天気が良かったので久々にブックオフを数軒ハシゴ。
で、100円コーナーで2冊をゲットしました。
いずれも昨年出版された比較的新しいものです。
まずは、この本。
グッドウィル・折口会長兼CEOによる本ですが、
タイトルにある「プロ経営者の条件」ってのが結局のところ、
何だかさっぱり分かりませんでした。私の読解力がゼロなのでしょう。
ただ、
①企業が成功するには「夢と志」が必要と。
そこまでは良いが、折口氏のいう志とは、
「でっかいことがしたい」「大きいことがしたい」ということ、
②以前、投資家などから大ブーイング(と記憶している)のあった
会社専用のジェット機「ガルフストリームⅤ」を所有している理由について、
4ページを使って説明(釈明?)していたこと、
の2点が非常に印象的でした。
で、②について若干補足しますと、同著によれば、
・最初に同機を買った動機は、IR
(年に2ヶ月、IRのために世界の都市を回ると)
・グッドウィルグループは、時間の大切さ、スピードの大切さを
本当に重視しているからだと。
・使わない時期にはロサンゼルスに置いて、チャーターに出す
(⇒レンタル収益を得ている)。
ふーん、と思いながら、もう1冊。
この本は、12回もの転職をご経験された経済評論家・山崎元氏と
「だめんず・うぉーかー」著者くらたまによる、
「ダメ会社の見分け方」のノウハウ本。
くだけた作りにはなっておりますが、
山崎氏の豊富な転職体験に基づく冷静な企業分析は結構うなづけるところが多く、
意外と収穫の多い本でした。
で、中でも印象に残ったのは、同著p.53~「こんな社長にご用心」。
(題名には「社長」とありますが、「CEO」も同義と理解していいでしょう)
内容といえば、
・立派な社長も所詮は普通のオヤジ、
・社長で居続けることが目的となっている人が社長の会社は、基本的にダメ会社。
「社長」の次には経済団体のポストを欲しがる。
・やたらと頻繁にテレビや雑誌に登場している、目立ちたがり屋の社長
・財界活動好きの社長(山崎氏曰く、経済団体は社会的に無用の長物と)
・IRにご執心の社長
(そうでもしなければ株価が維持できない怪しい会社とさえ思えると)。
⇒むしろ、これからIRが改善する余地のある会社に投資する方が儲かるかも。
などなど
ここまで読まれて、もう皆さんお気づきの通りかと思います。
折口CEO、大丈夫?
IRのために社費を使ってまで専用ジェット機購入しちゃってます。
(ホリエモンですら、自腹を切っていた。普通はそうするでしょう?)
それだけではありません。
先にご紹介した社長本の表紙。
表紙右上の折口社長の肩書きにご注目。
「グッドウィル・グループ会長」の隣に、「日本経団連 理事」。
普通、書きますかね?・・・・・
余程、ひけらかしたかったのでしょうが・・・・。
見る人が見れば、引いてしまいますね。
p.s.なお、どうでもいいことですが、
私の現在の勤務先も、この本によれば典型的な「ダメ会社」。
やっぱり・・・・。
で、100円コーナーで2冊をゲットしました。
いずれも昨年出版された比較的新しいものです。
まずは、この本。
「プロ経営者」の条件徳間書店このアイテムの詳細を見る |
グッドウィル・折口会長兼CEOによる本ですが、
タイトルにある「プロ経営者の条件」ってのが結局のところ、
何だかさっぱり分かりませんでした。私の読解力がゼロなのでしょう。
ただ、
①企業が成功するには「夢と志」が必要と。
そこまでは良いが、折口氏のいう志とは、
「でっかいことがしたい」「大きいことがしたい」ということ、
②以前、投資家などから大ブーイング(と記憶している)のあった
会社専用のジェット機「ガルフストリームⅤ」を所有している理由について、
4ページを使って説明(釈明?)していたこと、
の2点が非常に印象的でした。
で、②について若干補足しますと、同著によれば、
・最初に同機を買った動機は、IR
(年に2ヶ月、IRのために世界の都市を回ると)
・グッドウィルグループは、時間の大切さ、スピードの大切さを
本当に重視しているからだと。
・使わない時期にはロサンゼルスに置いて、チャーターに出す
(⇒レンタル収益を得ている)。
ふーん、と思いながら、もう1冊。
ダメだ!この会社―わが社も他社も丸裸小学館このアイテムの詳細を見る |
この本は、12回もの転職をご経験された経済評論家・山崎元氏と
「だめんず・うぉーかー」著者くらたまによる、
「ダメ会社の見分け方」のノウハウ本。
くだけた作りにはなっておりますが、
山崎氏の豊富な転職体験に基づく冷静な企業分析は結構うなづけるところが多く、
意外と収穫の多い本でした。
で、中でも印象に残ったのは、同著p.53~「こんな社長にご用心」。
(題名には「社長」とありますが、「CEO」も同義と理解していいでしょう)
内容といえば、
・立派な社長も所詮は普通のオヤジ、
・社長で居続けることが目的となっている人が社長の会社は、基本的にダメ会社。
「社長」の次には経済団体のポストを欲しがる。
・やたらと頻繁にテレビや雑誌に登場している、目立ちたがり屋の社長
・財界活動好きの社長(山崎氏曰く、経済団体は社会的に無用の長物と)
・IRにご執心の社長
(そうでもしなければ株価が維持できない怪しい会社とさえ思えると)。
⇒むしろ、これからIRが改善する余地のある会社に投資する方が儲かるかも。
などなど
ここまで読まれて、もう皆さんお気づきの通りかと思います。
折口CEO、大丈夫?
IRのために社費を使ってまで専用ジェット機購入しちゃってます。
(ホリエモンですら、自腹を切っていた。普通はそうするでしょう?)
それだけではありません。
先にご紹介した社長本の表紙。
表紙右上の折口社長の肩書きにご注目。
「グッドウィル・グループ会長」の隣に、「日本経団連 理事」。
普通、書きますかね?・・・・・
余程、ひけらかしたかったのでしょうが・・・・。
見る人が見れば、引いてしまいますね。
p.s.なお、どうでもいいことですが、
私の現在の勤務先も、この本によれば典型的な「ダメ会社」。
やっぱり・・・・。
さてさて、折口さん本とこれに類似する経営者。全く会社訪問も決算説明会出席もしたことがないのですが、和民で有名な渡邊美樹さんがこれに近い匂いがしますね。なぜって?、あれだけマスコミに出て夢について語っているのに、和民の従業員の態度はどんどん悪くなるし、フーズの質も悪くなっている。郁文館の理事長も結構だけどさぁ、本業なんとかしてよって思うのは酒飲みの僕だけかなあ。
最近はむしろ笑笑とかのモンテローザの方が勝っているぞ。