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映画「THE 有頂天ホテル」は「ラヂオの時間」を越えたのか?

2006-01-14 | 映画・音楽系雑感
早速、観て来ました三谷幸喜監督の「有頂天ホテル」。
新宿での初日の初回、眠い目をこすりつつ、一番乗り。
気合が入っていました。少しでも良い席で笑いたいからです。


土曜の10時40分開映ですが、さすがに三谷人気。客席は概ね満席。
今回は登場人物が多いので予めパンフレットを買って
「人物相関図」だけ観ておきました。
完全なネタバレにはなっていなかったので役に立ちました。


で、本編。


節々で笑わせていただきました。
(特に最年長の伊東四朗さん、オイシイ役でしたね。)
脚本も緻密に練り上げられていたと思います。


でも、サプライズな笑い、っていうのが思ったほど無かったかなぁと。


日常会話でもボケとツッコミ調が広がっていき
“一億総漫才師化”してきている日本。

観衆のギャグに対する評価がますますシビアになっているという
(勝手な)前提に立ちますと、
大爆笑を期待する向きにはちょっと・・・・という作品かも知れません。


私の期待値が単に高かったことだけかもしれません。
株式投資に例えますと、
高成長企業の株を割高なプレミアムを支払って買い、
その会社が期待通りの好業績を上げても株価は上がらない
・・・・・ということに似ているような気もします。


以上、自称ギャグ評論家としての個人的な意見。

こんなどうでもいい意見に惑わされることなく、
ぜひとも皆さんご自身でご鑑賞下さいませ。

有頂天というよりは、8合目。これが私の感想でした。
(ですから、表題への答えも”NO”です。)


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■THE 有頂天ホテル■yahoo!映画からのコピペ

解説:
人気脚本家の三谷幸喜が『ラヂオの時間』『みんなのいえ』に続き、
今度は大晦日の高級ホテルで繰り広げられる奇跡のドラマを描いた監督第3作。
役所広司、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾など日本映画を代表する23人の
豪華キャストが、迷路のようなホテルの中で働く従業員や訳ありの宿泊客を
演じる。
登場人物の人生を同時進行形式で絡ませ、伏線を縦横無尽に張りめぐらす
三谷脚本の緻密な構成力は、見事としか言いようがない完成度だ。

ストーリー:
大晦日を迎えた「ホテルアバンティ」では、ホテルの威信がかかった
年越しカウントダウンパーティーの準備で大忙し。
そんな中でも副支配人の新堂平吉(役所広司)は、
様々な問題に機転を利かせて対応するのだが……。

製作年度 2005年
製作国・地域 日本
上映時間 136分
監督 三谷幸喜
製作総指揮 -
原作 -
脚本 三谷幸喜
音楽 本間勇輔
出演 役所広司 、松たか子 、佐藤浩市 、香取慎吾 、篠原涼子

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1 コメント

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期待が大きかったからか・・・ (はっち)
2006-01-22 06:50:28
お邪魔します~♪



僕にはイマイチだったかな?豪華俳優人は、みんな魅力的だったけど、事件が多すぎて、話が整理されてない気がしました(^_^;) それが三谷監督の味といえば味なんでしょうがねぇ・・・
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