Uさん、まだ休んでいますか。
静かに連投しておきます。
DSD。
御承知のとおり、ソニーとフィリップスが共同開発(規格策定)した、SACDの基礎となるデジタル技術規範です。
※CD(Compact Disc)もやはりソニーとフィリップスが共同規格開発したものです。
10年以上前、SONY製最上位のクリエイティブノートPC(VAIO AR-75UDB他)を、立て続けに2台使っていました。
このノートPCには、PCMをDSDに変換するプログラムが組み込まれています。
とても良い音だと書いてありましたが、変換に大変なパワーを要求するため、他のプログラムは中止して、動作させる必要がありました。
その当時は、音質へのこだわりはほぼありませんでしたし、PCオーディオのことは、全く知りません。
PCで音楽を聴くことはありましたが、それは音楽CDを再生するぐらいで、この機能は無視していました。
実は、興味を持って何回か起動させていましたが、動作開始までに非常に時間が掛かるため、いずれも途中で中止しているのです。
PCが高負荷で壊れたのではないかと不安に感じるのです。
そんななか、一度だけ動作させたことがあります。
プログラムを起動すると、画面全体が黒くなって、例の”DSD”のロゴが現れます。
動作可能になるまで、兎に角、時間が掛かります。
我慢しました。
思い違いかもしれませんが、DSDプログラムが動作開始できるようになると、ノートPCのインジケーターが赤くなったような気がします。
ヘッドフォーンで聴きました。
ヌルヌルした、ヌメッとした聴いたことのない変な音質です。
背景の黒さは感じました。
PCMのメリハリのある音の方が馴染みがあります。
高音質とは感じませんでした。
この一度でDSD再生は止めました。
こういった記憶があることから、DSDには良い印象がありません。
世の中、DSD,DSDと大騒ぎですが、あのヌメッとした傾向は変わらないのでしょう。
アナログ風だと言われていますから。
手元にDSD音源はありませんし、変換機構もありませんから、現在、DSDを聴く環境はありません。
過去の経験から、積極的にDSDに関わろうとは思いません。
機会があれば聴いてみましょう。
あのヌメヌメは今は自然なものになっているのかもしれません。
では一旦失礼します。