川の人気もの

や~まの にんきも〜の それは~~
歌うのが好きな中年男の無理して書いてる、主に鮎釣行記。

2023年10月7日(土)尺鮎で球磨川納竿:球磨川遠征(4回目)・・釣行19回目(30日)

2023年10月09日 | 鮎釣り
 秋も深まって来た。鮎もそろそろ終わりだろう。今年のクライマックスは先週だったなと思いながら、球磨川に向かう。どのような川の状況になっているのか、今年の目標200尾は無理でも納得のいく釣りができるのか、どのように攻めていくか、囮はどのようなものかなどいろいろな状況でのシミュレーションをしながら。

<アクセスタイム>
唐津鏡0230=買い物0300===0600くま川囮鮎店==釣場A(三波迫の瀬)==釣場B(人吉市内)==釣場C(トヨタ前)==1900豊野町2000==2130金立SA(仮眠)2330=2415唐津鏡

 前日もたくさん寝て、昨日も2100には寝た。12時前に目が覚めたりしてなかなか2時にならない。2時前に起きて着替えて車に乗り込む。先日のうちに積み込みも終わらせている。準備万端で、あとはトライアルで食料を買い込んで多久ICに向かう。6時前にくま川囮鮎店に着く。囮は天然2尾、養殖囮2尾購入した。今日は転がしはしなくてよさそう。前回三波迫の瀬で坊主だったので、リベンジの意味もある。


 左岸よりアプローチする。誰もいない。合流点も人がいないようだ。時間も速いこともあるが、大方みんな渡とか球磨村の方に行っているようだ。
水温18度。


 貸し切り状態で、瀬肩から攻めてみる。


 
 囮はまず養殖物で雰囲気リサーチ。結構緻密に攻めていくも、音沙汰ない。
 次に下って瀬の中に入りくだっていく。ここしかおらんやろいうところを攻めるとなんか軽く触ってくる。もう一度下の方から引き上げると、あたりがあり魚が飛ぶがかからず。25cm程度?の小さな鮎だった。針をチラシから11号の3本錨に変えて流すと、さっきとは違った感じの底に抑え込む感じのあたりがあり、竿に乗る。取り込み場所があまり足場が良くないが、近くまで引きづるしかないなと考えているうちに流心に入り下り始めた。下の瀬に行かれると下って走るのがつらいので、竿を立ててこらえていると少しづつ寄って来た。慎重に竿を立てて無理に引き込まず、竿の反発力で対応してもらう。針は尻尾の方にかかっている。尻尾にかかってあまり尾びれを振ることが出来ないような感じで、ゆっくりと引き入れて手でラインを掴み、タモで救う。尺ありそう。



 先ほどの囮がだめになったので、囮を天然に変えて同じ流れを引くが、小さな鮎がはねている。さっきのかかり損ねかな。手前のよれの方にもいるはずだと下手から手前のよれに引き上げる。すると、また抑え込むあたりが竿を絞った。何故か今度も尻尾掛りのようだ。先ほどと同じくあまり労せずにタモに入る。先々週の魚の引きからすると半分以下の粘りかたで寄ってきだす。今度はやや細いが長さはある。これも細いが尺ありそう。



 再度同じ囮で、同じところを攻めるがダメだった。
 一つ下の段を攻めるとなんかいそうな感じ。ゆっくりと下の方からポイントに向けて引き上げて狙った場所に何とか引き上げ誘導するとグーンと竿をもっていく。一段下の瀬だが、引きはさほどないので、引き抜いてあげてタモでキャッチした。太さはあるが、今度は口がかりだ。あとで計ると29cmぐらい。


 丸々としているが、明らかに短い。さすがに囮は2尾の取り込みでダメそうなので、今度はこれを囮に下の瀬落ちから攻めていく。範囲も広すぎて攻め切らない。鮎のいそうな感じのとこを重点的に攻めて下まで下って終了とした。もしかしたら、あまり大きいアユも嫌われているのかも。
 

 尺鮎を連れまわすわけにはいかないので、くま川おとりによって別の囮缶に生きた囮を入れて置いてもらって、西村釣具店に向かう。

 ギリかと思っていたが、両方とも尺ありました。なんと31㎝超えだった。




 くま川おとり店に戻りさらに養殖囮を2尾仕入れて今度は市内の釣り場に向かう。ここも誰もいない。
 と思いきやオニヤンマが停まった。俺がまだいるぞとばかりに。

 もうすでに夏は通り越しているのに、立派なオニヤンマだった。まだ少し夏の余韻は続いているようだ。

 さて、昼を食べて入川した。

 先々週よりかなり流れが狭くなっているようだ。流れも少し違う感じ。
天然の大きな囮に12号の針を付けて、ポイントの上の方から探っていく。


 30分以上たったところで、反応あり。少し持ち上げた瞬間にあたりがあり、竿に乗る。
 これもそこまでの抵抗はなく、御用となった。


 囮がかなりダメージがあったので、これを囮にと思ったが、尺ギリありそう。養殖物がたくさんあるので、それを付けてその下を探る。1時間以上粘るが反応なく、少し戻ってなんか?だったところを重点的に復讐するもその後ついにあたりはなく、心が折れた。最後に例の場所に行かねばっとそそくさと店じまいをして、トヨタ前に向かう。前回初めての球磨川尺鮎を釣ったところだ。

 水位が低く、流れも少し変わっているが、根がかりは相変わらずある。
1時間以上粘ってみるが、あたりはない。右手がなぜかしびれてきて竿を持つ手がつらくなってきた。5時を回って根がかりとなり、外そうとするがなかなか外れない。結局根尽きて引っ張ってみると水中糸から切れてしまった。それと同時に私の気持ちも切れてこれで納竿とした。やっぱり、つけ糸を付けておくべきだったと後悔する。今回の釣行前に、球磨川用大の仕掛けはすべてつけ糸を取っていたのだ。やっぱりつけ糸から切れる方がはるかにいいような気がする。11号以上の大きな針で針が折れたり曲がったりなどあまり考えられなくなってきている。

 

 上の釣り人は大きな鮎をかけていたようだ。
 最後の水温は20℃。


 これで、納竿とする。
 また、西村釣具店に行って、昼の魚のカラー魚拓をもらいに行ってこなければいけない。また、先ほど釣った魚も見てもらうと30.5㎝ということで魚拓を取ってもらう。



 あまり大きな魚ではないが、今日一日で4尾釣れて、うちの3尾が尺鮎だった。いろいろと有った今年の球磨川だが、合計で5尾の尺鮎が釣れたことになる。悔しいのは魚が小さく太っていなかったこと。例年こそはスーパー尺鮎を釣ろうと決心した一日でもあった。
 明日はかなりの雨が降るとのこと、二泊予定で来たが一泊もせずに帰ることにして、松橋IC近くの二軒の親戚に2尾づつ日ごろのお礼に大鮎をさしあげて、帰路に着く。金立SAでさすがになむたくなって、2時間ほど爆睡し無事に帰りついた。

 
<9日の仕掛け>竿:ダイワ硬派大鮎100N
・大仕様
天井糸  ナイロン2.5号
水中糸  0.4(ハイパーMステージ)
つけ糸  1.5号  なし(直結)
仕掛け糸 2.5号
鼻カン  8号
ハリス  3号
さかさ針 エンゼルグース2号大鮎
針    二本ヤナギ荒瀬12号・10号(オーナー)
     3本錨龍の太軸11号、12号
背針:常時使用
錘 :3号まで

<その他>
・「釣れると尺鮎です。」という釣り人がいましたが、その通りになりました。
・西村釣具店で、メガ尺アユの魚拓見ました。メガ尺アユの規定は何ですかと聞くと:34cm以上。500g以上店主が勝手に決めたらしい。「目標があれば頑張るよね。」だと。「さっきまで瀬田匡志さんいたよ。」と有名人も来て魚拓を頼むのね。
・天然囮を使用したが、できれば天然囮も大きな方がぜっていにいい。尺ある魚も囮にしたほうが良いかも。大きさで潜り方が違う。
・つけ糸はやっぱりあったほうがいいです。尺鮎を囮にして根がかりしたら泣けばいいのだ。
・魚影が薄い時のポイントを探っていくときの楽しみにも限度があります。釣れないといい加減に疲れます。

 球磨川の魚は下の方はまだ元気なものもいるのかもしれませんが、卵も出し終わっているような魚が釣れましたので、終わりにします。日田に行っていないのが心残りです。
 
 川の神様、今年もたくさんの鮎釣らせていただいて有難うございました。
来年もよろしくお願いします。

おわり
 

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