要領が悪くても

どうやら、私は要領が悪すぎる。

声高に言われたらすぐにおびえ、
要領よく応えられない。

的を射ないことを言うものだから、
相手はイライラしてしまうみたいだ。

結局今回のことも、もともとの全体の流れを把握しきれてなくて
質問されても的確に応えられなかったことで起きた。

きのうは
私がチームのリーダーとしてうまくやれなかったことが
目標達成出来なかった原因なんだと結論づけていた。

今日、係長とスーパーパイザー3人で話して
色々工夫していたことが思いだされた。
休んでいる間にすっかり忘れていた。

係長からは、
「今回の結果を失敗だと思ってるの!？
大成功だよ。
そんなに一人で責任感じないで。

初めてやった素人が
うまくリーダーなんてやれるわけないだろ。
みんなの方がベテランなんだよ」

そうか。

でもきのうは、私の力不足ばかりを考えていた。

報告書の提出は月曜日にしてもらった。

係長は
「100パーセント完璧にできるなんてないんだから
力抜くとこ、集中してやるとこ作らないと疲れちゃうよ」
「あっこんなこといっちゃダメかな、はっはっ」
と終始明るく受け止めてくれた。

きのうの現場を彼は見ていて
「ああいう長いの嫌いなんだよな」
と朝から味方の発言をもらっていたのだ。

課長が私を成長させようとしているのはわかる。

それは係長もわかっていた。

こんな風に会話ができて話せたら
もう少し昔の記憶も思い出しながら
応えられたのかもしれない。

機関銃のように次から次に質問されると
何も考えられずフリーズするみたいだ。

要領の悪い主人公の出てくる「ひなた弁当」を
また読みたくなった

さて、今日は早く終わってもう駅に着きました。

今から久しぶりにヨッシーとつみきくんに会います。
いつものもつ焼きやさんでね。