サロンシネマで【ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち
没後1年/生誕88年 特別企画<デジタル・リマスター版 特集上映>】
の中に「ロシュフォールの恋人たち」の上映があったので観賞に行きました。
実はこの映画は高校生の時に初めて試写会に応募して当たり観賞しました。
上映は今ない朝日会館でした。
映画の内容はほとんど覚えていなくて社会人となり、
JAZZを聞くようになってからこの映画音楽がミシェル・ルグランであると知りました。
映画の冒頭のシーンからルグラン音楽が聞こえてきます、冒頭から印象的なシーンです、
橋を渡るのにこんな方法で渡すのかと思い、全く覚えていませんでした。
ミュージカル映画なので全編に流れている音楽は、
全てルグラン音楽で思わず聞こえてくる音世界に酔いました、
ある1シーンでクラッシクとジャズの作曲家やミュージシャンの名前が出てきて、
最後にミシェル・ルグランの名前が出てきたのにはニンマリしました。
ルグラン音楽はこれらの要素を取り入れたミュージカル映画となっていて、
今聞いても色あせることはありません。
2時間上映時間でしたが、最初から最後までルグラン音楽を楽しむことが出来ました。
余談ですが、64年『シェルブールの雨傘』に引っ掛けたセリフがあり、
この映画で成功したジャック・ドゥミ監督とミシェル・ルグランはその勢いで、
この作品を作成したのではと思いました。
カトリーヌ・ドヌーヴの若く、勢いがある演技とジーン・ケリー、ジョージ・チャキリスの
ダンスが印象的です、
双子姉妹の印としてホクロが同じ場所にあることをセリフがあり、
ステージでのシーンでその場所が分かりました。
帰りの道中でもミシェル・ルグラン音楽が頭の中で鳴っていました。
双生児姉妹の歌
Michel Legrand 映画「ロシュフォールの恋人たち」 双生児姉妹の歌 Chanson De Jumelles
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます