DSD

2022-04-29 08:59:17 | CD・音楽音源

Uさん、まだ休んでいますか。

静かに連投しておきます。

 

DSD。

御承知のとおり、ソニーとフィリップスが共同開発(規格策定)した、SACDの基礎となるデジタル技術規範です。

※CD(Compact Disc)もやはりソニーとフィリップスが共同規格開発したものです。

 

10年以上前、SONY製最上位のクリエイティブノートPC(VAIO AR-75UDB他)を、立て続けに2台使っていました。

このノートPCには、PCMをDSDに変換するプログラムが組み込まれています。

 

とても良い音だと書いてありましたが、変換に大変なパワーを要求するため、他のプログラムは中止して、動作させる必要がありました。

 

その当時は、音質へのこだわりはほぼありませんでしたし、PCオーディオのことは、全く知りません。

PCで音楽を聴くことはありましたが、それは音楽CDを再生するぐらいで、この機能は無視していました。

 

実は、興味を持って何回か起動させていましたが、動作開始までに非常に時間が掛かるため、いずれも途中で中止しているのです。

PCが高負荷で壊れたのではないかと不安に感じるのです。

 

そんななか、一度だけ動作させたことがあります。

プログラムを起動すると、画面全体が黒くなって、例の”DSD”のロゴが現れます。

 

動作可能になるまで、兎に角、時間が掛かります。

我慢しました。

思い違いかもしれませんが、DSDプログラムが動作開始できるようになると、ノートPCのインジケーターが赤くなったような気がします。

 

ヘッドフォーンで聴きました。

ヌルヌルした、ヌメッとした聴いたことのない変な音質です。

背景の黒さは感じました。

 

PCMのメリハリのある音の方が馴染みがあります。

高音質とは感じませんでした。

この一度でDSD再生は止めました。

 

こういった記憶があることから、DSDには良い印象がありません。

世の中、DSD,DSDと大騒ぎですが、あのヌメッとした傾向は変わらないのでしょう。

アナログ風だと言われていますから。

 

手元にDSD音源はありませんし、変換機構もありませんから、現在、DSDを聴く環境はありません。

 

過去の経験から、積極的にDSDに関わろうとは思いません。

機会があれば聴いてみましょう。

あのヌメヌメは今は自然なものになっているのかもしれません。

 

では一旦失礼します。

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