季節外れのバレンタイン・デー －祝・千葉ロッテ日本一

①ロッテ３－阪神２
　ここに至るまで３１年と長かったけど、
　日本シリーズに限れば最速でしたね。
(コールドゲームがあったので）

　ロッテファンの皆さん、
　おめでとうございました。

優勝の瞬間、頭をよぎったのは、
　前にも書きましたが、
　川崎球場外野席での
　ウケ狙いファンによる竹筒を使った「流しそうめん」。
　あれから、よくここまで来たな、と
　感慨に浸っているのは、私だけでしょうか。　


②やっとシリーズらしい点差になったものの、
　結局、逆転に次ぐ逆転といった醍醐味も全く無く、
　あっけなく終わりました。
　千葉県に実家がある者としては非常に嬉しい反面、
　一野球ファンとして見れば盛り上がりに欠ける
　史上最低のシリーズでした。
　もちろん、阪神のせいです。

③でも引退するロッテ・初芝、もっと見たかったし、
　小宮山や黒木といった歴代の功労者も
　出場させてあげたかった。

④千葉ロッテには１９７５年の阪急、１９９０年の西武を
　彷彿させる強さあり。
　この２チームは奇しくも３連覇を達成。黄金時代到来か。


⑤８回裏、阪神無死１塁で３番・シーツがバント失敗でアウト。
　この瞬間、私の中で、ロッテ優勝の自信が確信に変わりました。
　状況判断が悪い上に、技術も無い。
　そこでバントをするなら、
　６回裏１死１・３塁で矢野にスクイズをさせるべきだった。
　その矢野も、９回バント失敗で自滅。
　
　この惨敗から、敗因を巡り、チーム内の確執、そして崩壊が始まる。
　昔の阪神のように。　


⑥大阪で暴動が起きないことをただただ祈るのみ。
プレーオフ第二ステージで敗退しホークスも、
　第３戦での奇跡の大逆転勝ちがあり、
　少しは福岡のファンの溜飲を下げている。
　でも、阪神は、酷すぎた。


⑦間違いなく、村上ファンドへの風当たりは強くなる。
　「もとはといえば、お前がタイガースをメチャメチャにしたんや！！」
　って具合に。
　結局、企業価値、下がってしまいますね。
　感謝セールはどうせ閑古鳥だろうし。

球団を上場させて資金力で有力選手を補強しても、近年の巨人を見れば
　明らかなように、それがいかに虚しいことか、まだわからないのだろうか。
　もう、行き過ぎた拝金主義はやめようよ。
　
なお、私は、９月２７日付けブログで、こう警告してます。
　「日本シリーズを前に球趣を削ぐようなことは
　　是非とも避けて欲しいものです。
　　これで球団が浮き足立って、シリーズに勝てなくなったら
　　阪神百貨店のセールも不発で、結局自分の首を絞めることになる。」
　その通りになりそうです。

⑧しかし、日本シリーズは罪なものです。
　たった数試合の結果で、レギュラーシーズンの健闘が吹っ飛び、
　むしろトラウマを作ってしまうのですから。
　「こんなんだったら、いっそ、リーグ優勝しないほうが良かった・・・・」と。