出番無し
十月第一週もまだ続く夏日予報。今年は間服の出番は無しか。 こんな気候が来年も続くとしたら、グズグズ言ってないで体を慣らした方がいいかも。 さっきネットで見たら、い...
ありがちな評価
クラシックのファンでなくても欧州の音楽家フランツ・リストの名前くらいは聞いたことがあろう。調べてみると『ピアニスト、作曲家』と紹介されている。 本業ピアニスト...
烏瓜(からすうり)の蔓
毎年秋が近付くと、家の西側で、他の雑草の繁茂を抑え、烏瓜(からすうり)の蔓が勢い付く。根は薩摩芋に似た塊根で活力があり、初夏に蒔いた除草剤に負ける素振りも無い。 晩夏の...
英語で俳句
辱中、ケルアックの『BOOK OF HAIKUS(俳句の本)』を読む。 英文で数行に分かち書きされ、『ハードな省略』を多用し、読後感が日本の俳句のそれと同じになる辺...
思い出を旅する
霧ヶ峰に登り着く途中に古くからの呼び名で『池のくるみ』という不思議な名前の湿原(踊場...
頭に注射
マグロは、寝るときでさえ休まず泳ぎ続ける(睡眠中は、尾ビレをゆっくり動かし、エコ・モードに入るらしいが...)。オイラも起きてる間は何かしら考え続け、書いたり・撮...
酢豚
老年代以下の世代では、専業主婦がめずらしい世相となった。故に支度に時間のか...
誰か発音してくれないか
十七歳のアルチュール・ランボーが学業を放棄し、三度目の家出をした頃、つまり1871年頃に書いた韻文を、突然、深夜に読みたいと思ったとき、詩集が手の届くところにあ...
ユベール・ロベールの廃墟画
夜中に目が覚めて再び眠くなるまでの時間、活字を読むよりは、画集や写真集を見る方が一頁ずつ完結するので都合が良い。 ところで、歳をとって蔵書を整理する時、良書で...
写実にこだわる画伯ではあった
太陽光が、やや逆光気味に上から来ているのに、お腹の辺りに来ている光量とボード裏の陰とのコントラストに不自然さがある。つまり、左側から助手によるヘタクソなライティン...