Uさん、こんばんわ。
”動きもの”という表現を知っていますか。
主に写真撮影に関する領域での対話で使われているようです。
意味としては、単に”動くもの”のようです。
単に、物理的移動を伴うものではなく、自律的に意思を持って動くものを表現の対象にしているようです。
価格コムなどのカメラ関連の掲示板で普通に見られる表現です。
単に慣れていないだけなのでしょうが、語感に何となく違和感を感じます。
外野が言うのも何なのですが、”動くもの”でいいのではないかと思います。
”動態撮影”は堅苦しい表現だから、これは避けているのでしょうね。
価格コムの掲示板には、常連さんが沢山いて、色々な人の投稿に対して様々な反応を見せてています。
常連さん同士でのやり取りも当然あり、ある種のコミュニティを形成しています。初めて訪問した人から見たら、閉じた世界のように感じられるかもしれません。
この時、”動きもの”という表現は、さながらここにおける勘合符のようにも思われました。
というのは、この表現には、ある種のニュアンスを感じるからです。
このニュアンスを理解し、受け入れられる、また自らこの表現を使用する人たちが、ある特定のコミュニティの成員ということです。
対話に入るためのパスポートのようなものでもあり、お互いの共通認識を確認しあう札のようなものです。この表現に違和感があるということは、コミュニティの一員ではないということになります。
価格コムなどの掲示板に書き込むことはありませんから何の問題もありませんが、(心情的にも)部外者の立ち位置です。
とはいえ、この表現をネットの検索に掛けますと、ありふれたものとして、当たり前のように表示されます。
やはり写真関連のウェブサイトやブログが多いようです。
昔はこんな表現はありませんでした。
随分写真撮影を続けてきて長いのですけれど、メインストリームからは遠く来てしまったようですね。
今日のところはこれで。
ではごきげんよう。
さようなら。