きみはまだ未成年だったから、日暮れてバーに連れて行くわけにもいかず、大抵は床が砂でざらついた海岸通りのアイスクリーム・ショップで過ごすのが、その夏のぼくらの日課だった。
ぼくは独身だったから、若い女性と一緒にいても誰にもはばかるところはなかったけれど、やはり二十以上も年の離れた女性とでは、衆人の目にいったいどう写っているのか、まったく気にならないわけではなかった。
</object>
The Raspberries / I Wanna Be With You
最新の画像もっと見る
最近の「『ノート(Cahiers)』或いは、稿本『北回帰線の南』から」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2007年
人気記事