きみの靴の中の砂

顔を合わせる努力をしないといけない





 最近、水口イチ子とオフの時間が合わない。一日に1度か2度、写メを送り合うのが精一杯。しかし、写メは便利なようで実は逢っているような錯覚をもたらすだけだから、やはりきちんと逢って顔を合わせる努力をしないといけない。

 ところで、昨日は夜半過ぎまで TV 局の会議室で放送台本に手を入れ、その後メール・チェックもせず、新宿二丁目の朝までやってるバー経由で帰宅。明け方、就寝前に着信履歴を見てイチ子からの写メに気付いた。

《これからシドニーまで乗務します。行ってきます。日曜の午後便で戻りますが、夜、逢えますか?》

 残念ながらもう離陸したあと、と言うかシドニー着陸目前の時間。返信メールは適わない。
 もう三週間も逢っていないから、どうにかして日曜の夜は仕事のアポを入れずにおきたい、というよりは仕事をさっさと済ませておこうと心に決める。

 さて、イチ子がメールに添付してきた出発時刻案内の電光板の写真だが、よく見ると彼女の乗務する便が表示されていない部分だ。ブリーフィングに遅れそうだったのか、成田の発着ロビーを急ぎながら、とりあえず慌てて一枚撮ったもののようだった。




Peter & Gordon / I Go to Pieces


 

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