少し古いネタで、かつコメントするに値しない会社ですが
有価証券報告書等の虚偽記載ネタなので軽くご紹介。
(nikkei 12/28)
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■サンライズT、監理ポスト割当に対し「自主的な訂正」とコメント
システム開発のサンライズ・テクノロジーは28日、2003年9月期―05年9月期の
決算短信を27日に一部訂正したことを受けて大阪証券取引所が同社株を
監理ポストに割り当てたことにコメント。
「自主的な訂正であり、監理ポスト割り当ては訂正内容を大証に確認
してもらうまでの間と理解している」との見方を示した。
大証は「過年度の有価証券報告書等の訂正内容が虚偽記載に該当すると認められる」と
したが、サンライズTは虚偽記載に当たらないとして、大証に監理ポストから
外してもらうよう説明していくという。
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(コメント)
当社のIRリリースもご参照下さい。激しいですよ~。
http://www.sr-t.co.jp/ir/index.html
①訂正した内容は、過去、仮受金勘定で計上していた運転資金支援を、借入金に変更、
売上高・損益の下方修正。損益面だけ見れば確かに金額的な重要性は乏しいけどね。
でも多額の仮受金勘定、会計士もよく放置していました。
②なお、一般常識として「その他」など貸借対照表で不詳勘定が膨らんできたら要注意。
今回はその公式にハマっていました。
③しかし、この会社による有報の訂正は今回が初めてではない。
2月に過去の有報(03/9期)の訂正をしているが、そこでは、
売上高10%超を占める主要取引先を、訂正前まで「該当なし」としていたものを、
「あり」に修正。
でも、連結売上の18.4%も占める取引先を把握できていないこと自体、
重大な問題ではなかろうか。この時点で大証は一体どういう指導をしていたのか。
因みに、その時の主要取引先というのが
「東京証券取引所」っていうから笑える。
今回、大証が強硬な判断をしている遠因かも知れない。
④訂正の届出が、株主総会の開催日(12月27日)。
株主総会でこの重大な事実の報告はあったのか?
⑤とどめは、04年3月末で債務超過▲79億円の会社が、この3月に債務の株式化
などで資本増強したとはいえ05年9月期で「いきなり復配」するもんですかねぇ?
そして資本取引の相手方には、お約束のように「ロータス投資組合」という
胡散臭い先が出てきますし。
⑥いやはや、もはやこの会社は、“サンセット”・テクノロジー。
早いところ、市場から退出頂きましょうか。
有価証券報告書等の虚偽記載ネタなので軽くご紹介。
(nikkei 12/28)
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■サンライズT、監理ポスト割当に対し「自主的な訂正」とコメント
システム開発のサンライズ・テクノロジーは28日、2003年9月期―05年9月期の
決算短信を27日に一部訂正したことを受けて大阪証券取引所が同社株を
監理ポストに割り当てたことにコメント。
「自主的な訂正であり、監理ポスト割り当ては訂正内容を大証に確認
してもらうまでの間と理解している」との見方を示した。
大証は「過年度の有価証券報告書等の訂正内容が虚偽記載に該当すると認められる」と
したが、サンライズTは虚偽記載に当たらないとして、大証に監理ポストから
外してもらうよう説明していくという。
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(コメント)
当社のIRリリースもご参照下さい。激しいですよ~。
http://www.sr-t.co.jp/ir/index.html
①訂正した内容は、過去、仮受金勘定で計上していた運転資金支援を、借入金に変更、
売上高・損益の下方修正。損益面だけ見れば確かに金額的な重要性は乏しいけどね。
でも多額の仮受金勘定、会計士もよく放置していました。
②なお、一般常識として「その他」など貸借対照表で不詳勘定が膨らんできたら要注意。
今回はその公式にハマっていました。
③しかし、この会社による有報の訂正は今回が初めてではない。
2月に過去の有報(03/9期)の訂正をしているが、そこでは、
売上高10%超を占める主要取引先を、訂正前まで「該当なし」としていたものを、
「あり」に修正。
でも、連結売上の18.4%も占める取引先を把握できていないこと自体、
重大な問題ではなかろうか。この時点で大証は一体どういう指導をしていたのか。
因みに、その時の主要取引先というのが
「東京証券取引所」っていうから笑える。
今回、大証が強硬な判断をしている遠因かも知れない。
④訂正の届出が、株主総会の開催日(12月27日)。
株主総会でこの重大な事実の報告はあったのか?
⑤とどめは、04年3月末で債務超過▲79億円の会社が、この3月に債務の株式化
などで資本増強したとはいえ05年9月期で「いきなり復配」するもんですかねぇ?
そして資本取引の相手方には、お約束のように「ロータス投資組合」という
胡散臭い先が出てきますし。
⑥いやはや、もはやこの会社は、“サンセット”・テクノロジー。
早いところ、市場から退出頂きましょうか。
でも所詮、証券会社の広告の関係で、庶民の味方になりえないと
思います・・・最近の例で言えば武富士べったり新聞の朝鮮日報
もとい朝日新聞をみればわかります。
日本の不良債権処理と構造改革の進展より、あふれるオイルマネーを
はじめとするグローバルな資金シフトの影響のほうが大きいのではないか
と感じています。
その理由は、あるサイトで見たのですが、2005年の株式市場は
アメリカと中国以外は、すべて続伸したそうです。
欧州はいうにおよばず、中南米、インドや韓国もあがっており、
世界で見れは、資源大国(地面を掘るしか能のないやつらという
悪口もありますが)のロシアが一番だそうです。
ですので日本の個人投資家とか特に団塊の世代が、株式市場に
つられて虎の子の退職金とかを、ボロリートやいんちき会社の株式とか、
日本沈没投身に凍死したりしないように、警句をどんどん発して
ください!
毎回パンチの利いたコメント
有難うございます。
週刊エコノミスト06.1.10号で
「日経平均株価は旧基準なら既に
2万2,000円」という記事を
見ました。
ここでいう旧基準は00年4月の変更前の
銘柄構成。
組み入れられた銘柄のパフォーマンスよりも
除外された銘柄群のパフォーマンスが
好調であったことが背景にあるとのことで、
指数のマジックなのでしょうね。
とするとやっぱり・・・
やや行き過ぎなのでは、と思います。
強欲の裏返しが、自分をかわいがりすぎるという
過剰防衛のため、マイナスのほうに過敏に反応して
めちゃくちゃに株が売られる時が3年か4年前で
しょうね。
みずほが7万円、今100万円近く
住金が40円、今500円近い
そのときに、思い切って買いに行ける、気力と財力が
ある人が、株で稼げる人なんでしょうね・・・自分は
違いますが。
では。
監査証明府令第1条第8号
添付されていました?