実は昨年2015年末をもって、32年勤めた会社を(定年まで、あと3年残っていたけど)早期退職した。
きっかけは、単身赴任だった。
単身赴任先は、静岡の三島だった。会社の寮を出て、社内の席に着くまでの通勤時間は1時間きっかり。
通勤ラッシュなどとは無縁で、電車に15分揺られるだけ。あとは、空いている社バスに乗るだけの生活だった。
その上、気候温暖で都内よりも最高気温は2、3度高く過ごしやすい。そして会社生活で初めての『定時出社の定時帰宅』を謳歌させて頂いた。
特に7月から9月までは、所謂サマータイムでは、仕事時間は8:30~16:45となって18:00前には寮に帰宅する日々になり、高校生活並み??
それで、本当に自分の趣味やら特技を磨くことが出来て、有意義な静岡生活だった。
望んだわけではないのだが、本当に多忙な仕事から外してもらった会社には感謝している。(一方では左遷という事も頭をよぎったが・・キニシナイ)
ところが、2016年から都内に戻る可能性が出てきたのだ。(1年で今の生活終わり??左遷じゃあなかったか?)
また都内生活となると早朝5時台の電車に乗って、夜遅くまで上司の目、部下の気持ちを考えながら、仕事する生活?
一度は、『関東UHFコンテスト』中に会社から呼び出しとか・・ありえねぇ!!
『そんな生活に今更戻れない!!』と思ったのだ。ただ、100%都内に戻るとも戻らないともいえない。
当たらぬも八卦!という訳で昨年8月に退職を決断したわけだ。蓄えがあるわけでもなく・・退職金のみ??
これで、年金もらえるまで??不安不安不安。
『他人の夢』
会社って「他人の夢」(社長か部長か上司か知らないが)の駒になって、その中で自分の住処を見つけてるだけだった。
もちろん、自分は自分に合った居場所を見つけたけど→土下座して謝って回る!
『管理職だから残業、深夜も土日も関係ない』とか笑って過ごしていたけど・・・どんなに『前向きに考えてニコニコして生活していて』も理不尽だらけ。
理不尽なことを書けば・・何千行でも書けるぜーーーーー(みな同じ?)
そんなわけで今更、この年齢で?『自分の小さな夢』を追ってみることにした。
『自分の夢』
うすうす感づいている方もいると思うけど・・仕事の話は別の機会に。
新しい仕事には、まだ慣れずに、失敗ばかりだけど1ヶ月たって、やっと先が見えてきた。でも、まだまだ??
新しい仕事は基本、午前中にはほぼ終わるので、早ければ午後2時に帰宅して、午後はリグの製作やらアンテナの解析やらを行っている。
ま、それでも新しく事業主となるので、役所へ銀行へと結構忙しく、まだまだ落ち着かない。落ち着くまで半年はかかるだろう。
安定した生活と給料の陰には、個人の犠牲は多大なものがある
今は、先の見えない不安な生活・・だけど何の制約もない。
あなたは、どちらを選びますか????聞くまでもないか。