ドンキが持株比率を上げて連結子会社化するとのこと。
まず日経記事、続けてコメント。中身はありません。
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ドン・キホーテ、オリジン東秀にTOB
ディスカウントストア大手のドン・キホーテは15日、持ち帰り弁当・総菜店を展開するオリジン東秀にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。現在、ドン・キのグループ全体で30.92%ある出資比率を51.2%に引き上げ、子会社化を目指す。取得額は約100億円。取締役も派遣しオリジン側への経営関与を強め、小型店の共同開発・出店スピードを速める。
ドン・キホーテはオリジン株の358万900株(発行済み株式数の20.28%)を買い付ける。買い付け期間は16日から2月9日で、買い付け価格は一株当たり2800円(13日の終値は2340円)。
ドン・キは2005年8月、安田隆夫会長個人も含めてオリジンの発行済み株式の23.62%を取得。筆頭株主になっている。当初、これを機にコンビニエンスストア程度の面積の小型店をオリジンと共同開発する計画だったが、現在まで都内のドン・キホーテ2店舗にオリジンがテナントとして出店するにとどまっている。
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(コメント)
①オリジン弁当の既存店売上高(対前年比)を見ますと、
ドンキの関連会社となった8月以降、客数の減少を主因として、
低調に推移しております。
9月:-4.8% 10月:-4.9% 11月:-6.1% 12月:-7.4%
競合環境・販売政策・前年の特殊要因の剥落等のそれなりの理由があるのでしょうが、
オリジンの店員さんがドンキ傘下入りに拒絶反応をして
店舗オペレーションが乱れてきた、ってことはないのでしょうか?
ちょっと気になりますね。
②そして、さらに今回のTOBでオリジンの現場の士気が落ちる、ってことになったら
両社にとって不幸な話。
私自身は、両社の企業カルチャーは水と油だと思っております。
現場を見れば一目瞭然ですよね。
店舗での加工度が高く主婦等のパートで支えられているオリジンと、
イキのいい若手社員・バイトで運営されているドンキ。
経営関与ということになると、
オリジン側に抵抗感出てくる=敵対的買収になるのでしょうか?
③オリジンを子会社化する背景には、やっぱり「まちづくり3法」改正が
あると思います。
これらの改正で今後出店しずらくなる(本当かなぁ?)
→そこで規制のかかりにくい 小型店で成長戦略を補完したい
→そのためには、オリジンへの経営関与を高めて出店しやすくする、
ってことでしょう。
でも①で書いたようにオリジンそのものも経営に曲がり角が来ているようでして、
本業も一緒に再生させなくてはいけないところに、ポイントがありそうです。
まず日経記事、続けてコメント。中身はありません。
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ドン・キホーテ、オリジン東秀にTOB
ディスカウントストア大手のドン・キホーテは15日、持ち帰り弁当・総菜店を展開するオリジン東秀にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。現在、ドン・キのグループ全体で30.92%ある出資比率を51.2%に引き上げ、子会社化を目指す。取得額は約100億円。取締役も派遣しオリジン側への経営関与を強め、小型店の共同開発・出店スピードを速める。
ドン・キホーテはオリジン株の358万900株(発行済み株式数の20.28%)を買い付ける。買い付け期間は16日から2月9日で、買い付け価格は一株当たり2800円(13日の終値は2340円)。
ドン・キは2005年8月、安田隆夫会長個人も含めてオリジンの発行済み株式の23.62%を取得。筆頭株主になっている。当初、これを機にコンビニエンスストア程度の面積の小型店をオリジンと共同開発する計画だったが、現在まで都内のドン・キホーテ2店舗にオリジンがテナントとして出店するにとどまっている。
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(コメント)
①オリジン弁当の既存店売上高(対前年比)を見ますと、
ドンキの関連会社となった8月以降、客数の減少を主因として、
低調に推移しております。
9月:-4.8% 10月:-4.9% 11月:-6.1% 12月:-7.4%
競合環境・販売政策・前年の特殊要因の剥落等のそれなりの理由があるのでしょうが、
オリジンの店員さんがドンキ傘下入りに拒絶反応をして
店舗オペレーションが乱れてきた、ってことはないのでしょうか?
ちょっと気になりますね。
②そして、さらに今回のTOBでオリジンの現場の士気が落ちる、ってことになったら
両社にとって不幸な話。
私自身は、両社の企業カルチャーは水と油だと思っております。
現場を見れば一目瞭然ですよね。
店舗での加工度が高く主婦等のパートで支えられているオリジンと、
イキのいい若手社員・バイトで運営されているドンキ。
経営関与ということになると、
オリジン側に抵抗感出てくる=敵対的買収になるのでしょうか?
③オリジンを子会社化する背景には、やっぱり「まちづくり3法」改正が
あると思います。
これらの改正で今後出店しずらくなる(本当かなぁ?)
→そこで規制のかかりにくい 小型店で成長戦略を補完したい
→そのためには、オリジンへの経営関与を高めて出店しやすくする、
ってことでしょう。
でも①で書いたようにオリジンそのものも経営に曲がり角が来ているようでして、
本業も一緒に再生させなくてはいけないところに、ポイントがありそうです。
オリジンの月次が悪いのは、昨年高かった反動のような気がします。
よよよさん。
ご無沙汰しております。
引き続き、サポートコメント
宜しくお願いします。
私以上に事情通の方だと
お見受けしますので・・・・
昨今はご存知の通り倒産は減少傾向ですし、企業の在庫も調整がすすんで昔ほどデッドストックが積みあがりにくい体質となっている。
つまり「安売り かつ 高利益率がでる仕入れ方式」というのは継続性がないビジネスモデルだったのだと思います。だから、資金的に余力があるうちに「安売り一辺倒」から抜け出すための異業種買収をやりたい。その焦りがみえてきているのではないでしょうか?
高い限界利益率を維持できなくなった安売り店の結末は悲惨です。たとえばダイエー。次はイオングループの小売店がやばそうです。生鮮以外の売り場がゴミ溜め状態(中国製バッタ物の山)になっています。要注目です。