仙台のMTBショップDimensionの日記

初めてのサスペンション

を分解するのはワクワクしますね。

中はどうなってるんだろう?という感覚と、こうなっているはず。という予想があってその通りだったり、全然違ったりして面白いです。
基本的には予想が外れることは無いんですが、MAVERICKだけは違いました。
予想と全く違い、凄い構造でした。
面白いです。
その凄さが分かるのが上の写真です。
この部品が何かというと

このように、ダンパーロッドを受ける部分なんですが、これほど長い構造でしっかり受けるものは見たことがありません。
一箇所だけで支えるより、二箇所で支えた方が曲がりにくい、さらにその二箇所の距離が遠いほどより曲がりにくくなるわけで、これならば真直ぐにダンパーにロッドを押し込めるので良いでしょうね。
アメリカの製品はたまに過剰と思える構造を持ったオタクなものがありますが、これもそうでした。
さらに、このフォークは倒立なんですが、倒立だとインナーチューブが下に来て、さらに外に出ているために岩なんかにぶつけたりする危険性が高くなります。
でもこのフォークはインナーチューブの外に出ている部分はただの筒で、中には何も入っていないのでぶつけて変形してもダンパーやスプリングに影響が出ません。
非常に面白く、考えられたフォークでした。
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