GUSTARD C16 その2

2022-06-05 10:56:44 | 音響機材/音楽再生

C16はAmazonから発注しました。

5月中旬に注文し、6月頭に受け取りました。

受け取り予定日よりも、2週間ほど早かったことになります。

 

日本の代理店から発送されてくると思いましたが、中国の深センからFEDEXで直送されて来ました。

エアパッキンでグルグル巻きにされた状態です。

まるでミイラです。

 

中国国内での貨物の扱いは手荒い、と聞いたことがあります。

それを見越して精密機械であるC16の梱包を重層にしたのでしょう。

 

面白いことに、梱包の裏表に、発送伝票が貼ってありました。

これだと、ベルトコンベヤー上で、どちらの面が上を向いていても、同じ処理が可能です。

 

賢いやり方だなと感心しました。

梱包を解きます。

U18と同じように丁寧でした。そして取扱説明書はなく、ユーザーカードが一枚入っています。

筐体を持ち上げると、何だかU18より重く感じます。

ぎっしり内容が詰まった感じです。

 

外装は安っぽい樹脂製ですけれど、サイズの割に重さがあって、それがモノの凝縮感に繋がり、精緻で高性能な機器のイメージに繋がっています。

訂正)筐体はU18と同じく金属製です。プラ製に見えてしまうのは仕上げが良くないからかもしれません。

ケーブルが付いています。

普段は、付属のケーブルには手を付けず、別のものを用意しますが、敢えて今回は同梱のものを使用することにしました。

 

この手の接続ケーブルに対する知識に欠けていてどれを選んでよいか分からないということも理由の一つです。

※U18と同じく、この筐体にぴったり収まる伸び縮みする柔軟性のある袋に収納されています

 

C16をU18の上に重ねました。

筐体のサイズは全く同一です。

同じものを使いまわしているのでしょう。

ATOLLのアンプでも見られます。

こういう合理性は性能の割に価格を抑えるのに役立ち、大変良いと思います。

 

GUSTARDは、胃薬みたいな言葉の響きがあり、オーディオ機器らしくなくて本当は嫌なのですが、会社自体は極めてまともな発想をしているような印象を受けました。

 

ではこれで失礼します。

 

 


GUSTARD C16 その1

2022-06-05 10:56:44 | 音響機材/音楽再生

マスタークロックジェネレーターです。

 

DDCである同社のC18にクロック入力端子があります。

M.C.G.(マスタークロックジェネレーター)を繋ぐと別物になるとのレビューが、ショッピングサイトの評価欄にあり、試してみたい気持ちを抑えられずに購入に至りました。

 

上流部の音質をクロック入力で決めて(締めて)、これ以上それについては考えないようにしたい、という焦りみたいな、強迫観念みたいなものもありました。

 

C16は、本来は同社DDCのU16に最適化されています。

 

U18向けには、C18という大変性能の良い、M.C.G.が用意されていますが、価格が18万もしまして、手が出ません。

 

C16は上代約8万円でした。

 

10Mのクロックと言えば、TEACのCG-10Mが直ぐに思い起こされます。

これか、MUTECのMC-3+USBを選んでおけば、差し当たり問題は無いはずで、多くの方が、この両者のどちらかを選んでいるのではないかと思われます。

 

自分もCG-10Mは検討しました。

少し金額が高めなことと、余りにも無難な選択であることがこの機種にしなかった理由です。

 

MUTECのMC-3+USBは、予算が合わないことが理由です。

金額が希望額よりかなり上です。C16の約倍。

そして、これはマスタークロックジェネレーターというよりも、リクロック+クロックディストリビューターのような機器であることから、求めているものと違うのではないかとの印象を持ちました。

 

あと検討したのは、aune audioのXC1という低価格のクロックジェネレーターです。

価格は3万円を切ります。

価格比的には性能が良さそうです。

 

ですが、また後でさらに良いものに買い替えしたくなるようなグレードのものです。

また、買い替えするのは抵抗があります(上で書いたとおりこの機に上流部を決めたい)。

 

ということで、総合的に判断して、DDCと同じメーカーである、GUSTARDのC16に決めたということです。