前回の記事(2024/12/01)では、足を通じて低周波音を聞き取れるマンモスが大地(地球)の運動までも知覚できるという設定の話が出ました。この仮定がもし成り立つとすれば、マンモスや象が歴史時代のホモサピエンスのような高度な文明社会を築いたとしても、「チ」の物語のような歴史[Ref-1]は生まれなかったことでしょう。彼らにとっては「大地は絶対に動くはずがない」という信念の方が感覚的に妄想というこ . . . 本文を読む
いわゆる小学校唱歌(文部省唱歌)には元歌を修正した替え歌が結構あるようです。
「輝く夜空の星の世界よ~」で始まる『星の世界』は現在ではどれくらいの人々が知っているのか知りませんが、これ、元は讃美歌らしい[Ref-1]。調べてみると、いくつものバージョンがあるようです。架空の神様を讃える歌が現実の美しい宇宙を讃える歌に変化したわけで、ある意味ではそんなに大きく変えたとは言えません。
Jap . . . 本文を読む
本ブログ「異生物の心」(2024/06/30)や「魔界の異生物SF?」(2024/06/30)では架空の知的生命体の心を想像してみたのですが、これが人とも異なる実在の動物達の心を描くということになりますと、ジャンルがとても曖昧になります。なにせ、そんなテーマのフイクションは太古の昔からありますから。
動物フィクションの主人公として圧倒的に多いのは犬、次に猫、でしょうね、やっぱり。SFと銘打っ . . . 本文を読む
前回示唆した、「一般にロシアの歌が日本に伝えられると遅いテンポに変えられる傾向にある」というwikipediaの記事の記載への反例ですが、それは有名な「トロイカ」です。
ロシア版と日本版との比較は世界の民謡・童謡のサイトでどうぞ。体感的にはロシア版は日本版の2倍くらいスローテンポです。それもそのはずロシア版では、トロイカの御者の嘆きの歌なのですから。
ところで悪役の「нехристь с . . . 本文を読む
本ブログ(2024/02/11)「侵略にも三分の理(3):過剰防衛?」や本ブログ(2024/04/26)「家族システムの「進化」:総括」ではロシア国家について少々厳しい見解を披露しましたが、ロシア民謡は好きです。そのオリジナルの歌を知りたくてロシア語をたしなんだくらいなので。といっても多くの人も知っているような歌しか知らないので、別にディープなロシア民謡好きとは言えませんが。
色々ありますが . . . 本文を読む