世界の艦船は毎年1月号の特集は海上自衛隊です。
政府は「国家安全保障戦略」など防衛3文書を改定し、敵の基地など使を叩く反撃能力の保有方針を閣議決定した。
それに伴い防衛費増額分を増税で補う方向で検討に入りました。
本誌も宇田川氏が「海上防衛力の抜本的強化を考える 戦略3文書改定に向けた7つの柱」
について解説されています。
話題は報道機関からも取り上げられている、
敵の基地などを叩く反撃能力の保有方針を閣議決定されたことです。
それに伴い各氏が現状とこれからの度の様に変貌されるかを解説されています。
自分は小林氏の「潜水艦」と井上氏の「領域横断作戦と海上自衛隊」について興味があります。
潜水艦について制服組は「原潜」欲しがっている様子です、
小林氏はこの点についてはコメントされていません、
課題は無人システムです、中国は開発が進んでいるようですが、
無人水中ヴィークル(UUV)と無人水上ヴィークル(USV)をどのように活用するかです。
UUVを潜水艦での利用については回収方法が課題ですが、井上氏は回収装置の開発を推奨しています。
対地攻撃についてはアメリカのトマホーク SLCM用VLSを念頭に置いた開発が必要と解説されています。
そして井上氏の「領域横断作戦と海上自衛隊」です、
これまでも陸海空・宇宙・サイバー空間(マルチ・ドメイン)においての
情報共有のあり方について解説されていますが、
情報システム統合構築するだけでは今後の対応では不十分であり、
今後は領域横断作戦(クロス・ドメイン)の必要性を解説されています。
同盟各国との連携も進んでいく中で、
各国とのマルチ・ドメインとクロス・ドメインを構築するのは容易でないこと、
発想の転換が上層部から下部組織まで横断する必要性についても解説されています。
正面装備だけでなく、多方面において変換が求められている現状において、
限られた費用で効果的な防衛を構築するためには明確な方向性を示す必要があると思います。
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