日焼けしない程度に暖かいところへ...
COVID-19が流行る何年か前、クリスマスから正月休みにかけてにふたりで南太平洋の小島伝いにオーストラリアまで旅したことがあった。 あの時、きみは背中に結構...
林で書いた詩
あるテレビ・ドラマの冒頭。 海へ下る坂道の風景が美しい北海道小樽。 市立図書館に勤める寡黙な青年司書がひとり。 そしてある日、借りたいと彼の前に本を差し出す、都会か...
気付くのが遅いにも程がある
年の瀬に「混色」を復習した —— 加法混色、減法混色、中間混色などなど —— 学生の頃に、もっと真...
小学生の頃から、てっきり春の花だとばかり思っていた
イチ子さんが庭のプランターにパンジーを作っている。 「随分綺麗に咲いてるけど、これから冬なのに寒さに負けないように品種改良されているの?」とぼく。「そんなことし...
茅ヶ崎の『夏の妹』たち
(op.20241218 - 1 / Studio31, TOKYO) 絵画や写真のような静止画にだって、制作...
細かいことを言い出せばキリがない
飲物を正しく・美味しく飲む作法を知っているうるさ型は、世の中にいるようでなかなかいない。例えば、玉露を淹れるお湯の温度を気にしたりとか、ワインは静かに注いで、決し...
イチ子さんのプルメリア
この夏の猛暑のさ中、イチ子さんの庭(ぼくは、忙しいので庭の使用権はとっくに放棄した)では、プルメリアの花が当たり前のように咲いて芳香を漂わせていた。 そのご褒...
Touchstone —— ぼくらの試金石
(op.20241219 - 1 / Studio31, TOKYO) みんなホントのことだったし、それは今もオナジ。 【Gordon Lightfoot ...
オトナと呼ぶには程遠いのかもしれない
(op.20241219 - 2 / Studio31, TOKYO) 世相にばかりかまけているようでは、人は、オトナと呼ぶには程遠いのかもしれない。 ...
いやいやいや、イェイツは、そもそもイングランド人じゃない
イチ子さんの捜しもの。 「ふるーいイングランドの詩集で、四六判よりも小さくて赤茶のクロス装なんだけど、どこかで見なかった? 背表紙の文字が銀の箔押しのやつよ」...