いつもご覧下さり、誠に有難うございます。
週末は久々に映画三昧。
黒柳徹子のエッセイが原作の「窓ぎわのトットちゃん」と「ゴジラ-1.0」を観賞いたしました。
この2作品は、何ら共通点がないように見えるのですが、実は前者は戦前、後者は敗戦直後の東京が舞台となっており、その中に盛り込まれているメッセージは明快で、いずれも優れた反戦映画であると言うことだと思います。
お時間あればぜひ劇場でご覧下さい。
実はもう1つ意外な接点を知りました。
ゴジラのテーマ音楽を作曲した音楽家の伊福部昭氏が「徹子の部屋」に出演した際のエピソードどして「どうしてもバイオリンのいい音がほしかったので、当時NHK交響楽団のコンサートマスターを務めていた守綱氏にお願いした」とのこと。
守綱氏は戦時中「バイオリンで軍歌は弾かない!」など気骨があり、戦後はシベリア抑留で苦労した人物。
それにしても、こんな偶然ってあるんですね。事実は小説より奇なり。