朝早く、めずらしく長女が武蔵野線で30分かけて新習志野駅まできて、天然温泉「湯〜ねる」の朝風呂に付き合ってくれた。
神社検定を受けると、古事記や日本書紀を読むことになる。
海幸彦や山幸彦の昔話も子供のころ読んだのか、祖母から寝物語に聴いたのかよく覚えてはいないが、山幸彦という名前は覚えている。
その山幸彦(彦火火出見:ひこほほでみ)と豊玉姫(とよたまひめ)の子が鵜茅葺不合(うがやふきあえず)で、その子を玉依姫(たまよりひめ:豊玉姫の妹)が乳母として育てた。
そののち、鵜茅葺不合(うがやふきあえず)と玉依姫(たまよりひめ)は天皇の初代・神武天皇を生むので、日本人としては知っておくべき事柄だった。
上総の国一之宮・玉前神社
玉前神社の御祭神は「玉依姫」
子を慈しみ育てる、という気で満ちている神社である。
日ごろ、京葉線快速を利用して新木場や東京駅に上ったり、蘇我・鎌取・土気に下ったりしているのに、千葉に来て50年、一度もこの快速の終点「上総一ノ宮駅」に来たことがなかった。
玉前神社の一の鳥居は、真東を向いているそうで、春分の日と秋分の日は太陽がぴったりと鳥居を照らす。
そして、それは出雲大社までのラインに沿っているという。
誰が名付けたのかは明らかにしていないが、「レイライン:ご来光の道」だと神社案内の三つ折りパンフに書かれていた。
玉前神社、寒川神社、富士山山頂・浅間神社、七面山、竹生島、元伊勢・皇大神社、大山・大神山神社、出雲大社の八社が一直線上に並ぶ。
このうち三社(玉前神社・寒川神社・出雲大社)しか
まだ詣っていない。
私の神社散歩も前途洋々。
散歩に食事はつきもの。
玉前神社一の鳥居から、民芸品製作販売の店「ちゃらこや」さんの店先をとおり歩いて1分の「布袋屋」さんの『真いわしの天ざる950円』をいただきました。
るるぶ特別編集「一宮町」5ページ目に掲載されていた。
玉前神社は、上総一ノ宮駅東口から500m、歩いて6分。
今回は、車で行った。