールドゲームでしたが。

でもロッテの勢い・阪神のブランクを考えれば、
ある程度予想された結果でしょう。


ところで、表題にある「巨人はロッテより弱い」。
確かに今シーズンの結果は、その通り。
でも、この言葉でピーンと来たオールド？ファンも多いはず。


これは、1989年の日本シリーズで、巨人に３連勝した近鉄の選手が
試合後のインタビューで発した有名な一言です。
（当時、ロッテは最下位でした）


この言葉を何故思い出し、そして持ち出したかと言いますと、
本日の試合後、ロッテの選手がインタビューで、
「甲子園で（優勝を）決めま～す！！」
「４連勝しま～す！！」
とファンに向かって叫んでいたのです。


おそらくロッテの選手にも、大きな手応えがあったのでしょうし、
また１２球団一のファンに対してのリップサービスでもあったのでしょう。

でも、ちょっと待って下さい。
阪神の選手を刺激するのは。


16年前の近鉄はその後、4連敗しました。
巨人の選手が猛烈に発奮したのです。
第7戦では、その失言をした加藤投手からホームランを打った
巨人・駒田選手が、ベースを１周しながら、加藤投手に
向かって「バーカ」と叫んでいた(⇒口の動きから）
というオマケも付いておりました。

第１戦では阪神・金本、今岡の４・５番が音なしでした。
ロッテが勝ち進むには、寝た子を起こさないことです。

ロッテ選手は、インタビューの練習も
していおいたほうがいいかも。

１週間後「やっぱり歴史は繰り返しました。」
なんて私に書かれなければ良いのですが。