ネットに何かしらの文章をアップする時、人は、誰かに読まれるであろうことを予測して書くわけで、その作文には、自然と無意識のうちに多少の配慮をしていると思う。
そこで、『これは自分以外には誰も読まない!』と自らに何度もよく言い聞かせてから書き始めるとしよう。チェックするのは誤字脱字のみ。すると何が起こるか。文体は整っていないにしろ、内容のクオリティが上がっているのに気づくはずだ。
『他人を念頭に置かず、自分のためだけに書くものが最高のモノになる』と言ったのは、ヴァレリーだったか、バルトだったか。