少林山七草大祭だるま市 その4

2023-06-04 21:45:16 | 紀行

Uさん、こんばんは。

 

今日は、梅雨の時期にしては良く晴れ、湿気も少なく過ごしやすい陽気でした。

そうですね、時間によっては少し汗ばむようなことすらありました。

 

一昨日のひどい雨が過ぎ去り、所謂台風一過のような状態になったようです。

が、そのうち、鬱陶しい雨の日が続くようになるのでしょう。

 

それが終われば、もう夏⁉

季節が進むのが、時間が経つのが、少し早すぎでは。

例によって自分の体内時計がまた狂ってしまって、時間の経過を上手く受け取れていないようです。

 

さて、話が変わります。

少林山達磨寺です。

 

今回でやっと締めることが出来ます。

何でも中途半端にほったらかす自分ですが、やっと一つのゴールが見えて来ました。

 

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高崎駅前で元旦・二日に開かれている”高崎だるま市”

こちらの方のだるま市はもう行くことはないと書きましたが、そうですね、少林山達磨寺のだるま市にはまた来ても良いと思います。

 

別にだるま市で無くたって構いません。

由緒あるお寺ゆえ、古めかしいところはあるけれど、ちょっとばかり活気のあるあの雰囲気が好きですね。

 

で、ですが。

どちらのだるま市がおすすめということはありません。

個人の好みだと思います。どちらも体験されたら宜しかろう思います。

 

行事の性格の違いがありますね。

片や古刹の伝統行事、片や現代風の街おこし地域振興イベント。

 

それぞれの違いが分かっていれば良いのではないでしょうか。

それを理解していれば、それぞれを楽しむことが出来るでしょう。

 

そうそう。

高崎だるま市について自分が少し可笑しなことを言っています。

 

会場が広いだの狭いだのと、記事の中で一貫していません。

視点の違いからそうなるのですが、ここで少し補っておきましょう。

 

高崎だるま市は、駅前のメインストリートを一部区切って会場にしています。

要するに歩行者天国のようなものです。

 

街全体を仕切って会場にしているのと異なり、歩行者天国では広い、というイメージは一般的にはあまり持てません。

幅の広い道路で、奥行きに200mぐらいはありますから、イベント会場として、まぁそれなりの広さはあるのでしょう。

 

が、直線状の道路です。

会場に人込みはありますが、完全に視界を遮るものは特になく、視界は基本的に開けています。

 

人が少しいなくなれば、会場の終端まで一気に見通せてしまいます。

だから、会場の広さはあそこまでか、あそこまで行ったら終わりだなという意識です。

 

出店は、道路の両サイドにそれぞれまとまっており、イベント会場が複雑な構造になっていません。

動線がシンプルになりますから、全体に回遊性が無いですね。

 

これらが個人的に会場が広くないと感じた大きな理由だと思います。

見通せている奥まで行って戻ってくるだけですから。

あちら側に抜けることも出来ますが、駅の反対方向で何もありません。

 

テント等の配置がせめて田の字ぐらいになっていれば、あちらへこちらへの動きが出て移動量が増えます。

これなら、本来の広さ以上の拡がりを感じられると思います。

 

しかしながら、動線が錯綜し、人の動きがスムースでなくなる(滞留する)可能性も出てきます。

所々で人の密度が上がりますから、コロナウィルス対策上、テントの複雑な配置は無理なのでしょう。

 

で、逆に広いと言ったのは、だるま販売のテント数が予想よりも少なくて、仮にだるま市がメインだとしても、この出店数でしたら、ここまでの広さは要らないだろうと思ったからです。

 

飲食関係の出店の方が多く、こちらの方がイベントの主で、だるま販売が従のような感さえ持ちました。

 

”だるま市”は、単なる客寄せの口上、祭りの口実・添え物のようです。

名称を”新春高崎駅前祭り”にでもした方が、その内容に相応しいのでは。

少し言い過ぎましたか。

 

以上、釈明ではありませんが、そう表現した理由をここに書き付けておきます。

冒頭でかいたとおり、後で記事を見返したら、ちぐはぐなことを書いているなと思われても仕方無い、舌足らずのところがあると自分でも感じましたからね。

まぁ結局は言い訳ですね。

 

そうそう。

以前の投稿で挿入することが出来なかった、少林山達磨寺で買ったものの写真が出てきました。

締めとして、ちょっと並べてみましょうか。

テントで買っただるまです。

左側の方が、うっかり買ってしまった猫だるま。

10㎝ぐらいしかない小さなだるまのくせに、1,800円もします。

 

家に受験生がいましたから、頼まれてもいないのに、合格祈願グッズを一揃えです。

買って早々、子供がほったらかして、今どこにあるかもわかりません。

 

鉛筆も、だるま型の消しゴムも使いませんでした。

今、家のどこかにあるはずです。何処にあるんだろうか。気になります。

 

※学校には合格しましたが、グッズを使っていないこともあって、少林山達磨寺の加護を感じていないその子は、御礼参りには行っていません。

 

こんな袋に入れてくれます。

普段はレジ袋は断ることが多いけれど、記念として一枚貰い(買い)ました。

 

真ん中の2つが少林山達磨寺のおみくじです。

下のお目目ぱっちりダルマおみくじは陶器製らしいです。

この二つのおみくじも、未開封でそのままどこかにしまったままです。

 

両サイドの二つの根付は家に帰る途中の高速道路のサービスエリアで買ったものです。

左側の鈴根付がいい値段です(1,100円)。

水琴鈴のように、鳴らすと綺麗な良い音がするから、まぁいいかと勢いで買いました。

 

上州名物、焼きまんじゅうです。こちら方面に来ると必ず買っています。

これはお土産として家まで持ち帰りました。

時間が経ってちょっと固くなってしまいました。

 

結構色々買っています。

ちょっと出掛ると、あれこれ欲しくなって、なんだかんだと散在しまいます。

駄目ですね。

 

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これで、1月の紀行文を6月にまとめることが出来ました。

大して参考にもなりませんが、自分への忘備だと思ってだらだらと書付を進めてきました。

どうぞお許しください。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。


少林山七草大祭だるま市 その3

2023-05-31 23:14:50 | 紀行

Uさん、こんばんは。

明日で6月です。

 

最早、半年も前のことですが、今だに、高崎は少林山達磨寺のだるま市に行ったことについての顛末を書き終えていません。

実に中途半端です。

 

いい加減止めてしまっても良いのですが、更新再開ですぐに書き付ける事が他にありませんし、来年あたり、この記事を切っ掛けとして、彼の地に来訪する人もあるかもしれません※

 

だから、最後まで書き切ることにしました。

今回、次回の2投稿で完結予定です。

 

※多分いないと思います。

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さて、札所の隣に”達磨堂”という展示館があります。

高崎だるま市に対抗するかの如く、外側に大だるまが備えてあります。

 

目が離れていて、顔つきが高崎だるま市のものとは大分様相が違います。こちらの方が素朴です。

達磨館内には、各地の珍しいだるま、歴史的な資料が納められています。

ここで写真を撮影しようとしたのですが、写真撮影・映像撮影禁止の表示がありまして止めておきました。

 

が、インターネット上にはこの館内の画像が沢山出てきます。

どういうことでしょうか。

警告表示は決して新しいものではなかったのですがね。

 

順路を進むと、裏手側に露店が出店しています。

2・3軒、ダルマ関連商品の露店がありますが、それ以外は飲食関連の出店です。

出店数は結構ありますが、ほぼ全てがキッチンカーでした。

ですから、表側が伝統的な行事なのですけれど、裏側は現代風なイベント会場のようでした。

以前は、飲食出来るスペースもあったようですけれど、コロナウィルス蔓延の影響で、基本的に全て持ち帰りになっています。

高崎駅前のダルマ市で見た例の目立つ看板をあちらこちらに見掛けます。

左手に、だるまの絵付け体験が出来る工房のような施設があり、その脇には、”だるだる”なる売店も。

ここでも、札所のようにダルマや関連する物品が売られています。

絵付けまでは、まぁしなくても良いでしょう。

巡回ルートに従ってぐるりと本堂を回り、帰路につきます。

寺務所前の出店で、家族に好評の上州名物”焼きまんじゅう”を買いました。

 

例の石段を使って帰ろうと考えていましたが、一方通行の動線規制が掛かっており使えません。

下からの登りだけになっています。

来た道を戻るように、寺の西側から抜けて駐車場へと歩き始めました。

途中、脇道を入って、東の方角へ進行方向を変え、門のある石段のたもとまで行きました。

未練がましいのですが、ちょっとだけ損した感じ・やり残した感が残ってしまっていますのでね。

だから、わざわざ駐車場の反対方向にある石段に向かったんです。

 

でも石段を上まで登ってしまったら、一方通行、また今来た同じ道(寺の西脇を抜ける道)で戻ってこなくてはいけません。

これは辛いですから、雰囲気だけ味わうことにして、写真を撮り寺を後にします。

辺りはすっかり暗くなっています。

これから人出もどんどん増えてくるのでしょうけれど、すれ違う人達(駐車場や駅からやってくる人達)はまだそんなに多くはありませんでした。

駆けるようにだるま市を見ましたから、軽い疲労感はあります。

それでも一気に家に向かう気力は残っています。

寺から駅に向かう途中の国道は混んでいるところもありましたが、高速道路に入ってからは渋滞することなくスムースでした。

※疲れで眠くなった躰にはこれです。ドクロマークのカフェイン増量コーヒー。

高速道路専用品だとのこと。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。

 


少林山七草大祭だるま市 その2

2023-03-21 19:50:17 | 紀行

Uさん、こんばんは。

 

桜の花の季節です。

残念ながら、本日旗日は薄曇りの生憎の陽気。

 

空は白っぽく霞んだままです。

青く透った空にこそ、淡いピンクの桜の花が映えるというのに、これでは撮影気分が盛り上がりません。

 

近所の桜は、今、7~8分咲きといったところ。

週末も雨模様のようですし、今年の桜の撮影はダメかもしれませんね。

 

そうそう、近くにコブシ(ハクモクレンかもしれない)の並木がありまして、桜よりもどちらかというとこちらを撮影したかったのですが、青地に白、これこそ素晴らしきコントラストです。

 

ですから、コブシの撮影も中止。

 

出掛けることもありませんから、日頃の疲れとゆっくりと取りつつ、だるま市紀行文の続きでも綴りましょう。

 

*      *     *

 

さて、話を戻します。

西側の方から寺に入りますと寺務所前に至りますが、本堂に行くにはさらに右手の階段を登る必要があります。

※キッチンカーの奥が寺務所です。直接撮影するのを忘れました。

 

寺務所には、だるまに因んだ様々なグッズが売っていてかなり興味をそそられますが、このまま先を進みます。

往来方向の規制があるようです。

手前の階段ではなく、池の奥側の方の階段を登ります。

 

こちらの階段の数は多くはありません。

 

登ると目の前が御本堂です。

 

ここは高台ですから、見晴らしが良いですね。

ここに到着したのは4時30分ぐらいでしたが、まだ少しだけ周囲は明るいのです。

北の方角に渋川伊香保方面の山々が見えています。

景色がとても良く、疲れていて萎えた気分も晴れました。

 

伽藍七堂は、全体になんとなく古びていて風情があります。

観音堂なぞ、茅か何かで葺いた屋根がいい感じで苔むしています。

それでいて山内全体が何か活気がある、不思議な良い感じです。

古いお寺が寂れることなく、元気なのは良いことです。

ダルマ型の絵馬なんかもこうして吊り下げされています。

 

由緒ある古刹が廃れるのは実に寂しいですからね。

 

※樹脂製のだるまで、夜になると明るく光って灯篭代わりになるだるまです。

札に企業名が書いてあったしますから、納められたものでしょう。本堂の周辺あちらこちらに沢山置かれています。

 

正面の本堂脇には、沢山の縁起だるまが奉納されています。

写真で見たあの達磨像がありました。

お坊さんが小だるまを手に持ち、ぶつくさと何事かを唱えながら願掛けをしています。

達磨を買った人がここで開眼してもらっているのですね。これは有料です。

 

本堂の反対側に、だるま販売のテントが2張(正確には一店舗らしい)があります。

1軒のみですから”市”の体は全くなしていませんが、自分はこれで十分です。

 

何故かというと、本堂のすぐ隣に、札所のような施設があってここで色々なだるまグッズが手に入るからです。

どちらかというとですね、張り子のだるまよりグッズの方が欲しいのですね。

 

いくつあっても張り子はあくまであの形ですからね。

多少顔は違いますが、同じようなものです。

 

少しづつ買い増して処分していませんから、家のだるまの数は増えています。

でも本来は1つあれば足りるものです。

 

グッズを売っている札所では、子供用に絵馬やお守り、箸、文具セットを買いました。

ハンカチがあれば良かったのですけれど、あったのは手ぬぐいでした。

この札所・御守売店では、大きさ別に公示?価格が表示されただるまが売られています。

以前にも書きましたが、だるま市の露店では普通、販売価格が明示されません。

 

これが客の不信感を生んで、だるまの不買に繋がっているのでは、とも書きました。

ぼった食られるという不安感ですね。これで手控えるというわけです。

勿論、露店では協定的な平均価格があり、不当な売価は無いはずなのですが、人の心はそういうものです。

 

この札所では、標準的な値段はこれだ!ということがはっきりわかりますから、大変に良いと思いす。

ただし定価ですから、値引き交渉は出来ません。

 

次いで言いますと、ここでダルマの大きさを称するに、〇丸(例えば1丸;いちまる)という通な言いまわしがあることも知りました。

※1丸は12㎝ぐらいだそうです。

※※他に”号”という区分も使われるそうです。

 

で、結局、だるまを買うことにしましたけれど、札所売店ではなく、だるま販売の出店で選ぶことにしました。

だるま市を脇で支える(盛り上げている)唯一の店ですから、ご祝儀代わりです。

 

テントでは1丸の赤だるまもの一つと、それよりも少し小さな猫の面をした変わったヤツを買いました。

赤ダルマは安くしているとのことで、1,000円でした。

本当は1,500円らしいがそれだと相場より少し高い感じです。

 

猫ヅラの方は1,800円もします。

別の工房で作られた特別なものだそうですが、これは高すぎ!!

 

手書きでピッと書いた猫ズラに、意味の分からぬプレミアムがたっぷり乗っかっています。

が、なぜか判断が少し鈍って、財布のひもを緩めてしまいました。

 

というのも、これは子供向けに買いましてね。

普通のダルマでは興味を持ってくれないと考えて、ちょっと変わったものをと、決めつけたのが良くないですね。

 

奇抜なものを買って、少し後悔しています。

家ではそっぽを向かれました。

哀れ。

 

それから、普段は全くやらないおみくじを2種類。

ダルマの形をした方は素焼きで出来ており、取り扱いに注意が必要です。

るるぶやインターネットでは400円となっていたのに、実際は500円です。

25パーセント、一気に値上げされています。なんでも値上げですね。

切り良く、100円アップということです。

 

今日はここまでです。

買ったものの写真が見当たりません。

探してあったら、次の投稿にでもアップしましょう。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。

 


少林山七草大祭だるま市 その1

2023-03-18 21:12:40 | 紀行

Uさん、こんばんわ。

 

行きました。

 

え、今頃?

ではありません。

 

記事にするのが遅れたのです。

ちょっと分量が多いもので、疲れてしまい、少しづつ書き進めてきたためです。

 

投稿が別の記事と時系列的に相前後します。

また、トピック全体も小間切れにして投稿します。

 

どうぞお許しください。

 

*  *  *

 

年の初め、高崎だるま市が思ったほどではなかった、といったようなことを記事にしました。

そのせいか、もう一つのだるま市の方がどうにも気になり出し始めまして、急遽思い立ち出発することを決めました。

 

こちらのだるま市の開催日は、1月6・7日です。

6日が前夜祭、7日が本祭で、夜通し祭りが行われる由。

 

インターネット上の記事などを読みますと、6日の午後から夕刻に掛けてが比較的空いているらしいことが分かりました。

また、祭りの最中は周囲に交通規制が敷かれますが、7日の朝方はこれが解除されます。

 

ということは、6日の午後か7日の朝早くが人も混んでおらず、行くならこの時間帯です。

考えた末、6日の午後(夕刻)に訪れることを決めました。

 

車で自宅から2時間半ほどです。

 

開催地である少林山達磨寺は、高崎市内から少し西の方へ行ったところにあります。

駅からは道路が空いていれば15~20分程度でしょうか。

 

国道を西へと進み、碓氷川と併走するようになったら、少しして脇の道に入ります。道なりにぐいと左手の方に曲がりますと橋です。

この橋、鼻高橋を渡って、突き当った道を左手方向が達磨寺です。

橋を渡ったところ。左手が橋、奥が寺方面です。

 

けれど、寺周辺には既に交通規制が掛かっていて、左側には行けても、寺近くの駐車場には入れません。

そこで、ここでは右手に曲がって臨時駐車場に向かうことになります。

 

誘導員さんがあちこちに沢山いますから、行くべき方向がわからなければ、彼らに声を掛けましょう。

自分もそのうちの一人に車はどこに止めるのだと質問をして、臨時駐車場のことを知りました。

 

臨時駐車場自体は、この橋のたもとにあり、つまりすぐ目の前なのです。

※無料駐車場は、橋のすぐたもと、左側にあります

しかし、駐車場に至る道に入るには、かなり先の方に進む必要があるのです。

道路(少林山通りというらしい)の所々に、駐車場入り口の表示看板がありますから、これを目安にして進みます。

右に曲がれの看板で、信号を右折します。誘導員がいますから心配はいりません。

 

ここまで結構距離があります。橋から500mぐらいは進んだ気がしますね。

そして仕方がありませんが、住宅地の中、来た方向へ戻っていきます。

 

臨時駐車場は、児童公園でした。

なお、この駐車場は無料です。

ここ以外にも駐車場があるようですけれど、誘導に従いこの無料臨時駐車場を利用しましたから、他の場所のことは良くわかりません。

 

公共交通機関を使う場合は、一番近い駅が信越本線の群馬八幡です。

ここから橋を渡って歩いてくる方が結構いました。駅から距離にして1Km徒歩15分ぐらいでしょうか。

シャトルバスのような小型のバスも運行されています。

※駅方面は橋の向こう側です。

駐車場で車を降りて、寺までは歩いて7・8分というところです。

寺は、碓氷川南側の小高い丘陵地の中腹にへばりつくように存在しています。

 

ですから経路は途中から少し登りになります。

 

入り口は二つあります。

一つは、西の方から坂を上って左から寺務所の脇に至るもの。

もう一つは、少林山通りを少し先に進んで山門に至り、参道の石階段を登るというものです。

 

階段の数がかなりありますし、少し急な登りですから、足腰の悪い方は西側から境内に入ると良いでしょう。

自分は何もわからずじまいで現地に乗り込み、人の流れに付いていったまま、西側から寺域に入りました。

本当はですね。

知っていれば、山門からきちんと入って、苦労してでも石段を登り、鐘の下をくぐって本堂へ至りたかったですね。

 

そうでないと、なんだか中途半端な感じがして気分があまり良くありません。

遠方からせっかく来たんですからね。

 

といいつつ、この寺の事は知らぬ存ぜぬでしたから、今回見落としたところも沢山あります。

ここには何をしに行ったんでしょう。

 

そうです、だるま市の雰囲気を味わいに、です。

だから、まぁあまり厳密にやらなくてもいいですね。

 

今回はここまです。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。

 


十云年ぶりにお世話になった人に会いました

2023-03-13 23:19:24 | 紀行

Uさん、こんばんは。

 

昨年、3月10日の記事「八ヶ岳の麓はまだ雪が残っています」で、清里に寄った後、白州方面に用事があると書きました。

 

その用事とは、10何年か前に突然仕事を辞めて山梨に引っ越してしまった、職場の先輩に会うことだったのです。

 

先輩と言いますか、まあ上司ですね。

直属の上司ではありませんが、同じ職場の違うセクションのまとめ役です。

 

その方とは、ある時限的プロジェクトで一緒になりました。

当時の仕事の分野で門外漢だった自分に様々なことを教えてくれたり、計画方針についての助言を授けて呉れたりして、色々と世話になった方です。

 

そして、当該プロジェクトの完成を目前に、その方は突然仕事を辞めてしまいました。

上層と違う考えで動いていた自分たちとの間に挟まって、嫌気がさしてしまったのではないかと、当時は少し悩んだと言いますか、罪悪感を持ったものです。

 

それから再び会うことはありませんでしたが、年賀状のやり取りはずっと続けていました。

住所もですね、碌に年賀状の書面見てもいませんでしたから、気が付きませんでしたが、良く通っていた清里から、そこはさほど遠くないことをずっと後になって知りました。

 

近くは行けども、寄るに至らずで10云年。

やっとこさ、昨年の3月に手土産を持って会いに行きましたが生憎都合が合わず。

更に12月にも行きますが、これまた不発。

 

今年、またも啓蟄を超えてしまっています。

昨年春の訪問失敗から、早一年が過ぎています。

 

このままではいけない、と急遽思い立ったのが、昨日。

来週は天気があまり良くない、行くなら今日だと、車に乗り込みいざ出発です。

 

 

今回は期待もせずに出掛けて行って、だから手土産なしです。

車を走らせること、2時間半弱。

 

車を玄関脇に止めます。

...。

先輩は庭先で庭いじりをしていました。

 

電話で一度話しはしていまして、昔と変わらぬ張りのある元気な声でしたが、もう齢75を超え、後期高齢者になるとのことで、そうなるといつ何かあってもおかしくない。

 

不謹慎ですが、そう考えてしまい、いつ会おうか、いつ会えるか、それだけです。

それでもですね、あっという間の一年ですから、今年こそはの気持ちでした。

 

少し白髪が増えて感じですが、退職当時とあまり変わった印象はありませんでした。

耳が少し遠くなりましたか、何度も話は聞き返されました。

 

当然、昔話ということになるのですが、それでもその方は職場にいる別の方との付き合いがあって、元の職場の現在のことにも通じており、さらにかなりアップデートされた情報を持っているのには驚きました。

 

庭先で暫く話し込んでいましたら、昨日は良い天気で日差しも強く、少し頭が痛くなってしまいました。

 

それと、その方の農機具の手入れを中断させてしまったこともあったものですから、一時話を中座して、昼頃再会して昼食を一緒にとることにします。

 

近くで時間をつぶし、その方が紹介してくれた少し変わった個人経営の小さなカフェレストランで食事をとりました。

既に行き馴染みのお客さんになっているようで、レストランを経営するご夫婦と、近くの酒蔵の話ですとか、人が集まる有名な桜の木の話をしていました。

 

その後、またお宅に戻って少し話し込みました。

 

多趣味の方で、山登りやら釣りやら昆虫採集の話を色々伺いましたが、時間にもなり、辞去することにします。

結局、手ぶらで長居をすることになりましたから、後で考えたら少し恥ずかしくなりました。

 

今回は、せめて顔でも見られれば、と思って期待せずに来ました。

予定なしに行きましたから、顔を見たら直ぐに帰るつもりだったのです。

 

で、3度目の正直で会うことが出来ただけでなく、長話しも出来たのは僥倖と言っても良いかもしれません。

再会の約束をして彼の地を後にし、高速道路に入ります。

 

多分そうだろうな~と思っていましたが、案の定、中央道お約束の午後の渋滞です。

半日で二百数十キロを走破した疲れた体に、この渋滞は堪えます。

倍近い時間まではかかりませんでしたけれどね、家の最寄りのICが近づいてきたときは安どの一言です。

 

さて、今回の外出に持って行ったカメラは645DとGX7Mk2です。

645Dは、基本稼働率は低いのですけれど、こちら方面に来るときはなぜかいつも持って来ていますね。

 

カメラは持ってはいきましたが、余り撮影はしませんでした。

撮影が目的ではありませんからね。

 

GX7mk2は予備の位置づけです。

ですから、こちらのカメラでは殆どシャッターを切っていません。

 

645Dで撮影した写真を一枚載せておきましょう。

と言っても、まともに撮った写真はこれ一枚ですけれど。

訪問地近くから撮影した甲斐駒ヶ岳です。

手前の人工物(物置?)が少し邪魔です。

 

レンズはSDM 55㎜f2.8です。

75㎜f2.8も持っていきました。

そちらの方が画面を整理出来ましたから、良かったのかもしれません。

 

それから露出がちょっとアンダー気味です。

雑に撮りましたからね。どうぞご容赦ください。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。