柿右衛門の絵付けのようで、なかなか旨そうだった
近所の元農家の庭先に、丈の高い柿の古木がある。 東京では旬は終わったが、...
デルフトの眺め
旅行作家・水口イチ子が、ある年の取材旅行中、パリのカンパーニュ・ブリュミエール通りの画材屋の店頭で、フェルメールの『デルフトの眺め』の複製画を見つけたとき、ど...
初めてきみを見たのは...
スイスに似た気候は元より、斑尾山・黒姫山辺りの山容に愛着を持つ人達が夏の野尻湖畔に避暑に集まる。 町並みが開けているのは駅のある西側の湖畔で、対岸は、YMCA...
冬至
(op.20241221 - 1 / Studio31, TOKYO) 今日、冬至。 夕方から撮影に出かけた。 三時間ほど遊んで帰ると、イチ子さんがお風呂に...
オモシロイコトナイデスカ
蜜柑のイメージからすればだいぶ小ぶりだが『ピンポン玉より多少大ぶりの蜜柑』とか、風呂上がりに耳の中をグリグリする『ドラッグストアの特売綿棒』とか、そんなものをジッ...
『江戸メシ』展
「久々に足を運んでもいいと思う企画展を見つけた」と水口イチ子が言う。 https://www.ukiyoe-ota-muse.jp/edomeshi/ ...
ダイジョーブか!?
アメリカの作家は、基本、第一稿は手書きである(初等教育からそう習う)。 作家は、次にその手書き原稿に朱を入れ、タイプする(タイプ打ちは、概ね旧知のタイピストが当た...
あとひとつ足りないもの
半熟卵を作る。 お湯が沸騰する寸前に —— 摂氏90度くらいになったら —— 生卵をふたつ投入して待つこと楽しい八...
ノエル・ケーキ
リキュールが薫り、ドライフルーツをたっぷり使ったノエル・ケーキ。 イチ子さんは、今年も手製のベラベッカを数本、キャンドルと共にテーブルに飾った。 明日、このクリスマスをひとり...
たのしい降誕祭の真相
大昔、基督の降誕年・月・日時には諸説あって、不明だったところを4世紀にローマのある偉いお坊さんが、「これからは12月25日を主の誕生記念日として統一しようじゃない...