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会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな?

岐路に立つ『課長』 (増補版)

2005-11-28 | 経営
朝日新聞で「課長の60年」という特集記事。
そこでの金井壽宏・神戸大大学院教授のコメントは
身につまされたのでご紹介。
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◆ミドルは会社と現実を擦り合わせて、
 会社の中で新しい絵を描ける時。

◆伊能忠敬、フロイトなど多くの偉人の業績は
 中年以降に成し遂げられたものが多い。

◆精神分析家のE.H.エリクソンはミドルが成長し、
 発達するには 「GENERATIVITY(世代継承性)という課題を
 克服しなければならないと指摘。

 これは、若手を育てながら、より意味のあるものを作り上げ、
 後世に伝える作業を意味すると。

◆要は、ミドルは新しい夢をみろ!と。
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実は、この記事を紹介したのにはもう一つ理由がありまして、
金井氏の著作「働くひとのためのキャリア・デザイン」(PHP新書)が
示唆に富んでいてオススメの一冊だからです。

入社、昇進、転職……人生の節目には自分を見つめ直し
将来の方向性をじっくり考える――これが金井氏のおすすめする
「キャリア・デザイン」。
これさえすれば、後は偶然に流される生き方も長期的にはプラスに作用する、
とのこと。私はこの考え方はスッと理解できました。

ご興味のある方はとりあえず、
本屋で立ち読みしてみてください。

働くひとのためのキャリア・デザイン

PHP研究所

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1 コメント

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金井先生 (ufo-sanの後輩)
2006-02-19 01:19:54
の本はかなり沢山持ってます。

矛盾に満ちた会社人生を歩む者にとっての必読書ですよね。

特にufo-sanのお薦めのこの本は手ごろな値段で、電車の中で読めちゃうのでいいですね。
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