Uさん、こんばんは。
お気に入りの撮影機材の一つ、Canon EOS-1D MarkⅣです。
縦型グリップ一体型の比較的筐体の大きいプロフェッショナル用機器です。
業務機らしいフォールディングの良さと、ボディバランスの良さで、余り重さを感じずにいました。
自重900g弱で、後継機である35ミリ判の方の、Canon EOS-1D Xよりも少し軽量になっています。
自分の場合、このカメラには比較的軽量となる中望遠以下の単焦点レンズを付けます。
(正直に申せば、EFマウントのズームレンズは持っておりません)
そしてそれら単焦点レンズはLuxuryシリーズではなく、全て無印のものですから、全体の重さはかなり抑えられています。
それでも最近、タイトルのように、このカメラが重く感じられるようになりました。
体力(腕力)が落ちているのかもしれないのですが、それ以外にも原因がありそうです。
このところ、旅行にしか使わなかったPanasonicの古いミラーレスカメラ2台を普段でも使うようになりました。
Panasonicのレンズを買い増しした結果、ボディが足りなくなったからです。
新たに普段使いとなったカメラを中心として、APS-C以下の小型軽量ボディを多用することが多くなりました。
普段使いとなった2台のカメラはかなりの軽量です。
その結果、相対的に重量のあるEOS-1D MarkⅣを重く感じるようになってきたのではないかと考えています。
重さを感じるということは、一種の不満を感じているということでもありますが、出来れば手放さずに壊れるまでは使いたいとは思います。
長い間、憧れの機種であり、ようやく手にできたものですから、今迄は外にも出さず、室内の家人を撮ることのみに専念して大事に使ってました。
ですが、これからは外に連れ出してもっと活用してやろうと考えています。
流石にシャッター音がガシャ・ガシャと五月蠅いし、目立って仕方がない大型の筐体なので、人の迷惑にならないよう、どこか人の少ない山の中で景色でも撮ろうかと思いますけれど。
この機種は、もうメーカーによるメンテナンスは出来ません。
故障が少し怖いのですが、基本単射で連射はほぼしませんから、少なくともシャッター機構がいかれてしまう可能性はかなり低いと考えています。
まぁ希望的観測かもしれませんが、購入したとき、裏面の三脚穴付近に全くスレ・汚れも無く、ボディもきれいでしたから、アマチュアの方が大事にされていたのではないかと考えています。
そういう中古品を買いました。
以前、外装が汚いEOS-1D Markiiiを中古で買ったことがありました。
このときは流石にシャッター音がバランバランという感じがしていて不安でした。
そんな個体でも、当時Markiiiで撮影した写真を見てみると、結構綺麗に良く撮れているなと思います。
記録画素数は1100万ぐらいでしたけれど。やはり1Dシリーズは良いと思い、このMarkⅣを買ったのです。
連射も動態撮影もしない自分が買ったのは、今思えば勿体なかったかもしれませんが、上級機としてのビルドクオリティ(造りの良さ)、操作性の良さ、シャッターフィーリングの良さなど、官能性能を優先してこの機種を選びました。
そう、手に触れた時、フォールディングした時の、満足感を充足させるために買ったのです。随分贅沢ではあります。
最後に。
手持ちの機種で、これだけが記録メディアにコンパクトフラッシュ(CF)を使えます。手持ちのCFは4枚。全て4G以下と以外と容量が少ない。
1600万画素で、動画撮影もせず、RAW記録も偶にしかしない、動態撮影をしないので連射もしない、となれば、この容量のこの4枚で十分です。
半分は、先に旅立ったEOS 7Dの置き土産なのですが。
もし、EOS-1D Mark4の使用を止め、売却してしまうことになると、このCFは無用の長物となります。
カードリーダーを使って容量の少ないUSBメモリーとして使うしかありません。
そうなったら、自分の中で、一つの時代が終わったなと思うことでしょう。
では、これで失礼します。
ごきげんよう。
さよなら。